
大分県の観光スポットおすすめ29選! 絶対外せない人気観光名所から穴場まで
総湧出量日本一の別府温泉や由布院温泉に代表される、全国屈指の温泉地として有名な大分県。今回は『るるぶ&more.』で過去掲載した記事から、大分県のおすすめ観光スポットをエリア別にご紹介します。温泉巡り以外にも、四季折々の美しい自然に出合える絶景スポットや歴史的名所など、大分県には訪れるべき魅力がいっぱい! 温泉、自然、おいしい食べ物に癒やされる旅にぜひ出かけてみませんか?
Summary
Spot.1
【杵築城下町】江戸の風情が残る、坂道の城下町
「杵築城下町(きつきじょうかまち)」は、仏の里・国東路の玄関口として往時の面影が残る坂道の城下町。江戸時代には、譜代大名松平氏の城下町として栄えた町でもあり、町並みは武家屋敷など歴史的景観を色濃く残しています。坂道が多く残る3本のメインストリート(北台・南台・商人の町)をそれぞれゆっくりと散策するのがおすすめ。杵築市北台・南台は、坂が特徴的な武家町として、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
Spot.2
【昭和ロマン蔵】大人も楽しめる! 昭和がテーマの博物館
昭和30年代(1955~1964)当時の活気と賑わいのある商店街を再生して、「昭和の町」として名を馳せる豊後高田市。その人気エリアの近くにあるのが、米蔵を改装して造られた昭和がテーマの博物館「昭和ロマン蔵(しょうわろまんぐら)」です。駄菓子屋のおもちゃ所蔵では日本一の館長、小宮裕宣氏。その25万点を超える所蔵品の中から、選りすぐりの多彩なおもちゃ6万点を展示した「駄菓子屋の夢博物館」をはじめ、民家や商店がある複合施設、郷土料理が自慢の食事処など、懐かしさあふれる4つの施設が揃います。
Spot.1
【宇佐神宮】珍しい八幡造の御本殿は必見
「宇佐神宮(うさじんぐう)」は、全国に4万余社ある八幡社の総本宮。神亀2年(725)に、応神(おうじん)天皇の御神霊、八幡大神を祀る本殿の一之御殿が創建されたことが始まりと伝わります。太古からの原生林に囲まれた境内には、八幡造の3棟の本殿(国宝)をはじめ、神橋、呉橋(くれはし)、能楽殿、宝物館など、貴重な建築物が立ち並びます。10年に1度、皇室から勅使を迎える臨時奉幣祭も斎行されます。
Spot.2
【アフリカンサファリ】動物たちを間近で観察! 日本最大級のサファリパーク
「アフリカンサファリ」は、安心院(あじむ)草原の広大な自然の中で動物が生き生きと暮らす、日本最大級のサファリパーク。ジャングルバスに乗って、キリンやゾウ、ライオン、トラなどに大接近! 動物たちを間近で観察したり、エサをあげたりすることができます。カンガルーふれあいの森のほか、九州ではここでしか見られないチーターセクションも。
Spot.3
【青の洞門】明り採り窓やノミの痕跡が残る洞門
「青の洞門(あおのどうもん)」は、明和元年(1764)、僧禅海(ぜんかい)が30年余りをかけてノミと槌だけで掘ったといわれる、全長約342mの隧道です。その逸話は菊池寛の小説『恩讐の彼方に』のモデルになりました。現在の洞門は当時の状態からはかなり変化しているものの、一部に明り採り窓やノミの跡が残っています。
Spot.4
【競秀峰】岩峰のそびえる様が圧巻! 耶馬溪屈指の景勝地
山水画のように美しい渓谷が広がる「耶馬渓(やばけい)」のなかでも、屈指の美しさを誇る「競秀峰(きょうしゅうほう)」。「青の洞門」上に堂々と岩峰がそびえる様は見る者を圧倒します。大黒岩(だいこくいわ)、恵比須岩(えびすいわ)、妙見岩(みょうけんいわ)など11の岩峰が集まり、いかに秀でているか競いあっているように見えることからこの名が付きました。凝灰石の層が帯状に浮かび上がっていることから帯岩(おびいわ)ともよばれています。山国川のほとりから見学するほか、山腹を巡る競秀峰探勝道からもその美しさを満喫できます。
Spot.5
【福澤諭吉旧居・福澤記念館】福澤諭吉が過ごした旧宅を見学
明治の偉人、福澤諭吉が17~19歳まで過ごした木造茅葺きの旧宅(史跡)と、諭吉が勉学に励んだ土蔵が現存。記念館内では、『学問のすゝめ』の版本や数多くの遺品を展示しています。