吉次園併設カフェの熊本の新名物!いちごたっぷりのかき氷「赤くま」はもう食べた?
熊本の中心部と熊本市北区植木町を結ぶ、県道31号線沿いにある観光農園「吉次園」。一年を通して様々なフルーツ狩りを楽しめるほか、自社農園で育てた季節のフルーツを使ったスイーツを提供する「KICHIJIEN Cafe(きちじえんかふぇ)」も好評です。新鮮なフルーツをふんだんに使った、話題の冷たいスイーツをチェックしに行きました。
熊本のおいしいものが集結!話題の「赤くま」って何?
KICHIJIEN Cafeで人気の「赤くま」(880円)とは、凍らせた完熟いちごをかき氷のように削ったシャーベット状のいちごと、ジャージー牛乳で作られたソフトクリーム、季節のフルーツを組み合わせた冷たいパフェのことです。
シャクシャクとした食感の甘酸っぱい削りいちごの中には、特製の練乳ホイップが隠れています。食べ進めるごとに味わいに変化が生まれ、混ぜながら食べるといちごミルクジェラートのような味わいに。赤くまに使われる冷凍いちごは、自社農園で栽培されたものを100%使用しています。完熟の状態になるまで待って収穫されるいちごは甘みが強く、いちご本来の旨味と香りが抜群です。
赤くまのてっぺんに盛り付けられたソフトクリームにも、吉次園のこだわりが詰まっています。カフェをオープンさせる前に開かれた試食会で、熊本中のソフトクリームを取り寄せてスタッフ全員で食べ比べたそう。その中で最も味が良いと好評だった、阿蘇の高村牧場のジャージー牛乳を使ったソフトクリームがトッピングされています。
「吉次園の果物を、一番おいしい食べ方で多くの人に食べてもらいたい」というオーナーの思いと、果樹園のこだわりが詰まった赤くま。トッピングされるフルーツは、6月から7月までは桃、8月から10月まではぶどうです。そのとき一番おいしい果物がトッピングされた、旬の赤くまを味わいましょう。
リピーター続出!濃厚なソフトクリームも要チェック
一年を通して販売されるソフトクリームも、ぜひ食べておきたいスイーツです。こちらは自家製のいちごソースがトッピングされた「いちごソフト」(380円)。阿蘇の牧場から直送されるソフトクリームは、コクがあるのに後味さっぱり。ソフトクリームを求めて通い詰めるリピーターも多いそうです。
ジャージー牛乳を使ったソフトクリームが、コーンの下の方までぎっしりと詰まっています。KICHIJIEN Cafeのソフトクリームはコーンにもこだわりがあり、スタッフが店内でひとつずつ手焼きしています。ザクザクした食感のコーンは甘いクッキーのような味わいで、食べ応え抜群。常連客の中には、この手作りコーンのみを注文する通なファンもいるそうです。
カフェ隣接の直売所で、フルーツや加工品をゲットしよう
カフェの隣には吉次園で採れた果物や、フルーツを使ったオリジナルの加工品が購入できる直売所があります。こちらはちょっとした手土産にも喜ばれそうな、手作りのドライフルーツ。
ナチュラルなパッケージが目を引く、オリジナルのジャムもあります。定番の「いちごジャム」(680円)や、ちょっと珍しい「キウイジャム」(680円)などもあり、思わず目移りしそうなラインナップです。
自社農園で栽培したフルーツを使った、オリジナルのジュースも人気です。ドライフルーツやジャムと組み合わせて、自分だけのギフトを考えてみるのも楽しそう。
自社農園や周辺の農家から直送される、新鮮なフルーツも見逃せません。7月中旬から9月下旬にはぶどう、8月中旬から10月中旬には梨、8月上旬から11月中旬にはりんごなど、一年を通して季節の果物が販売されています。
果物好きにはたまらないスイーツが目白押しのKICHIJIEN Cafe。熊本市の中心部からは車で約30分、植木インターからは車で約15分の場所にあります。甘くてひんやりした熊本の新名物「赤くま」や、濃厚で後味さっぱりのソフトクリームを食べに、ちょっとしたドライブ旅行を楽しんでみてください。
text&Photo:桑原由布
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