
群馬県の観光スポットおすすめ33選! 絶対外せない人気観光名所から穴場まで
首都圏からのアクセスもよく、気軽に日帰り旅行も楽しめる群馬県。草津や伊香保、水上、四万など日本を代表する温泉地や、浅間山、尾瀬、榛名湖など美しい自然に恵まれた魅力的な観光名所がたくさんあります。今回は『るるぶ&more.』で過去掲載した記事から、群馬県のおすすめ観光スポットをエリア別にご紹介します。
Summary
Spot.1
【ロックハート城】甦ったヨーロッパの古城で、プリンセス体験
「ロックハート城(ろっくはーとじょう)」は、スコットランドの名士・ウィリアム・ロックハートが1829年に建てた城を移築・復元し、中世ヨーロッパの街並みを再現したロマンチックなテーマパークです。敷地内にはお城のほかにも、ミュージアムやイングリッシュガーデンレストラン、ショップなどの施設も充実。
人気はなんといってもプリンセスドレスレンタル! 素敵なドレスに着替えて、お城の内外にある撮影スポットで記念撮影が楽しめます。ペットの同伴も無料なので、愛犬と一緒におさんぽもOK。敷地内を巡りながらカップルや友人と謎解きをするプログラム「ロイヤルハート・ミステリー」(参加費1組1500円)もあり、まるまる1日楽しめちゃいます。
時期が合えば、城壁の周辺に咲くお花をバックに撮影するものステキ。思う存分プリンセス気分を満喫しましょう!
■参考記事:【群馬】ロックハート城で憧れのプリンセス体験♡古城で優雅に過ごす1日(配信日:2024.07.20)
Spot.2
【赤城山】四季折々の自然の中でハイキングに挑戦!
「赤城山(あかぎやま)」は、榛名山、妙義山と並ぶ上毛(じょうもう)三山(上毛は群馬の旧国名「上毛野国」から由来)のひとつに数えられる複式火山。山頂には大沼、小沼、覚満淵と3つの湖があり、特に湿原の覚満淵は、レンゲツツジや高山植物が群生していることで有名です。
周辺にはハイキングコースをはじめキャンプ場やスキー場もあり、年間を通して楽しめるレジャースポットが満載。「赤城山」へのアクセスは、JR前橋駅から赤城山ビジターセンター行きのバスを利用するのもよいですよ。
Spot.3
【吹割の滝】水しぶきを上げて落下するさまが壮観!
老神(おいがみ)温泉の北約3km、片品川の中流域にかかる名瀑「吹割の滝(ふきわれのたき)」。幅約30m、高さは約7mにもおよび、国の天然記念物にも指定されています。V字型に浸食された岩の割れ目に、川の水が吸い込まれるように流れ落ちていく様子から“東洋のナイアガラ”ともよばれています。水しぶきを上げてごうごうと落下するさまは壮観! 春の新緑、秋の紅葉など四季の織りなす景観美も見事です。
Spot.4
【尾瀬ケ原】自然豊かな景勝地をハイキング
栃木、群馬、福島、新潟の4県にまたがる「尾瀬国立公園」。ミズバショウの尾瀬に初めて出かけるなら、鳩待峠から竜宮までブナ林の森の中を行く、約3.3kmの木道「尾瀬ケ原(おぜがはら)」の散策がおすすめです。西端にビジターセンターと国民宿舎があるほか、山小屋や休憩所、トイレ、そしてコース途中にはベンチも整備されていて、ハイキングを楽しむ人の姿を多く見かけます。初心者にもおすすめのコースですが、山岳地帯だけに天候の急変に備えて防寒・雨天対策を忘れずに。
※11月上旬~4月下旬は冬期道路内閉鎖のため、入山不可
Spot.1
【谷川岳】ロープウェイで行く空中散歩が人気!
三国峠から清水峠を繋ぐ谷川連峰の主峰「谷川岳(たにがわだけ)」。高さは2000mに満たないながら、アルプスのような山容が登山家の人気を集めています。天神平に上がるロープウェイは、連峰を見渡す美しい景色を見ながら空中散歩が楽しめると人気です。
※ロープウェイの営業については「谷川岳ヨッホ」TEL:0278-72-3575に問合せ
Spot.2
【水上温泉】美しい渓谷美に包まれた歴史ある温泉
「水上温泉(みなかみおんせん)」は、利根川の上流、諏訪峡や水上峡といった素晴らしい渓谷美に包まれたエリアに湧く歴史のある温泉。標高500mほどの冷涼な気候から、湯治・静養向きの温泉として賑わい、与謝野晶子や若山牧水、北原白秋などの文人らも多く訪れました。
露天風呂が売りの大規模な旅館から、小ぢんまりとした旅館までが立ち並ぶほか、周辺にはロープウェイで登れる谷川岳天神平をはじめ、谷川岳インフォメーションセンター、道の駅などの観光スポットが充実。諏訪峡遊歩道など、利根川に架かる笹笛橋を渡る散策コースも作られています。緑の自然に恵まれた渓谷の周辺では、ラフティングやキャニオニングなどのアウトドアスポーツを体験することもできますよ。
Spot.3
【宝川温泉(宝川山荘)】自然の中でゆっくり温まろう!
「宝川温泉 汪泉閣(たからがわおんせん おうせんかく)」は、渓流沿いに野趣あふれる大きな4つの混浴露天風呂が点在する一軒宿。「宝川温泉 宝川山荘(たからがわさんそう)」は、その日帰り施設です。男性も女性も専用の湯浴み着着用なので、混浴初心者でも安心。自家源泉100%のかけ流しの新鮮な湯で、ゆっくりと温まってくださいね。
■参考記事:【群馬ドライブ】恋人の聖地から雪に包まれた山あいのチョコレートショップと露天風呂へ(配信日:2023.02.19)
Spot.1
【碓氷峠鉄道文化むら】碓氷峠の鉄道文化と歴史を学ぶ!
