
【静岡市】富士山の絶景と美食を堪能する1泊2日観光モデルコースを体験!【#編集部のおでかけキロク】
こんにちは。るるぶ&more.編集部員の“のじょ”です。今回は、静岡市の絶景とグルメを心行くまで楽しめる1泊2日のモデルプランを体験してきました。静岡市の特産品であるイチゴやお茶、海鮮も楽しみつつ、静岡らしい富士山の景色をたくさん目にする1泊2日。最後は今話題の用宗(もちむね)エリアもご紹介しますよ!
Summary
甘みがたっぷりの「石垣いちご」をイチゴ狩りで堪能
旅の始めは静岡イチゴから。JR静岡駅から車で20分ほどの場所に位置する「久能いちご海岸通り」では、全国でも珍しい石垣栽培でイチゴが作られているんです。「石垣いちご」とよばれており、暖かい静岡の気候と石の保温効果を利用してイチゴを作ることで、温室の電気代を使わずにイチゴを育てることができます。
ビニールハウスではあるものの、自然の熱を利用しているからか熱がこもった感じがせず快適です!!
そんな「石垣いちご」をたっぷり食べるなら久能海岸の目の前にある早川農園がおすすめ。30分食べ放題でイチゴ狩りを楽しめます。
主な品種は、静岡イチゴとして有名な「章姫(あきひめ)」。そのまま力を加えたらジャムになってしまいそうなくらい甘くて軟らかい……! 身が軟らかくて長時間の輸送が難しいため、まさにイチゴ狩りのためのイチゴです。
ヘタが反り返っているものは完熟のサイン。スーパーではなかなか食べられない、完熟のイチゴを思いっきりほおばりましょう。
また、併設のカフェではイチゴをふんだんに使ったパフェや、品種ごとの食べ比べなどもできます。ここでしか食べられない「石垣いちご」を食べに全国から訪れるのだとか。
イチゴ狩りはビニールハウスが温かくなりすぎてしまうお昼前までに行くのがベストです。
ちなみに、早川農園から徒歩圏内には1159(いちいちごくろうさん)段の石段が続く久能山東照宮があります。
こちらの入口に、「石垣いちご」の石碑がありました。イチゴと石垣が表現されているのが分かりますか?
「章姫」は「石垣いちご」のために作られた品種なのですが、ここではその作り手の萩原章弘さんが称えられています。
車で5分
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地元の新鮮野菜を使った絶品パスタ&ピザをランチに
ここ「DON FARM」は、農園が運営しているレストランということもあり、新鮮な地元野菜をピザやパスタで楽しめます。
とってもボリューミーで、これだけの野菜が食べられてお得と地元でも大人気なのだそう。
■DON FARM(どん ふぁーむ)
住所:静岡県静岡市駿河区西平松480-2
TEL:054-238-7330
営業時間:11時30分~14時LO、18時~20時30分LO ※土・日曜、祝日は11~14時LO、18~21時LO
定休日:月曜(月曜が祝日の場合翌日)、第2・4火曜
車で17分
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雪化粧をした富士山を「三保松原」やクルーズ船から観賞
静岡市で富士山を見るなら…ということで、王道の「三保松原(みほのまつばら)」へとやってきました。まぶしい海に向かって松林を抜けていきます。ちなみに写真に写っているのは、神様がいらっしゃるときに目印にされる「羽衣の松」の3代目です。
毎年2月14日にこの「羽衣の松」を目印に降り立ち、三保松原から松で囲まれた「神の道」をまっすぐ進み御穂神社に向かうそう。
■みほしるべ(みほしるべ)
住所:静岡県静岡市清水区三保1338-45
TEL:054-340-2100
営業時間:9時~16時30分
定休日:なし
車で16分
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そのままもう1つの富士山の絶景を見るべく、クルーズ船「ベイプロムナード号」に乗り込みます。このあとご紹介するエスパルスドリームプラザへ移動すると乗り場がありますよ。
1周40分ほどの「富士山清水みなとクルーズ」で、海の上から富士山や三保松原を眺めてみましょう。1日4便の運行なので要注意です!
