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ベルギーの海外渡航情報! PCR検査は? ビザは必要? ベルギー旅行の際に知っておきたいことまとめ(2024年2月25日更新)

ベルギー るるぶ&more.編集部 るるぶ情報版(海外)編集部
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再び盛り上がりはじめた海外旅行。渡航の前に用意しておくことやもの、最新情報をこの記事で確認してから出かけましょう!

Summary

ベルギー旅行 出入国条件事前準備チェックリスト

旅行様子

日本入国時の水際措置の終了

2023年4月28日から、新型コロナウイルス感染症に係る水際措置が終了となりました。

これまでの水際措置として、有効なワクチンの3回接種証明書または出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書のいずれかの提出が必要でしたが、不要となりました。現在は、新たな感染症の流入を平時においても監視するための「感染症ゲノムサーベイランス(※詳細は以下)」が開始されています。
※主要5空港(成田、羽田、中部、関空、福岡)において、発熱・咳などの有症状者に対し、任意でゲノム解析を実施。ただし、この解析において陽性となったとしても、隔離措置や公共交通機関の使用制限などはなし。
◎今後の水際措置について(外務省)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2023C022.html

日本出国前に準備しておくこと

日本出国前のPCR検査は不要です。

●Visit Japan Webへの情報登録【推奨】
日本帰国手続きに必要な「税関申告」をWeb上で行うことができるサービス。日本出国前にメールアドレスでアカウントを作成し、同伴する家族などの利用者情報や、入国・帰国のスケジュールを登録しておくと、帰国時の手続きがスムーズに行えます。
◎Visit Japan Web(デジタル庁)
https://vjw-lp.digital.go.jp/ja/

ベルギー入国に必要なもの

2024年2月25日現在、日本国籍ならワクチン接種の有無に関わらず、ベルギー入国時にPCR検査の陰性証明書を提出する必要はなく、入国後のPCR検査や待期期間もありません。

●パスポート
10年以内に発行されたパスポートで、残存有効期間は出国時3カ月+滞在日数以上必要。
※観光目的で、シェンゲン領域国での滞在日数の合計が直近180日のうち合計90日以内であればビザ不要

●ETIASの取得【2025年半ばから導入予定】
ETIAS(エティアス)とは一般的な観光や乗り継ぎのために、シェンゲン領域国をはじめとするヨーロッパ諸国(イタリア、スペイン、フランス、ドイツ、オーストリア、チェコ、ハンガリー、フィンランド、オランダなど30カ国)に入国する際に必要な渡航認証制度のことです。直近180日のうち、合計90日以内の滞在が認められます。2025年半ばから導入が予定されており、取得をしていないと飛行機や船舶などに搭乗できないことも。取得はオンラインで行い、クレジットカードで支払いとなる予定(料金は€7で、18歳未満と70歳以上は無料)。有効期限は3年、またはパスポートの有効期限まで。パスポートを更新した場合は、再びETIASを取得する必要があります。
◎ETIAS公式サイト
https://travel-europe.europa.eu/etias_en

●海外旅行保険加入【推奨】
海外で病気やケガをした場合、原則的に医療費や追加滞在日の宿泊費は自己負担になります。万が一の場合に備えて海外旅行保険に入っておくと安心です。クレジットカードによっては海外旅行保険が付帯するものもあります。渡航の決済を該当のカードでするなどの条件がついていることもあるので注意が必要です。また、帰国後に医療費を請求するために、現地での病院で診断書や領収書をもらっておきましょう。

●「たびレジ」の登録【推奨】
「たびレジ」とは、外務省からの最新の安全情報を日本語で受信できる海外安全情報無料配信サービスです。出発前から旅先の安全情報が入手できるだけでなく、旅行中も大規模な事件や事故、自然災害など緊急事態が発生した場合、現地の大使館・総領事館からメールで連絡を受け取ることができます。
利用者登録はこちら:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

