おでかけ
2019.08.04
絶対外さない夏の日帰りトリップ！都内近くの意外と穴場な観光名所で縁結び＆名物かき氷
今年9月にラグビーW杯が行われる埼玉県熊谷市。日本最高気温を記録していることでも知られている街です。この街にはパワースポットにかき氷と、この夏おでかけしてほしいスポットがたくさん！今回は、古くからあらゆる良縁を結ぶと信仰された縁結びのパワースポット「妻沼聖天山」と熊谷名物のかき氷「雪くま」についてご紹介します。
妻沼聖天山で見るべきポイント
「妻沼聖天山」は、平安時代末期に武将の斎藤別当実盛が自身の領地である荘園に、自らの守り本尊の「大聖歓喜天」を祀ったのが始まりです。
その後、次男の実長が鎌倉時代に開創した歓喜院が現在の「妻沼聖天山」となりました。今では、浅草の待乳山聖天と奈良県の生駒聖天とともに日本三大聖天の一つに数えられる著名なお寺です。
境内は、国指定重要文化財で全国に4例しかない特殊な屋根の形の「貴惣門」、国登録有形文化財で境内では一番古くから残っている「仁王門」や「平和の塔」をはじめ、県、市指定の建造物など文化財の宝庫です。
境内には変わった歴史的スポットもあります。
一つは開運・縁結びの「聖天寿司」で、200年以上前からつづく“いなり寿司”は名物とされています。
もう一つは田山花袋の小説「残雪」の舞台となった、明治5年創業の割烹旅館「千代枡」です。こちらでは、ミニ鰻丼と稲庭うどんの「縁結びセット」が人気なんです！
国宝オーラの縁結びパワースポット
参道の一番奥に鎮座しているのが国宝の「聖天堂」。
江戸時代中期に再建されたもので、約10年かけて修復され建造物として埼玉県初の国宝に指定されました。
本殿は拝殿、相の間、奥殿からなり、圧巻の奥殿は日光東照宮と同様な彫刻と彩色が施されています。
特に彫刻のストーリーなどは大変興味深いので、ぜひ、ボランティアガイドの説明を聞いてみてください！
ここに祀られている「大聖歓喜天」は、日本最古の聖天様像です。
特に縁結び効果が絶大なんだとか！恋人や夫婦の縁はもちろんのこと、人生でのあらゆる良縁を結ぶと言われているのです。
縁結び通りでヒヤッと「雪くま」
参拝が済んだら街を散策してみましょう。
妻沼聖天山横の「縁結び通り」では、さまざまな縁結びにちなんだ商品が販売されています。こちらでぜひ立ち寄って欲しいのが、かき氷「雪くま」を提供するお店！
今回ご紹介するのは、「大福茶屋さわた」。
こちらも歴史的な価値のある築120年の古民家を活用したお店です。1階は土間のあるお土産スペースで、2階が座敷のカフェスペースという造り。
市内約30店舗以上で提供される「雪くま」は、今や熊谷の風物詩。
「雪くま」には、熊谷のおいしい水を使用し、雪のようにふんわりとした食感で、オリジナルのシロップや食材を使用する、という3つの規定があります。
こちらのおすすめは、「これがうわさのちーずの雪くま」。レアチーズのようなリッチテイストなかき氷です。
そのほか、干支にちなんだキュートなかき氷などもありますよ！
今年の夏は“暑い熊谷”で縁結び祈願とかき氷の食べ比べはいかがでしょうか。
Photo:大福茶屋さわた
Text&Photo:70qanai
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更ありますので、ご利用の際は事前に確認ください。
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