デッキから、雪化粧をした富士山をゆったりと眺めるひととき。
海上から引いてみる三保松原ももちろんみどころですが、コンテナの積み卸しをするクレーン、通称“清水のキリン”や、大型の貨物船・客船にもご注目。物流や観光などさまざまな拠点となっている清水港ならではの景色が広がります。
■富士山清水みなとクルーズ(ふじさんしみずみなとくるーず)
住所:静岡県静岡市清水区三保2729(三保のりば)
TEL:054-353-2222
営業時間:富士山清水みなとクルーズ(1周コース):11時30分、13時、14時、15時
定休日:無休
料金:大人2000円、小学生1000円
静岡のランドマーク「エスパルスドリームプラザ」でおみやげ探し
1周した船はエスパルスドリームプラザの目の前に到着。エスパルスドリームプラザは、地元客にはもちろん、大型バスや年間100隻の観光客船がやってくる、観光客にも人気のショッピングモールです。天気のいい日には、観覧車「ドリームスカイ」から富士山を眺めることもできるそう。
地元の食材を新鮮な状態で販売している「駿河みのり市場」や、6店舗の寿司店が軒を連ねる「清水すし横丁」など、ここならではの商品やグルメが揃うエスパルスドリームプラザですが、なかでも注目なのが「清水かんづめ市場」。
静岡県はまぐろ・かつお缶詰の生産量が全国1位! 国内のツナ缶は国内ほぼ静岡でできているといっても過言ではありません。そのなかでも清水は「まぐろ油漬缶発祥の地・かんづめの町」ともいわれ、10社以上の缶詰会社が集まっているんです。
120種類以上の缶詰が並んでおり、ツナ缶だけでなく焼き鳥缶などバラエティも豊か。ご当地のおみやげとして買うなら、静岡おでんがたっぷり入った「静岡おでん缶」がインパクト大!
メインでもあるツナ缶は、お店オリジナルのポップでそれぞれの会社ごとに魅力が細かく書いてあり、ついつい読み込んでしまいます。
プレゼント用のツナ缶なら「とろつな ソリッドタイプ」がイチオシ。キハダマグロのトロが大きく入っており、オリーブオイル仕立てのおしゃれな味はお酒のお供にもぴったりです。
ほかにも「ちびまる子ちゃんランド」や「清水すし横丁」など、みどころが盛りだくさん。「ちびまる子ちゃんランド」についてはこちらの記事でも紹介しています!
参照記事:【静岡】「ちびまる子ちゃんランド」を楽しみ尽くそう!フォトスポットやオリジナルグッズも充実
車で30分
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静岡といえば…!「お抹茶こんどうの食堂」で本格的なお茶とほっこりディナー
静岡の美食を巡るなら、静岡茶はマストですよね。夕食は、和食店「お抹茶こんどうの食堂」で静岡茶と地元食材を堪能しました。
店内はカウンター6席で、奥には可動式のテーブル席が5席。
なんと言っても、日本茶インストラクターの大将が入れる「静岡茶」550円~や「静岡割り」660円~(静岡では焼酎のお茶割りをこうよびます)が魅力です。ビールに点てたてのお抹茶を注いだビアカクテル「お抹茶ショット」990円を一日の締めにいただきます。
料理は静岡らしさも意識しているとのことで、釜揚げしらすの入った茶碗蒸しや、静岡おでんでおなじみの”黒はんぺん”が入った揚げ出しなど。肉料理に添えられたトマトはアメーラトマトといって、静岡弁の「甘めーら」(あまいでしょ)が名前に付いているだけあって、糖度が高くコクがありぜひ食べてほしい食材です。
※通常提供メニューとは異なります
■お抹茶こんどうの食堂(おまっちゃこんどうのしょくどう)
住所:静岡県静岡市葵区常磐町2-4-5 エンブルコート常磐1F
TEL:090-8130-1274
営業時間:11時30分〜14時(13時30分LO)、18〜22時(21時LO)
定休日:木曜、第3水曜