フルーツの魅力100%の“映えカフェ”が、新たなブームを引き起こす!
学問の神様として有名な「北野天満宮」周辺は、実は甘味の名店が揃うエリア。なかでも、店内の壁にキラキラとライトアップされたコンフィチュールの瓶が並ぶ「北野ラボ」は“映えカフェ”として注目を集めています。定番のパフェやコンフィチュールに加え、この夏新登場にして、大ヒット間違いなしの新作スイーツをご紹介します。
「北野天満宮」のすぐ近くに “映えカフェ”発見
「北野天満宮」は学問の神様・菅原道真公を祀り、「北野の天神さま」のとして地元の人々に親しまれています。梅の名所としても知られているほか、毎月25日の天神さんの縁日には多くの人で賑わっています。
その「北野天満宮」の大鳥居に向かい、南側の細い路地を数分歩くと、真っ赤な外観が目印の「北野ラボ」があります。
店内に入ると、壁際にはずらりと並ぶコンフィチュール。作り付けの棚板に仕込まれたLEDの光で半透明のコンフィチュールがきらめく、ちょっぴり幻想的な雰囲気。
自慢のコンフィチュールがたっぷりのパフェ
一番人気はコンフィチュールが入ったパフェ。パフェグラスの中には、イチゴ、木イチゴのコンフィチュール、ソフトクリーム、ケーキクラム、シャンティクリーム…と、すべて手作りのパーツが何層にも美しく重ねられています。
パフェの上には、パリパリした食感のチュイールとフレッシュなイチゴがたっぷりのっています。パフェグラスの中を食べ進めていくと、苺ジュレとクリームのまったり濃厚な甘さと、コンフィチュールの野性味あふれる甘酸っぱさのコントラストに、あっという間に完食です。
年間をとおして味わえる苺パフェのほか、季節のフルーツパフェには、使われるコンフィチュールもフルーツも旬のものがたっぷり。その時季にしか味わえない特別感を楽しんでくださいね。
これぞ本物の「メロンソーダ」!
2019年夏、大ヒットの予感!新感覚「メロンソーダ」が登場。 昭和レトロなメロンソーダではなく、生のメロンがゴロゴロ入ったメロンソーダは、シロップもすべて生のメロンから作ったもの。
強炭酸水の入ったグラスに別添えのメロンのシロップを注ぎ入れ、アイスをのせれば完成。想定の範囲を超えた、別次元のメロンソーダです。 7月16日〜9月30日の販売を予定されていますが、メロンがなくなり次第終了とのことなので、お早めに!
お客さんからの熱望を受けて2019年夏からラインナップしたかき氷も要チェックです。「北野ラボ」だからこそできる、新鮮な自家製シロップ3種類の味を存分に楽しめます。
フルーツシロップは、季節のオススメシロップ6種の中から好きなものを3つチョイス!例えば、7月中旬なら「紫蘇」「甘夏とベルガモット」「広島レモン」「グレープフルーツ」「抹茶」「ほうじ茶」がラインナップ。
このフルーツシロップは、販売(160g 950円〜)もあるので、お家のかき氷をワンランクアップさせたい人は、おみやげにどうぞ!
おみやげにはコンフィチュールを
人気のパフェにも使われているコンフィチュールは、品種改良を重ねて作られた「北野ラボ」の原点でもあります。甘さを強調したフルーツではなく、より原種に近い果実から作られており、酸味や渋みなどフルーツそのものの野性味が味に深さを与えています。人気の秘密は見た目だけじゃありませんね!
コンフィチュールは抹茶ミルク、酒粕、無花果(いちじく)、ざくろ、キワノ(ツノ苦瓜)、赤ワインの雫、シソと青梅など、さまざまな種類が揃っています。
コンフィチュールはパンに塗っていただくほか、ヨーグルトに入れるのも定番。 ほかに、代表の吉永さんおすすめのアレンジを教えてもらいました!まずは炭酸水で割って、天然果実のソーダに。さらにジンやウォッカ、焼酎などのリキュールを入れたら爽やかな天然果実サワーができあがり!
さらに柑橘系のシロップやコンフィチュールなら、オリーブオイルと混ぜて簡単ドレッシングにもしても、とってもおいしいそう!
コンフィチュールは試食もOK。気になる商品があったら、スタッフさんに声をかけてみて。 今度の京都旅行は、見た目だけじゃない“映えカフェ”のおいしいスイーツを目指していくのもアリです♪
Photo:瀬田川勝弘
text:小西尋子
まだある関連記事はこちら!
●季節限定パフェを目指して京都・宇治へ。抹茶と季節のフルーツの甘~い出合い
●青い光に包まれた、京都「喫茶ソワレ」のカラフルなゼリーポンチがかわいすぎる
●京都のスターバックスは座敷!築100年超の日本家屋でコーヒータイム