日本帰国時に必要なもの

●パスポート

●税関申告の登録(Visit Japan Webから)【任意】
空港内の税関検査場にある電子申告端末を操作するときに必要。Visit Japan Webの「日本入国・帰国の手続き」画面の「携帯品・別送品申告」をタップして手続きを済ませると、「携帯品・別送品申告」の情報を含んだ二次元コードが発行されます。二次元コードを未発行の場合は申告書を書いて税関カウンターへ進みます。

ベルギー 渡航情報

入国の流れ

・到着
到着ゲートから案内表示に従って入国審査へ。

・入国審査
出入国カードは不要なので、パスポートのみを提示します(帰りの航空券の提示を求められることもあります)。入国目的や滞在日数を尋ねられる場合も。なお、シェンゲン協定領域国からの乗り継ぎで来た場合、すでに経由地で入国審査を終えているので、再度の入国審査はありません。

・荷物の受け取り
乗ってきた飛行機の便名が表示されたターンテーブルで荷物をピックアップします。荷物が出てこなかったり、破損しているといったトラブルは、荷物を預けた時に渡されたクレームタグ(荷物引換書)を空港係員に提示して対処してもらいましょう。

・税関
税関カウンターへ進みます。免税範囲内ならば「申告なしNothing to Declare」 のゲートへ向かい、免税範囲を超えている場合は、「申告ありSomething to Declare」のゲートで所定の金額を払います。EU加盟国では、€1万相当以上の通貨(外貨や小切手なども含む)を持ち込む場合には申告義務があるので要注意。

・到着ロビー
到着ロビーには両替所や観光案内所があります。

・ベルギー入国時の制限
<主な免税範囲>
◎通貨:…€1万以上は要申告
◎酒類:度数22%以上の酒類1ℓ、または度数22%未満の酒2ℓ、非発泡性ワイン4ℓ、ビール16ℓまで(17歳以上)
◎たばこ類:紙巻たばこ200本、または細葉巻または小型葉巻100本、または葉巻50本、または刻みたばこ250gまで(17歳以上)
◎その他:みやげ品は€430相当(15歳以上)

<シェンゲン協定とは>
ヨーロッパの一部の国家間で締結する検問廃止協定のこと。シェンゲン領域国間の移動は、国境の通行が自由化されています。これにより日本など領域国以外から入国する場合は、最初に到着した領域国の空港でのみ入国手続きを行います。出国の際は最後に出国する領域国で出国手続きをします。
シェンゲン領域国
イタリア、フランス、ノルウェー、ギリシア、ルクセンブルク、スウェーデン、ドイツ、オランダ、フィンランド、オーストリア、ポルトガル、スロヴァキア、ベルギー、チェコ、マルタ、ポーランド、スロベニア、リトアニア、ハンガリー、ラトビア、スイス、エストニア、デンマーク、スペイン、アイスランド、リヒテンシュタイン、クロアチア 
※2024年2月時点。2024年3月31日からルーマニアとブルガリアが加盟予定

出国の流れ

・チェックイン
利用する航空会社のチェックイン・カウンターへ行き、パスポートと帰りの航空券を提示。大きな荷物を預け、荷物引換証(Claim Tag)と搭乗券Boarding Passを受け取る。搭乗開始時間BoardingTime、搭乗ゲートBoarding Gateを確認したらチェックイン終了。通常、チェックイン手続きは出発時間の2時間前から開始されます。

・出国審査
パスポートと搭乗券を審査官に提示します。本人であることが確認されたら手続き完了です。

・税関
とくに申告する必要はありません。税金の払い戻しを申請する品物を手荷物として機内に持ち込む場合は、出国審査後の税関で確認印を押してもらいましょう。

・搭乗ゲート
搭乗券に指定された搭乗ゲートへ。チェックイン時に確定していない場合は、掲示板でゲート番号や搭乗時刻を随時確認しておきましょう。ゲートが変更される場合もあるので注意が必要。

