創作パン

【那須】パン香房ベル・フルール|この店にしか存在しない幻のパンを買いに行く|栃木

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栃木県・那須高原で「オンリーワンのパン」を探すなら、まず訪れたいのが「パン香房 ベル・フルール(ぱんこうぼうべる ふるーる)」です。無添加にこだわりながら、素材や生地の持ち味を生かした多彩なパンを焼き上げていて、観光客のみならず地元の人々からも大人気。いったいどんなパンが支持されているのか、人気の理由はどこにあるのか、実際に訪れてその魅力を探りました。

Summary

「パン香房ベル・フルール」とは? レストラン発の超人気店

看板

「パン香房 ベル・フルール」は、もともと「ジョイア・ミーア」のレストランで提供していたパンが評判を呼び、独立したパン工房です。レストランで食事をしたお客さんから「このパンを買って帰りたい」という声が増え、少量を販売するようになったのが始まり。やがてパンを求めて訪れる人が増えたことから、敷地内に現在のパン工房がつくられたのだそうです。

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「パン香房 ベル・フルール」店舗外観

店内に並ぶパンは、定番から個性的な創作パンまで常時50~60種類ほどが揃い、実に多彩。今では、観光の途中に立ち寄る人だけでなく、パンそのものを目的に那須を訪れる人や、特定のパンの焼き上がり時間を狙って来店する人もいるそうですよ。

パンがおいしいワケ|無添加と素材へのこだわり

「パン香房 ベル・フルール」店舗内観

「ベル・フルール」のパンのおいしさを支えているのが、素材の持ち味を引き出すパン作りです。注目したいポイントは次の通り。

・無添加にこだわった自家製パン
・パンに合わせて小麦粉や配合を使い分ける
・素材と生地、どちらを主役にするかを見極める

「パン香房 ベル・フルール」の無添加パン

パンは合成保存料や着色料などの添加物を使わず、素材の味わいを生かすパンづくりを続けています。小麦粉や牛乳、卵など厳選した素材を使い、毎朝生地から仕込んで、その日に焼き上げているのだそう。

「パン香房 ベル・フルール」の店舗内観

また、パン作りで大切にしているのが「素材を生かすパン」と「生地を生かすパン」の違い。素材を主役にする場合は生地が出しゃばらないように、逆に生地を味わってほしいパンでは具材とのバランスを考えるなど、パンによって粉や配合を変えているのだとか。

その実力を物語るのが、パンのフェスでの受賞歴。2021年にとちおとめの果肉入りパン「小さな契約」がゴールド賞に輝き、その後2023年、ヨーロッパと日本の柑橘を組み合わせたパン「海を跨いだオレンジ物語~ブラバン~」がグランプリなど、複数年にわたって評価されています。

おすすめはコレ!|売り切れ必至の「契約農家のとちおとめ」を実食

「パン香房 ベル・フルール」契約農家のとちおとめ
「契約農家のとちおとめ」920円

数あるパンのなかでも、まずチェックしたいのが那須ブランドにも認定されている「契約農家のとちおとめ」。契約農家から直接仕入れた栃木県産のとちおとめを1パック丸ごと使い、水を一切加えず、イチゴの果汁だけで生地を仕込んだ贅沢なパンです。

こちらのパン、開発にはなんと2年をかけ、イチゴの風味や生地の食感を突き詰めたのだとか。イチゴの季節だけ登場する限定商品です。

「パン香房 ベル・フルール」契約農家のとちおとめ

実際に味わってみると、まず感じるのはイチゴの華やかな香り。ひと口食べると、ふわっと甘酸っぱさが広がり、パンなのにしっかり「イチゴを食べている!」という満足感があります。ジャムのようにとろりとした果肉と、しっとりとした生地の相性も抜群。ひと口、もうひと口と食べ進めたくなる味わいで、人気なのもうなずけます。

「パン香房 ベル・フルール」創作パン
「源氏キャラメリゼ withアルザス」330円

もうひとつ、ぜひチェックしたいのが「源氏キャラメリゼ withアルザス」。メロンパンにビターなキャラメルソースとクルミ、アルザスの希少な塩を組み合わせた創作パンで、2025年のパンのフェスアワードでシルバー賞を受賞しています。甘じょっぱさがクセになる逸品です。

「パン香房 ベル・フルール」テラス席

「ベル・フルール」では購入したパンをカフェスペースで味わうこともできます。せっかく焼きたてのパンに出合えたなら、その場で味わいたいですよね。テラス席もあるのでドリンクなどと一緒に楽しみながら、朝食やひと休みの時間を過ごせます。

「那須を味わってほしい」創作パンに込めた職人の想い

「パン香房 ベル・フルール」パン職人

ベル・フルールのパンを眺めていると、「こんな組み合わせがあるんだ!」と驚かされる商品が少なくありません。その個性を生み出しているのが、流行を追うのではなく、パン職人自身が納得したものだけを形にする商品開発です。

「パン香房 ベル・フルール」創作パン

新しいアイデアが浮かぶと、試作までのスピードも早いのだとか。「こんなパンが食べたい」というリクエストから、2~3日ほどで試作品ができることもあるそう。さまざまな情報や素材から着想を得て、頭の中に浮かんだイメージをパンへと落とし込んでいます。

店舗内観

なかでも大切にしているのが、素材を主役にすること。例えば夏野菜を使ったパンでは、野菜の食感を損なわないように生地の厚みまで調整するなど、「何を入れるか」だけでなく「どう味わってほしいか」まで考えているのです。

人気パンを狙うなら11時前後が狙い目

イートインスペース

パンを確実に選びたいなら、訪れる時間がポイントです。特に朝の8~10時は、パンの購入に加えてイートインを利用する人も多く、土・日曜は混雑しやすい時間帯。反対に昼前になると、店内は比較的落ち着いてきます。

「パン香房 ベル・フルール」テラス席

「ベル・フルール」を訪れるときのポイントは以下です。

・人気商品を確実に買うなら前日までに電話で予約
・品揃えを見ながら選ぶなら11時前後
・午後は売り切れの商品が増えるため、遅くとも13時ごろまでに
・焼きたてを狙う場合は、希望商品の焼き上がり時間を確認

とくに人気商品は、ひとりで複数個購入する人もいるため、日によって売り切れるタイミングは変わります。目当てのパンが決まっているなら、予約しておくのが安心ですよ。

アクセス情報・まとめ|「ジョイア・ミーア那須本店」と合わせて楽しもう

看板

「パン香房 ベル・フルール」は、「ジョイア・ミーア那須本店」の敷地内にあります。レストランでランチを楽しみ、その前後にベル・フルールでパンを選ぶという回り方ができるのも、この場所ならでは。那須観光の途中で立ち寄るだけでなく、パンと食事をセットにして楽しむのもおすすめです。

車なら那須ICから約10分。敷地内に駐車場があり、那須街道からもアクセスしやすい立地です。営業時間は季節によって変動するため、訪れる前に最新情報を確認しておくと安心です。

個性的な創作パンから、素材の魅力をまっすぐ味わえるパンまで、選ぶ時間そのものが楽しいベル・フルール。那須を訪れたら、ジョイア・ミーアでの食事とともに立ち寄って、旅の余韻を持ち帰る一品を探してみてはいかがでしょうか。

■パン香房ベル・フルール(ぱんこうぼうべる ふるーる)
住所:栃木県那須郡那須町湯本494-15
TEL:0287-76-7008
営業時間:9~16時(売り切れ次第閉店)
定休日:木曜


Text:松井夏美(むしか)
Photo:氏家岳寛

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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