
京都で紅葉ライトアップや夜間特別拝観がおすすめの名所2025
京都で紅葉ライトアップや夜間特別拝観が実施される名所の2025年情報をご紹介。ハシゴをしたいなら高台寺など人気の紅葉ライトアップが集中する東山周辺が特におすすめ。嵐山周辺ではトロッコ列車に乗って鑑賞できる保津峡にも注目。寒さ対策を万全にして、帰りの交通手段も確認してからでかけましょう。
嵐山・嵯峨野・高雄…2件
宝厳院(京都府/京都市右京区)
(C)宝厳院
臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院のひとつである宝厳院の「獅子吼の庭」と呼ばれる回遊式山水庭園には、獅子に見える大きな岩が「獅子岩」と名づけられている。通常は非公開だが、特別公開のある春と紅葉シーズンには、歴史ある庭園にふさわしい見事な紅葉を楽しむことができる。ライトアップされた紅葉もみどころのひとつ。
- <紅葉・もみじ狩り情報>
- 見頃の時期:11月中旬~12月上旬
- 主な紅葉樹種:イロハモミジ、ヤマモミジ、ドウダンツツジ
- <紅葉まつり>
- イベント名:秋の特別拝観
- 期間:2025年10月4日~12月14日 ※特別拝観期間以外は非公開、9~17時開門(本堂参拝は16時30分受付終了)
- <ライトアップ>
- 期間:2025年11月14日~12月7日
- 時間:17時30分~20時30分(閉門) ※受付終了20時
- <基本情報>
- 料金:拝観大人700円、小・中学生300円。ライトアップ大人1000円、小・中学生300円
- 時間:9~17時(拝観受付は~16時45分、本堂拝観受付は~16時30分)
- 休み:特別公開期間以外は非公開(春・秋特別公開期間のみ拝観可)
- URL:https://hogonin.jp/
保津峡(京都府/京都市右京区)
亀岡から京都・嵐山までの保津川沿い、約16kmの渓谷。保津川は、慶長11年(1606)京都の豪商・角倉了以[すみのくらりょうい]が、丹波から京へ木材・薪炭などを運搬する運河として開削したもの。明治末ごろからは船下りが人気を集めるようになり、夏目漱石も乗船している。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の渓谷美を楽しめる。紅葉を楽しむには保津川下りや嵯峨野トロッコ列車がおすすめ。トロッコ沿線のライトアップは10月中旬~12月初旬の予定。
- <紅葉・もみじ狩り情報>
- 見頃の時期:11月中旬~12月上旬
- 主な紅葉樹種:モミジほか
- おすすめ紅葉観賞方法:保津川下り、嵯峨野トロッコ列車からの眺め
- <ライトアップ>
- 期間:2025年10月中旬~12月初旬(予定、トロッコ沿線のみ)
- 時間:17時頃~19時頃
- <基本情報>
- 料金:無料(保津川下りは6000円、嵯峨野トロッコ列車は880円)
- 時間:散策自由(保津川下りは9~15時、嵯峨野トロッコ列車は亀岡発9時30分~16時30分)※保津川下りは天候などの状況により運休あり。嵯峨野トロッコ列車は紅葉期間延長あり。詳細は要問合せ
- 休み:散策自由(保津川下りは無休、トロッコ列車は水曜、紅葉期間は無休)
- URL:https://www.pref.kyoto.jp/shizen-koen/hoz.html
洛中・洛西…3件
東寺の紅葉(京都府/京都市南区)
高さ55mの五重塔(国宝)がそびえ立つ東寺。正式名は「教王護国寺」という。広い境内には、国宝の金堂や御影堂(大師堂)、五重塔など多くの堂宇が立ち並び、秋にはイロハモミジやドウダンツツジ、イチョウなどの紅葉が見られる。おすすめは瓢箪池の紅葉。池の周囲のカエデが真っ赤に染まり、五重塔や金堂の姿が湖面に写り込んで素晴らしい景観に。東寺の紅葉の見頃は11月下旬~12月上旬で、11月初旬~12月中旬には「紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観」も開催している。