免税手続きについて

支払った付加価値税の一部が戻ってくる!
商品の価格には消費税にあたる6~21%の付加価値税(英語ではValueAdded Tax、略してVAT)が含まれており、品目によりその税率は異なります。ただし、EU圏外の旅行者は申告すれば、税金の一部払い戻しが受けられます。条件は「TAX FREE SHOPPING」のマークがあるTAXFREE加盟店で、1日に1店舗で免税対象額以上の買物をし、未使用のままEU圏外に持ち出すこと。購入する際、「タックスフリー、プリーズ」と申し出て、免税書類を発行してもらい、EU最終出国地の税関で手続きをしましょう。

各国のVAT税率と免税対象額など
ベルギーVAT税率21%、12%(マーガリンなど)、6%(食品類、書籍)/免税対象額€125.01以上/還付率10.6%~15%、4%(食品類、書籍)

①お店で
購入時に免税書類を発行してもらいましょう。パスポートが必要です。免税書類に必要事項を記入します。

②空港で
帰国時に出国する税関で、未使用の購入品、レシート原本(クレジットカードの控えは不可)、パスポート、航空券を提示し、免税書類に確認印を押してもらいます。

③お金の受け取り
現地の専用カウンターで現金(現地通貨)で受け取れます。またクレジットカードや小切手での払い戻しも可能。その場合は店でもらった封筒に書類を入れ、税関脇のポスト、または帰国日に成田空港のカウンターに設置されている専用BOXへ投函(関空はポストのみ)。成田・関空では日本円で受け取れます。詳しくは、グローバルブルーの公式サイトを確認。
※成田第1・第2ターミナル、羽田、中部、関西にある専用ポストに書類を投函して申請することも可能。後日、小切手またはクレジットカードの口座に日本円で払い戻されます
※問合せはグローバルブルーのWebフォームから(英語のみ)
https://cs.globalblue.com/s/contactsupport/submit-your-request?language=en_US

日本帰国時の注意

海外渡航者には免税範囲が設けられており、「Visit Japan Web」による電子申告が推奨されています。これを利用しない場合は、紙の申告書を提出しましょう。

<主な免税範囲>
◎酒類:3本 1本760㎖のもの。20歳未満の免税はなし。
◎たばこ類:紙巻たばこ200本、または葉巻たばこ50本。加熱式たばこのみの場合、個装等10個(「アイコス」のみ、または「グロー」のみの場合は200本、「プルームテック」は50個まで)。その他の場合は総量が250gを超えないこと。20歳未満の免税はなし。
◎香水:2オンス 1オンスは約28㎖。オーデコロン、オードトワレは含まない。
◎その他:1品目ごとの海外市価の合計額が1万円以下のもの全量(海外市価の合計額20万円までが免税)。
詳細は税関https://www.customs.go.jp/を参照

<輸入禁止>
◎麻薬、大麻、覚醒剤、鉄砲弾およびけん銃部品、爆発物や火薬、貨幣・紙幣または有価証券の偽造・変造・模造品、わいせつ物、偽ブランド品など。土、土付きの植物、一部の果実も。

<輸入規制>
◎ワシントン条約に該当する物品。対象物を原料とした漢方薬、毛皮・敷物などの加工品も同様。ワニ、ヘビなどの皮革製品、象牙、剥製、ラン、サボテンなどは特に注意。

<動植物>
◎果実、切花、野菜、ソーセージといった肉類などは検疫が必要になる。乳製品も制限あり。
※2024年2月現在、多くの国で家畜の病気が発生しています。また、おみやげや個人消費用の畜産物は検査証明書の取得が難しいため、肉製品や動物由来製品のほとんどは、日本へ持ち込むことができません。詳細は動物検疫所https://www.maff.go.jp/aqs/ を参照

<医薬品・化粧品など>
◎個人が自ら使用するものでも数量制限がある。医薬品(毒薬、劇薬及び処方せん薬以外)は2カ月分以内。外用剤、化粧品は標準サイズで1品目24個以内。

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