ビールサーバーから日本茶!? 日本初のドラフトティーが飲める日本茶専門店

ビールサーバーから日本茶!? 日本初のドラフトティーが飲める日本茶専門店

食・グルメ カフェ ほうじ茶 抹茶 神奈川県 るるぶ&more.編集部
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2018年4月、鎌倉・御成町にオープンした、日本茶専門店「CHABAKKA TEA PARKS」(チャバッカ ティー パークス)。日本茶でありながら、ビールのように注ぐ日本初の「ドラフトティー」をはじめ、紅茶のような「ほうじ茶」やシェイカーで作る「抹茶ラテ」など、日本茶の新しい楽しみ方ができると話題のお店なんです!

Summary

鎌倉・御成町に“日本茶のセレクトショップ”が誕生

鎌倉駅西口から御成通りを入って程なく進むと、今回の目的地「CHABAKKA TEA PARKS」(チャバッカ ティー パークス)が見えてきました。チャバッカ!? なにやら独特なネーミングのこのお店ですが、実は“日本茶エンターテインメント”をコンセプトとする“日本茶のセレクトショップ”なんです。 
 
ちなみに、店名の「CHABAKKA(チャバッカ)」には、“お茶バカ・茶ばっかり・茶葉”の意味が込められているんですって。

ビーチサンダルが販売されていたり、Tシャツが並んでいたり…。どこか海沿いのアパレルショップを彷彿させる店内ですが、ひとつ違うのは、空間に足を踏み入れると心地よいお茶の香りで体が満たされること。これからはじまる日本茶との新しい出合いに、期待が膨らみます!

お店で扱う日本茶は、「煎茶・ほうじ茶・釜炒り茶・抹茶・和紅茶・和烏龍茶」の6種類。それぞれをホットやアイス、ラテやソーダ割りなどで味わうことができます。 
 
ここにラインナップしているのは、オーナーの三浦さん選りすぐりの全国の生産農家で作られた茶葉たち。一体何を選考ポイントにしているのかというと…「①新茶 ②オーガニック ③シングルオリジン ④小規模農家で生産していること(世の中にあまり出回っていないもの)」の4点なのだとか。 
 
同店で提供されるこれらの茶葉は、国内総生産量の1%未満しか作られていない、希少価値の高いものなんだそうです。

実は、サーバーから出ているの“日本茶”なんです!

日本茶専門店でビール? かと思いきや、これもれっきとした日本茶。ビールサーバーを改良したというドラフトティー専用のサーバーから、窒素をたっぷりと含ませながら注ぐ、日本初の「ドラフトティー」なんです! 
 
近年では「ドラフトコーヒー」が広がりつつありますが、日本茶業界での「ドラフトティー」は初の試みなのだそう!  
 
自分で実際に淹れることもできるので、挑戦してみてはいかがでしょうか。ゆっくり注ぐと、よりクリーミーな口当たりになりますよ!

ドラフトティー あさつゆ(鹿児島頴娃) 756円
ドラフトティー あさつゆ(鹿児島頴娃) 756円

「ドラフトティー」で使用しているのは、天然玉露といわれる高品質の深蒸し煎茶「あさつゆ」です。 
 
とろりとした口当たりとやさしい甘さを堪能しながら、これまでに体感したことのない、クリーミーな泡がのった水出し煎茶を味わってみてください。

ハンドドリップで淹れる「紅ほうじ茶」

緑茶とほうじ茶は、ハンドドリップするのがチャバッカ流。

使用しているのは、日本茶を抽出するために開発したという“急須型のオリジナル日本茶ドリッパー”。萩焼・波佐見焼・有田焼と素材にもこだわったそうです。

紅ほうじ茶 ごこう(埼玉狭山)  HOT486円
紅ほうじ茶 ごこう(埼玉狭山) HOT486円

一見すると、紅茶にも思えるコチラの「ごこう」。ひと言で表すなら、“紅茶とほうじ茶のハイブリッド”といったところ。紅茶の葉っぱを焙煎機で時間をかけて焙じる、お店のオリジナルなんですって。 
 
紅茶のほのかな甘みとほうじ茶の香ばしさを合わせ持つ、新しいほうじ茶。ぜひチェックしてみてください!

シェイカーで作る「抹茶ラテ」

抹茶 おくみどり(京都宇治) 抹茶ラテ COLD Mサイズ 529円
抹茶 おくみどり(京都宇治) 抹茶ラテ COLD Mサイズ 529円

京都宇治の「おくみどり」を使った、鮮やかなグリーン色が特徴の「抹茶ラテ」。この美しい抹茶の色味は、新芽の段階に一定期間光を遮って育てる“覆下茶(おおいしたちゃ)”と呼ばれる方法で作られているからなのだとか。光を遮断することで、色味の変化だけでなく、渋みの成分が減って、お茶のうまみや茶葉の香りがさらに増すのだそう。 
 
抹茶の濃厚さは残しつつも、とてもさっぱりといただける一品。暑い季節には「アイス抹茶ラテ」がおすすめです!

実はこの「抹茶ラテ」、カクテルを作るようにシェイカーを振って仕上げているんですよ!シェイクすることで、抹茶自体の苦みや角を落とすだけでなく、甘さを引き出してまろやかな口当たりになるそうです。日本茶専門店でまさかシェイカーとは、驚きですね! 
 
 
「CHABAKKA TEA PARKS」は、なんと食べ物の持ち込みがOK!来店前に鎌倉で食べたいおやつを購入して、店内でそれに合う日本茶を選ぶ!という新しい楽しみ方もできるんですよ。鎌倉銘菓を片手に、日本茶専門店ならではのとっておきの日本茶をぜひ堪能してみてください。

text:清沢奈央

photo:櫻井めぐみ

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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