- <紅葉・もみじ狩り情報>
- 見頃の時期:11月下旬~12月上旬
- 主な標高:23m
- 主な紅葉樹種:モミジ、イチョウなど
- おすすめ紅葉観賞方法:瓢箪池の紅葉と「紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観」
- <ライトアップ>
- 期間:2025年11月1日~12月14日
- 時間:18時~21時30分(受付終了は~21時)
- <基本情報>
- 料金:境内無料。金堂・講堂は通年拝観大人800円。宝物館、特別公開日などについては公式サイトを要確認。「紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観」は大人1000円
- 時間:開門5~17時。金堂・講堂、宝物館については公式サイトを要確認
- 休み:無休
- URL:https://toji.or.jp/
北野天満宮(京都府/京都市上京区)
学問の神様として信仰の篤い菅原道真公を祀る全国天満宮・天神社の総本社であり、天神信仰発祥の神社。北野の天神さまと親しまれ、特に受験シーズンは合格祈願の人で賑わう。境内一帯は、豊臣秀吉公が北野大茶会を催した所。三光門(重要文化財)をくぐると御本殿。現在の社殿は慶長12年(1607)豊臣秀頼公の御造営である。国宝の拝殿と御本殿を石の間で結んでいる。2月25日の梅花祭には、境内で上七軒の芸舞妓による抹茶の接待があり、年末には新春御祝「大福梅」が参拝者に授与(有料)される。また、梅とともにもみじは御祭神と縁が深く、史跡御土居一帯に約350本ある。毎月25日の天神さんの縁日には宝物殿が公開される。
- <紅葉・もみじ狩り情報>
- 見頃の時期:11月中旬~12月上旬
- 主な紅葉樹種:モミジ
- おすすめ紅葉観賞方法:舞台から紙屋川を見下ろす紅葉、御土居展望所から望む国宝御本殿ほか
- <紅葉まつり>
- イベント名:北野天満宮 史跡御土居のもみじ苑
- 期間:2025年11月1日~12月7日 9~16時(受付終了15時40分)
- 内容:期間中にさまざまな行事が行われる
- <ライトアップ>
- 期間:2025年11月1日~12月7日
- 時間:日没~20時(受付終了19時40分)
- <基本情報>
- 料金:境内無料、もみじ苑の入場料大人1200円、小人600円(茶菓子付き)
- 時間:参拝時間9~17時、もみじ苑は9~16時(受付は~15時40分)※ライトアップ実施日は9~20時(受付は~19時40分)
- 休み:無休
- URL:https://kitanotenmangu.or.jp/
総本山仁和寺(京都府/京都市右京区)
仁和4年(888)、宇多天皇創建による門跡寺院で御室御所とも呼ばれた。現在は真言宗御室派の総本山。9万平方mもの広大な境内には、優美な金堂(国宝)をはじめ二王門(重要文化財)や五重塔(重要文化財)などが点在。また、御所の名残りを留める旧御室御所や池泉式庭園もあり、見所は豊富。背丈の低い御室桜(名勝)は京都随一の遅咲きとして有名。中門から金堂に向けての参道がモミジのアーケードになっており、秋の紅葉も見事だ。
- <紅葉・もみじ狩り情報>
- 見頃の時期:11月上旬頃~12月上旬頃
- 主な紅葉樹種:モミジ
- おすすめ紅葉観賞方法:庭園、伽藍の鑑賞、写真撮影
- <ライトアップ>
- 期間:2025年10月下旬頃~12月上旬頃の金~日曜、祝日(予定)、公式サイト要確認
- 時間:18時30分~21時(受付は18時~20時30分)
- <基本情報>
- 料金:拝観800円(御所庭園)
- 時間:9~17時(受付は~16時30分、霊宝館は期間限定で公開。12~2月は~16時30分、受付は~16時)
- 休み:無休
- URL:https://ninnaji.jp/
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