カラフルな「季節野菜のオープンサンド」を目指して、京都御所前のカフェへ
夏になると、「京都御所」からの爽やかな風が通るカフェ「タイム堂」。“ちょっと良い、ちょうど良い”をテーマに、背伸びしすぎず生活を豊かにしてくれるカフェ時間と、暮らしに寄り添った雑貨に出合える複合カフェです。
Summary
「京都御所」の爽やかな緑が目の前に広がるカフェ
明治天皇が東京遷幸されるまで、約500年にわたり天皇が住まわれていた「京都御所」。「タイム堂」は、その「京都御所」の西の対岸にあります。
床から天井まで一面がガラス扉で、「京都御所」の緑が見事な借景になっています。
光が差し込む開放的な店内は、厨房はスケルトン、ソファやテーブルはスタイリッシュで、京都にいることを忘れそうですが、元は築100余年の古民家だったそう。
ランチはコレ!旬の野菜がカラフルなオープンサンド
ランチのイチオシメニューは、色とりどりの野菜がのったオープンサンド。さつまいも、ニンジン、ズッキーニ、ブロッコリー、パプリカ、茄子など10種類以上の野菜がたっぷり。仕入れにより、和にんじんなどの京野菜も入ります。
オプションで、温泉卵と自家燻製のベーコンを付けられます。ぶ厚めにカットされた薫香の香ばしいベーコンは必食!
米粉のクロワッサン&あんこの、「あんクロさん」をテイクアウト
ちょっと甘いものを食べたいという方に人気なのが、「あんクロさん」。
軽い歯ごたえの米粉のクロワッサンに、あんことホイップクリームをミックスさせたあんクリームがin。
テイクアウトもできるので、持ち帰りや食べ歩きにもいいですね。
老舗の技術と現代のデザインがコラボ
今までにない京都みやげを探すなら、2階のショップ「bycolors(バイカラーズ)」へ。
歴史ある京都の街にいきづく情緒を“色”で表現したアイテムが揃っています。美しい色の食器や雑貨たちは、日々の暮らしを豊かなものにしてくれそうです。
京都の四季と景観を色で表したマグカップ
たとえばこの京焼・清水焼のマグカップ。手前は「高桐院の青紅葉」、奥は「加茂の浅水」と、京都に実在する場所の、季節の一瞬を切り取ってイメージした色に染められています。
伝統工芸の固いイメージが強かった京焼・清水焼が、日々の生活の身近にあるマグカップに形を変えたことで、とても使いやすくなりました。
京都に訪れた季節を思い浮かべられる色や、ゆかりの場所のものを選べば、旅のおみやげにも最適ですね。
こちらのマグカップは、カフェでコーヒーなどのメニューに使われているので、使い勝手を試してみて。
「京都御所」のすぐ隣にあり、緑の借景が目にやさしい「タイム堂」で、ゆったりした時間を過ごしてみませんか。
Photo:瀬田川勝弘
text:小西尋子
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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