
大分県の観光スポットおすすめ29選! 絶対外せない人気観光名所から穴場まで
総湧出量日本一の別府温泉や由布院温泉に代表される、全国屈指の温泉地として有名な大分県。今回は『るるぶ&more.』で過去掲載した記事から、大分県のおすすめ観光スポットをエリア別にご紹介します。温泉巡り以外にも、四季折々の美しい自然に出合える絶景スポットや歴史的名所など、大分県には訪れるべき魅力がいっぱい! 温泉、自然、おいしい食べ物に癒やされる旅にぜひ出かけてみませんか?
Summary
Spot.1
【国指定史跡 岡城跡】深い谷に囲まれた“難攻不落”の城
文治元年(1185)、緒方三郎惟宋(おがたさぶろうこれよし)が源義経を迎えるために築城したといわれている「岡城(おかじょう)」。四方を断崖絶壁の深い谷に囲まれた難攻不落の城として知られ、天正14年(1586)には島津軍が3度にわたって攻撃を行いましたが、これをことごとく撃破したといわれています。名曲『荒城の月』のモチーフとなった城としても知られています。
Spot.2
【ラムネ温泉館】シュワシュワのラムネ温泉を満喫
のどかな山間の長湯温泉郷でひときわ目を引く建物は、建築家・藤森照信氏設計による「ラムネ温泉館(らむねおんせんかん)」。焼き杉と漆喰のストライプを施した外壁は、夜になるとほんのりライトアップされ、周辺を幻想的な雰囲気に包み込みます。
シュワシュワと炭酸ガスの泡を含む高濃度天然炭酸泉は、世界でも珍しい泉質。浴槽は露天のラムネ温泉のほか、高温の内湯に家族風呂とバラエティ豊か。家族風呂にも泉温32℃のラムネ温泉があり、シュワシュワのお湯をじっくり楽しめます。炭酸による毛根の広がりを保つため、石けんやシャンプーは使わないのがおすすめですよ。
Spot.3
【久住高原】四季折々の雄大な景色に感動!
「久住高原(くじゅうこうげん)」は、標高1787mの久住山(くじゅうさん)と標高1786mの大船山(たいせんざん)の南に位置する、標高1000mほどの草原地帯。春の野焼きや冬の雲海など、四季折々の風景が楽しめます。
Spot.4
【くじゅう花公園】高原に咲き乱れる花々の絶景
久住高原の22万㎡もの敷地に広がる「くじゅう花公園(くじゅうはなこうえん)」。春はネモフィラやリビングストンデージー、秋にはマリーゴールドやサルビアなど、約500種500万本の花が見事に咲き乱れます。レストランやショップも充実しているので、1日ゆっくりと過ごせますよ。
Spot.5
【稲積水中鍾乳洞】世界的にも珍しい水中鍾乳洞
「稲積水中鍾乳洞(いなづみすいちゅうしょうにゅうどう)」は、昭和51年(1976)に発見された、世界的にも珍しい水中鍾乳洞。2億数千万年前に形成された鍾乳洞が、約8万5000年前の阿蘇山大噴火で水没したものといわれ、水中鍾乳石や珊瑚石、水没時の水流によってできた石灰洞など、青い水をたたえた神秘的な光景が続きます。洞内は、車椅子でも入れるように整備されています。
Spot.6
【沈堕の滝】水墨画家・雪舟が描いた、2瀑からなる絶景
大野川の本流にかかる雄滝と、支流の平井川にかかる雌滝からなる「沈堕の滝(ちんだのたき)」。雄滝は幅約100m、高さは20m。おおいた豊後大野ジオパークのジオサイトであるとともに、国登録記念物でもあります。その姿はまるで、滝が2段重ねになっているような不思議な情景で、撮影スポットとして人気です。室町時代に活躍した水墨画家・雪舟が訪れ『鎮田瀑図』を描いたことでも知られています。
Spot.7
【原尻の滝】「日本の滝百選」にも選ばれている名爆
「原尻の滝(はらじりのたき)」は、「日本の滝百選」にも選ばれている、落差約20m幅約120mの名瀑。田園地帯に突如現れることからとても珍しい滝として知られ、滝のすぐ上やすぐ下にも近づけ、さらに正面にかかる吊り橋からも滝を見ることができます。雨の後は水量が増し、さらに迫力満点! 春には周辺で菜の花や色とりどりのチューリップが咲き誇り、観光客の目を楽しませてくれます。
Shop.1
【九重“夢”大吊橋】歩行者専用としては高さ日本一!
「九重“夢”大吊橋(ここのえゆめおおつりはし)」は、高さ約173m、長さ約390mと歩行者専用としては日本一の高さを誇る吊橋です。鳴子川渓谷の標高777m地点に架かり、吊橋からは「九酔渓」や「震動の滝」が作り出す絶景が楽しめます。
Shop.2
【やまなみハイウェイ】雄大な自然の中を絶景ドライブ!
大分県別府市と熊本県の一の宮町宮地を結ぶ、全長約83kmの観光ドライブルート「やまなみハイウェイ」。正式名は県道11号別府・一の宮線。広大な草原が左右に広がり、四季折々の自然の風景を楽しみながら進む絶景ドライブコースです。特に飯田高原から長者原までの直線風景は特筆すべきもの。随所に観光ポイントやドライブイン、ホテルなども点在しています。
Shop.3
【日田温泉】鵜飼いの見学ができる屋形船も人気
水郷の名にふさわしい豊かな自然と、天領時代の古い町並みを残す日田。三隈川(みくまがわ)沿いに立ち並ぶ宿では、豊富な湯量を誇る温泉と、地元の山の幸、アユやヤマメなど川の幸が堪能できます。
「日田温泉(ひたおんせん)」の旅館では、各宿が屋形船を所有し、一年を通して三隈川での船遊びが楽しめます。特に5月20日から10月末の期間は、鵜飼いを見学しながら屋形船で食事もできるので人気。日田駅の北1kmほどにある天領日田の中心街として栄えた豆田町の古い町並みも人気なので、ぜひあわせて訪れてみてください。
Shop.4
【豆田町】幕府の直轄地「天領」として栄えた商人町
土蔵や格子窓など、江戸時代に幕府の直轄地「天領」として繁栄した様子が色濃く残る「豆田町(まめだまち)」。草野本家は、元禄元年(1688)から明治末まで製蝋業を営み、桝屋の屋号をもつ大分県最古の商家で、年4回の祭り時期に公開され、毎年ひな祭りには当主が集めた178体もの人形を見ることができます。隣の「天領日田資料館」では、天領当時の日田の繁栄ぶりを偲ばせる品々を展示しています。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は、『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。