「碓氷峠鉄道文化むら(うすいとうげてつどうぶんかむら)」は、碓氷峠の鉄道文化と歴史を伝える鉄道テーマパークです。鉄道史料を展示する資料館、歴史的名車両が並ぶ屋外展示場のほか、自然を満喫できるトロッコ列車や園内を一周する「あぷとくん」、ミニSL、手漕ぎトロッコなどの体験施設も充実。鉄道模型「碓氷峠ジオラマ」演出運転、電気機関車運転体験コース(要予約)などもあり、小さな子どもはもちろん、鉄道ファンにも大人気です。
Spot.2
【めがね橋 碓氷第三橋梁】日本最大! レンガ造りの4連アーチ橋
交通の難所である松井田と軽井沢の間の碓氷峠を行き来した旧信越本線の橋梁は、アプト式とよばれる運転方式が採用され、約70年運用されました。通称「めがね橋」とよばれる「碓氷第三橋梁(うすいだいさんきょうりょう)」は、明治25年(1892)に造られたレンガ造りのアーチ橋で、高さ31m、長さ91mほどの大きなもの。現在はかつての鉄道路線が遊歩道「アプトの道」として整備されていて、歩いて渡ることができます。国指定重要文化財「碓氷峠鉄道施設」のひとつにも指定されています。
Spot.3
【妙義神社】妙義山信仰の霊地! 創建約1500年の歴史を持つ神社
「妙義神社(みょうぎじんじゃ)」は、妙義山の主峰、白雲山(はくうんさん)の山麓に建つ、創建約1500年の歴史を持つ神社。明治初めまで神仏習合で、妙義山信仰の霊地として徳川家にも深く信仰されました。宝暦6年(1756)に建てられた黒漆塗銅葺権現造の本社と銅葺平入の唐門、総門は国の重要文化財に指定。建物に施された龍や鳳凰などの精巧で見事な彫刻は、江戸の彫刻師の手によるものと伝えられています。
■参考記事:群馬県のおすすめ初詣スポット、2025年の初詣行事やご利益は?(配信日:2025.01.01)
Spot.4
【世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」】日本の製糸業の発展に貢献
群馬県一帯は古くから養蚕・製糸業、絹織物業が盛んだったところ。明治初期に官営模範工場として「富岡製糸場(とみおかせいしじょう)」が開業したことから、日本の製糸業の発展が急速に始まりました。「富岡製糸場と絹産業遺産群(とみおかせいしじょうときぬさんぎょういさんぐん)」は、2014年に世界遺産に登録された文化遺産。群馬県富岡市の富岡製糸場を筆頭に、伊勢崎市、藤岡市、下仁田町の3市1町に点在する4件の養蚕・製糸関連の文化財によって構成されています。
近代養蚕法開発者のひとりである伊勢崎市の田島弥平の旧宅は、近代養蚕農家の原型といえる豪壮な建物。同じく近代養蚕法を確立し養蚕業の知識や技術の普及に貢献した藤岡市の「高山社跡」、下仁田町の日本最大規模の「蚕種貯蔵施設荒船風穴」と、いずれも貴重な絹産業の遺産です。
■群馬県立世界遺産センター
(ぐんまけんりつせかいいさんせんたー)
住所:群馬県富岡市富岡1450-1
TEL:0274-67-7821 (群馬県立世界遺産センター)
営業時間:9~17時
定休日:3~11月は毎月最終水曜、12~2月は毎週水曜、12月29~31日
Spot.5
【群馬サファリパーク】動物たちが間近に迫る大迫力の体験!
「群馬サファリパーク(ぐんまさふぁりぱーく)」は、五大陸から集めた約100種1000頭羽の動物が、広大な敷地で本来の生態系に近い姿で生活するサファリパーク。自家用車か周遊バスで園内を回り、動物たちを間近で観察することができます。特にアメリカバイソン、エランド、シマウマ、ライオンなどの草食・肉食動物にエサをあげられるエサやり体験バスは、動物たちの顔や口が目の前に迫って大迫力! 世界でも数の少ない希少なホワイトタイガーにも出会えますよ。
Spot.1
【つつじが岡公園】推定樹齢800年のヤマツツジの巨樹も!
「つつじが岡公園(つつじがおかこうえん)」は、推定樹齢800年のヤマツツジの巨樹が見られるツツジの名所。城沼(じょうぬま)のほとりにある12.9haの園内では、見頃を迎える4月中旬から5月上旬にかけて、100余品種約1万株ものツツジが咲き誇る絶景に出合えます。毎年4月上旬から5月上旬には「つつじまつり」を開催。国の名勝にも指定されています。
Spot.2
【わたらせ渓谷鐵道】車窓から楽しむ四季折々の渓谷美
「わたらせ渓谷鐵道(わたらせけいこくてつどう)」は、群馬県の桐生駅~栃木県の間藤駅を結ぶ44.1kmの鉄道。売りはなんと言っても“豊かな自然”。渡良瀬川沿いを蛇行して走りながら、新緑や紅葉、四季折々の草花、雄大な渓谷など、大自然を満喫する片道約1時間20分の旅が楽しめます。特に、土・日曜、祝日限定で走行する窓ガラスのないトロッコ列車は、自然が織りなす渓谷美をダイレクトに楽しめるとあって人気です。
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●この記事は、『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。