食・グルメ
2019.07.01
広島・尾道の老舗ワッフル専門店。40年間愛され続ける理由って？
広島県・尾道にある老舗カフェ「茶房こもん」。約40年もの間愛されてきたお店は、店内にもメニューにもこだわりがたくさん。オーダーを受けてから店内で焼き上げる、さっくり食感が特徴のワッフルが人気です。尾道・瀬戸内の魅力が詰まったメニューが豊富で、観光中の休憩にもぴったり。
ひと休みにぴったりな心落ち着く店内
「茶房こもん」があるのは、千光寺山ロープウェイ乗り場のすぐそば。和と洋の要素が感じられる、レトロな雰囲気のお店です。
それもそのはず、「茶房こもん」は1977年から営業しているという老舗のお店。内観は、木のぬくもりと窓から差し込む日光で、あたたかな心落ち着く空間です。
座席はカウンター席を含めて約40席。テラス席も約15席あり、外国の方やペット連れの方にも人気なのだとか。駐車場は10台分あり、お店の利用中であれば無料で停めることができます。
焼きたてが嬉しい、さくさくもちもちワッフル
注文を受けてからひとつひとつ焼き上げるというワッフルに、自家製のアイスクリームがのっています。
ワッフルは表面がさくさくで中はもっちり。アイスクリームは広島県産牛乳から、“アイスクリームマシンのフェラーリ”とよばれるイタリアのカルピジャーニ社のマシンを使って、お店で手作りしているのだそう。
さらに上にかかったレモンジュレも自家製！瀬戸田の酸味の強いレモンを使用し、レモンのいいところだけを詰め込んだジュレ。口に入れると爽やかさが広がります。
真っ赤な木いちごのソースがかかったこちらのワッフルは可愛いと大人気。濃厚なソースとクリームチーズのさっぱりとした風味は相性抜群です！
ワッフルの種類は全部で約10種類。ご紹介したほかにも、シンプルなバターワッフルから季節限定のものまで、種類が豊富で迷ってしまいそう。
瀬戸内を感じる爽やかドリンクも
注文を受けてから、尾道県産のレモンを搾って作るというこだわりのレモンソーダは、レモンの酸味と皮の苦みがほんのりと感じられる上品な美味しさ。すっきりとした炭酸で、夏にぴったりです。グラスの周りについたカラフルなお砂糖がキラキラと可愛い。
こちらも、注文を受けてから手しぼりで作られる果汁100％のジュースです。甘みが強いのが特徴のはっさくを使用しているので、渋みがまったくなくまろやか。
その時期にある美味しい柑橘を使って作られるので、そのときによって果実の種類が変わるのだそう。なんのジュースかは行ってからのお楽しみ。
長い間、地元の人や観光客に愛されてきたお店「茶房こもん」。尾道観光の休憩におすすめです。老舗ならではのこだわりが詰まったスイーツを、どこか懐かしい店内でいただいてみて。ゆったりとした時間が過ごせるはずです。
text:多田乙葉
photo:三國ユリ
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
まだある関連記事はこちら！
●黒板に銀食器…！懐かしの“給食風ランチ”が味わえる尾道カフェ
●どこを撮っても絵になる！尾道の心和らぐ古民家カフェでくつろぎの時間
●レトロな港町・鞆の浦の町家カフェで、絵になる休憩タイムを
この記事を書いた人
