『ひつじのショーン』のリアルな世界観にふれてみませんか【Masaの関西カメラさんぽ25】
イギリスの有名なクレイ・アニメーション『ひつじのショーン』をご存知でしょうか?その世界観をそのまま再現した「ひつじのショーン ファームガーデン」が、滋賀県米原市にある「ローザンベリー多和田」に誕生しました。作品を知っている方はもちろん、知らなくても十分楽しめる施設です。今まで通り、手入れの行き届いたイングリッシュガーデン、手ぶらで行けるバーベキュー施設なども充実しているので、ぜひ行ってみて下さい。
Summary
綺麗なイングリッシュガーデンは一見の価値あり
有料エリアに入ると、イギリス製のレンガやアートなオブジェに目を惹かれます。壁にもたくさんのバラが咲いていますよ。
1万3000㎡の庭には、ローズガーデンもあります。ちなみにこの構えている大きなカメラ。中版フィルムを使ったカメラなのですが、今回の写真の半分以上はこれで撮っています。
今回は、バラの時期に行きましたが、1年を通して色々な花が楽しめますよ。おすすめは春と秋のバラの時期です。
こちらもイングリッシュガーデンにぴったりの小道。思わず歩きたくなります。
「ひつじのショーン ファームガーデン」までの道もみどころいっぱい
行先案内の札もかわいいですね。どこから行こうかな。
「ローザン鉄道ミルキーウェイ」は、芝生ひろばにある駅から「フェアリーガーデン」までの約1kmを遊覧しています。
電車が走るところにも、つるバラがたくさん絡みついていてとても綺麗。電車側から見るバラのトンネルも綺麗でしょうね。
踏切のデザインもとてもかわいらしいですよね。
ここは土手になっていて、下がトンネルになっています。芝生ひろばには、遊具も置いていて、カップルでも楽しめるスペースになっていますよ。
「フェアリーガーデン」は、何もかもが小さくて妖精になった気分が味わえます
丘の中腹に、こんな感じの可愛いレストランやバーがあります。
入口も小さいので、腰をかがめなければ入れなくなっています。中には、小さなテーブルや椅子が見えていますね。
暗い室内は、外からの光がとても綺麗。ままごとのようですね。
ショーンとのご対面。まずは記念写真を
奥に牧場主の家や羊たちがいる中でのショーンとのツーショット。ベストスポットですね。作品に登場する青いトラクターも、見事に再現されています。
『ひつじのショーン』の等身大の世界に入れる施設は、世界初!
家の中に入ると、牧場主がコーヒーを飲みながらアードマン・アニメーションズの代表作『ウォレスとグルミット』を観ていましたよ。
冷蔵庫もハリボテではなく、しっかり開け閉めができます。
キッチンも見事に再現されていて、そのまま料理が作れそう。
キッチンでは、ショーンとビッツァーが何やら作っている様子。
かわいすぎるグリーンの壁
2階にも上がることができます。壁の色がなんともいえないかわいさですね。
2階から下を見たところ。牧場主の大きな靴が置かれています。細かなところまで手が込んでいますね。
洗面場には大きな歯ブラシなどがあります。鏡があると、ついつい撮りたくなる定番の撮り方です。
ベッドルームも忠実に再現されていました。細かな装飾は季節に合わせて変わっていくそうです。
オープンから2019年で8年目になる「ローザンベリー多和田」。イングリッシュガーデンは、以前から評判が高く、特に40~60代の女性客の方が、関西や東海を中心に来園。最近は、全国から年々お客様も増えてきて賑わいをみせています。
そこに「ひつじのショーン ファームガーデン」がオープンしたことで、カップルや家族連れが一気に増えてきました。今回紹介した施設以外にも、レストランやバーベキュー施設、羊のふれあい牧場、ポニー牧場、ぶどうハウスと、さまざまな施設が併設された複合型の観光施設で、大人気のスポットとなっています。私は年間パスポートを買ったので、毎月行こうと考えています。
※ウインターシーズンは入園料が変わります
photo:西山雅彦(@masa_nikonist)
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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