ショッピング
2019.07.19
日常にも特別な日にも。ドライフラワーと雑貨「Donorum」【バイヤーyui推薦、旅して見つけたおみやげ】
こんにちは。旅をしながらステキなおみやげを探しているウェブショップオーナー兼バイヤーのyuiです。今回は、大阪・桜川にお店を構える素敵なお店「Donorum（ドノールム）」をご紹介します。
2019年春にリニューアルオープンした「Donorum」
「Donorum（ドノールム）」は、大阪の桜川駅すぐそば、新桜川ビルに入っているお花屋さん。
お花屋さんといっても、一般的にイメージするような鮮やかなお花が所狭しと並べられた様子ではなく、どこかギャラリーのような、余白のある落ち着いた雰囲気で、ドライフラワーやプリザーブドフラワーを中心に、丁寧に選ばれたセレクト雑貨と共存しているディスプレイが印象的です。
もともとは「cafuka（カフカ）」として、お花と香りの2ブランドでスタートしたお店ですが、令和という新しい時代が始まった2019年5月に「Donorum」としてリスタートしました。
日常に花を。そして、特別な日に花を。
「Donorum」の店主でありフローリストのasukaさんは、店舗でのお花や雑貨の販売だけでなく、オーダーアレンジメントの製作、お店やウェディングの装花など、多岐にわたってお花にまつわる活動をされています。
コンセプトは「日常に花を。そして、特別な日に花を。」
生花より、シックなカラーのドライフラワーの割合が多い印象の「Donorum」ですが、それには理由がありました。
「日常にお花がある暮らし」に憧れを抱いている方はきっと多いかと思います。私もそのひとりですが、バタバタと追われる慌ただしい日常のなかで、寿命が短くデリケートな生花を絶やさないことは、とても難しいこと。（実行されている方は本当に尊敬！）
そんな人にも、気軽にお花との暮らしを楽しんでもらえるようドライやプリザーブドフラワーを多く扱っているのだそう。お店では、一本からでもドライフラワーや生花を購入できます。
特別な日にも、やはりお花は欠かせません。
ブーケやスワッグ、リースなどのアレンジメントはオーダー制。色味やイメージを伝えると、その時々の花材を用いて、世界でたったひとつのアレンジを作ってもらえます。
リネンのリボンには、asukaさん直筆の文字を書いてもらうことも可能。オリジナルのメッセージを添えて、ギフトに選ばれる方も多いそうです。
楽しむ時間を提供できるお店作り
私は今回、生花からドライにしていく過程も楽しめるお花を選びました。「ルリタマアザミ・ベッチーズブルー」と「エリンジューム・ブルーグリッター」（時価。各1本500～700円程度、税別）。
写真では少し伝わりづらいですが、肉眼で見ると青と紫が混ざったようなとても美しい絶妙な色。茎の部分も、少しシルバーがかった青色で、角度を変えるときらきらと反射しているようにさえ見えます。
もうひとつ選んだものは、フランス・リヨンのお茶 「CHA YUAN」（5p1300円、税別）。ティーバッグのデザインが鳥になった、とてもかわいらしくギフトにぴったりなアイテム。
フレーバーは3種類あり、私はキャラメルティーにオレンジフラワーとバラの花びらをブレンドした「COMPOSITION DU CIEL」を購入。
缶を開けただけでふわっと甘い優しい香りが漂います。ティーバッグなので、おうちでも手軽に優雅なティータイムが実現。容量の大きな茶葉タイプもあります。
お店では「OIE SAUVAGE」を淹れていただきました。こちらは緑茶ベースですっきり飲め、マンゴーやベルガモットがほのかに香ります。
予約制ですが、店内のカウンターでお茶やお酒を嗜むこともできるそうです。素敵な空間で、特別なひとときを過ごせそう。ガラスのポットやティーストレーナーなど、使用する道具にもこだわりが詰まっています。
ものをただ販売するだけのギフトショップではなく、楽しむ時間を提案・提供できるお店作りをしたいと話すasukaさん。
不定期ですが、ワークショップなどのイベントやPOPUPも度々企画されています。次回は2019年7月26日（金）〜31日（水）の日程で、岐阜のセレクトショップ「LA BLUE」さんのPOPUPを開催されるそう。私も大好きなお店なので、タイミングが合えばぜひ行きたいなぁと思っています。
花々と、生活を豊かにするものごとを扱うお店「Donorum」。その場で過ごすささやかで特別な時間、日々の暮らしのなかでもそんな余韻に浸れるような素敵なアイテムがきっと見つかります。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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