食・グルメ
2019.07.06
季節限定パフェを目指して京都・宇治へ。抹茶と季節のフルーツの甘～い出合い
江戸時代の後期から京都・宇治でお茶づくりを手がけてきた老舗茶舗・伊藤久右衛門。「もっと気軽に宇治茶を楽しんでほしい」という思いから、お茶を甘味で楽しめる「伊藤久右衛門 宇治本店・茶房」をオープンしました。お茶屋さんならではの、和テイストに癒やされるパフェや茶そばなど、抹茶づくしのメニューがズラリ。おとなりの菓子工房でパティシエが作るスイーツも見逃せません。
抹茶好き必見！和テイストのパフェを心ゆくまで
数あるパフェの中での定番は「抹茶パフェ（よくばり）」（※2019年8月1日～リニューアル予定）。スタンダードな抹茶パフェをより進化させた逸品で、和スイーツをギュギュッとぜいたくに詰め込みました。
コロンとまんまるの串に刺さった宇治抹茶だんごや大きなわらびもち、抹茶ゼリーに白玉と、パフェグラスからこぼれ落ちそうなほど。仕上げに添えられるほんのり甘い抹茶味のおせんべいは、そのまま食べても、ソフトクリームをディップしても、どんな食べ方でもおいしくいただけます。
季節ごとに趣向を凝らしたパフェが登場するのも人気のヒミツ。7月中旬から8月下旬頃まで味わえる「夏の抹茶パフェ」はマンゴーと抹茶ゼリー、甘酸っぱ～いトロピカルソースとのコントラストが絶妙！カワイイうちわから、涼しげな風が感じられそうですね。このうちわもお菓子なので、もちろん食べられます！
秋の深まりを感じさせてくれる「紅葉パフェ」は女子が大好きなさつまいもや栗が主役！鳴門金時いもや栗の甘露煮に、秋色のゼリーを添えました。
ドリンク付きの「紅葉茶会」は宇治抹茶、または宇治カプチーノ（ホットorアイス）からお好みで。秋の味覚と本格宇治抹茶とのマリアージュを楽しんで！
宝石みたいないちごが、あふれんばかりにトッピングされた「いちご抹茶パフェ」。冬から春先まで、長い期間楽しめるのがうれしいですね。
トロ～リ濃厚ないちごソース、サクサクのいちごメレンゲなど、まさにいちごづくし！春には約2000本の桜が彩る宇治川を散策した後、季節のパフェでホッとひと息もオススメ。
お茶の香りに癒やされる！かき氷や茶そばも充実
かき氷の王道といえば、宇治金時！白玉やバニラアイスのトッピングが、宇治抹茶のほろ苦さを引き立ててくれますよ。
どこかなつかしい、昔ながらのシャリシャリした食感の氷。夏場のマストメニューとして、地元でも愛されています！
抹茶の美しい色味と、ふんわり立ち上がる香り。コバラがすいた時に食べたい「抹茶そば」は、手づくりのお茶の佃煮が添えられています。単品（880円）はもちろん、かやくご飯やミニパフェを付けて、ちょっぴりよくばりなランチタイムを。
伊藤久右衛門自慢の宇治茶は、宇治抹茶・宇治煎茶・宇治抹茶グリーンティー・宇治玉露のほかに、宇治紅茶やカプチーノなどもラインナップ。茶だんごや抹茶ロールケーキなど、パティシエ自慢のスイーツと一緒に。
パティシエの自信作！限定スイーツもお見逃しなく
菓子工房併設の本店ならではの、多彩な抹茶スイーツは手みやげやちょっとしたプレゼントに人気。ココでしか手に入らない「宇治抹茶生チョコタルト」は繊細なチョコレートのグラデーションに感動！ひと口ごとに変化する、ぜいたくな味わいをぜひ。
ゆったりとした店内に一歩足を踏み入れると、フンワリ立ち上がるほうじ茶のやさしい香りが。床の間に飾られた季節の花々やお軸、月の行事の飾りが迎えてくれます。
宇治茶カフェ認定店として、栄えある1号店の称号をもつ「伊藤久右衛門 宇治本店・茶房」。少し足をのばせば平等院や源氏物語ミュージアム、あじさいや紅葉の名所など見どころたっぷりの観光エリア。宇治散策の際にぜひ立ち寄ってみて。
text:外園佳代子（ウエストプラン）
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