#おうち時間 ごはんがすすむ!台湾ソウルフード「ルーロー飯」の簡単レシピ
サクッと週末女子旅を楽しめちゃう台湾は、観光もカフェもショッピングも大充実。また屋台料理からスイーツまで、おいしいグルメの宝庫です!そんな楽しい台湾旅行をおうちのテーブルで再現! 旅好き女子にお届けする、基礎からしっかり学べる料理教室「ABCクッキングスタジオ」とのコラボ連載。4月はテーブルコーデもフォトジェニックな3つの台湾ランチレシピをご紹介します!
Summary
好吃(おいしい)が止まらない!台湾ランチ
今回作るのは台湾のソウルフードともいえるルーロー飯、台湾に専門店もあるほど人気のワンタン麺、そして台湾土産の定番ともいえるパイナップルケーキ♪ 3つそろえば、台北の街で食べ歩きしたような気分になれるかも⁉
【レシピ】台湾っ子の元気の源!「ルーロー飯」
豚肉を甘辛いタレで煮込んで豪快に白ごはんにのせた、台湾で愛され続けるソウルフード。とろける半熟茹で玉子も食欲をそそります!
<材料> 4人分
豚バラ薄切り肉 350g
玉ねぎ 150g
にんにく 15g
ごま油 小さじ2
干し椎茸 2枚
水 160㏄
高菜漬け 80g
小麦粉 小さじ4
ご飯
(b)
砂糖 小さじ2
酒 小さじ2
干し椎茸の戻し汁+水 240㏄
オイスターソース 小さじ4
しょうゆ 小さじ2
小松菜 100g
卵 4個
〈下準備〉
・豚バラ薄切り肉は幅4~5cmに切っておく。
・玉ねぎとにんにくはみじん切り。
・干し椎茸2枚は160ccの水で戻し、軽く水気をしぼり、粗みじん切り。戻し汁は取っておく。(b)で使用。
・高菜漬けは粗みじん切り。
・小松菜は、塩を加えた熱湯で根元から茹で、水に取り、色止めして水気をしぼる。
長さ4㎝に切りそろえ、再び水気をしぼっておく。(湯は半熟卵で再度使用)
〈作り方〉
~半熟茹で卵~
①酢・塩を加えた熱湯を準備し(小松菜の茹で湯を使用)、卵を静かに入れる。最初の2~3分は混ぜながら中火で6分加熱する。〈★ポイント1〉
②冷水に取り、冷めたら水につけながら殻をむく。
~豚肉の煮込み~
①フライパンにごま油を熱し、玉ねぎ・にんにくを加え、しんなりして香りが出るまで炒める。
②豚肉を加えて表面をしっかり焼く(強火)。〈★ポイント2〉
③干し椎茸、高菜の順に加えてさっと炒める。
④薄力粉を加え、粉っぽさがなくなるまで炒める。
⑤(b)を加え、軽く煮込む。
★ポイント1
ポコポコと湯が沸騰する鍋の中で卵をまわすようによく混ぜると、黄身が真ん中に移動し、割った時に美しいビジュアルに。鍋に塩と酢を入れると、卵の殻が割れてしまっても割れ目から白身が出にくくなるのでおすすめです。
★ポイント2
玉ねぎはフライパンの端に寄せ、余ったスペースで豚肉を焼いていきます。最初にしっかり表面を焼き、中途半端なタイミングでひっくり返さないようにすることで肉の旨味が溢れ出てきます。肉にとってはお焦げも調味料の一つ。ほどよく焦げ目を付けるのがおいしさの秘訣と心得。
〈盛り付け〉
①器にごはんをよそい、豚肉の煮込み・小松菜・半熟茹で卵を盛り付ける。
【レシピ】折りたたんで簡単!「ピリ辛海老ワンタン」
ニンニクとラー油が効いたピリ辛のタレでいただく海老ワンタンは、パクッと一口でいけちゃうのに満足感も十分。一見難しそうだけど、ワンタンを折りたたむコツをつかめめればこっちのもの♪
<材料> 4人分
海老(殻付) 4尾
片栗粉 小さじ1
塩 少々
しょうが 15g
塩 小さじ1/4
酒 小さじ2
白こしょう 少々
片栗粉 小さじ2
ワンタンの皮 24枚
白ねぎ 60g
香菜 15g
(c)
砂糖 小さじ2
米酢 小さじ2
しょうゆ 大さじ2
にんにく 8g
ラー油 小さじ1
〈下準備〉
・海老は立て塩・真水で洗い、殻と尾を除き、包丁で背中から切り込みを入れ、背ワタを除く。
片栗粉・塩でもみ、海老がかぶる位の水を加えてもみ洗いし、流水で洗い流し、水気を除く。
半分は5mm角に切り、半分は粘りが出るまでたたく。
・しょうが15gは皮をむき、みじん切りにし、さらに小さじ1/4の塩を加えて包丁でペースト状にしておく。
・にんにくは皮と芯を除き、みじん切り。
・白ねぎは長さ5cm位に切り、外側の部分はせん切りにして水にさらし、水気を切っておく(白髪ねぎ)。芯は小口切り。
・香菜は根元を除き、長さ2㎝位に切っておく。
〈作り方〉
~ピリ辛だれ~
①ボウルに(c)を入れ、よく混ぜる。
~海老ワンタン~
①ボウルに海老を入れ、しょうが・酒・白こしょう・片栗粉を加え、よく混ぜる。
②白ねぎ(芯)を加えて均一に混ぜる(たね)。
③1つ分のたねをワンタンの皮の中央にのせる(1人6つ)。
④皮の端2辺に水をつけ2つに折り、両手で包み込むようにして皮同士を押しつける。2つの角を大きい角につける(乾燥しないように、ラップをかけておく)。〈★ポイント1〉
⑤熱湯にワンタンを入れ、再沸騰してワンタンが浮いてきたら1分位加熱する。
⑥穴あきお玉ですくい、水気を切り、水に取る。
★ポイント1
ワンタンの皮の端2点に水をつけることで、折りたたみやすくなります。
次に三角の左右を写真のように折りたたみます。ここでできたポケット(くぼみ)にスープが入り込むから、よりワンタンが美味しくなるんです!
〈盛り付け〉
①ワンタンの水気を切り、皿に置く。
②白髪ねぎ・香菜をのせ、ピリ辛だれをかける。
【レシピ】台湾土産の代表格!フレッシュに甘い「パイナップルケーキ」
パイナップル、小麦粉、卵などで作る台湾土産でお馴染みのパイナップルケーキは、焼き立てほやほやが一番おいしい!パンチのあるルーロー飯に引けを取らないフレッシュな甘さは台湾ランチのデザートにぴったり。
<材料>4人分
パイナップル(ドライフルーツ) 30g
水 40㏄
バター(食塩不使用)40g
市販のクッキーミックス粉 80g
マフィンカップ 4個
〈下準備〉
・バターは室温に戻しておく。
・パイナップル(ドライフルーツ)は小さめにちぎり、分量の水を加え、浸けておく(30分~)。
・オーブンに予熱を入れておく(電気180℃18分~/ガス170℃15分~)
〈作り方〉
①鍋に水に浸けたパイナップルを水ごと入れ、加熱する。沸騰したら弱火にし、果肉をつぶしながら煮詰め、4等分にし、粗熱を取る。
②ビニール袋にクッキーミックス粉・バターを入れ、全体が均一になるまで混ぜる。
③②を4等分にし、ラップの間にはさみ、直径8㎝位の円になるように広げる。
④①をのせて包み、丸く形をととのえる。〈★ポイント1〉
⑤綴じ目が下になるようにして直径6cmの型(市販の紙カップケーキ型でOK)に入れ、上から軽くおさえる。残りも同様に行う。
⑥オーブンで焼く(電気180℃18分~/ガス170℃15分~)。
★ポイント1
生地にパイナップル入りの餡をのせたら包んでいきます。
写真のように手の平の端の丸みを使うと、キレイな丸形に。生地の綴じ目が下になるように丸めると美しくなります。
〈盛り付け〉
①型から取り出し、皿に盛り付ける。
台湾ランチ、全部完成!
ルーロー飯、ピリ辛海老ワンタン、パイナップルケーキが並ぶフォトジェニックな食卓は、まるで台湾のオシャレなごはん屋さんにいるような錯覚に!
【テーブルコーデ】台湾花布のクロスを引けばそこは台湾♡
ひと目で「台湾」だとわかる台湾花布は、クロスに引くだけでバチッと絵になる便利アイテム。今回は料理の色が似ているのでパイナップルケーキのお皿を水色にして、より華やかにしました。
台湾花布のクロスを引くだけではなく、全体的なカラーを3色程度に絞ればぐっと上級者らしくなります。今回は布にあるピンク、ブルー、白の3色を中心にコーディネート!
パーティーの飾り付けの常連・ハニカムボールは、メジャーな丸形のほか、どこか台湾らしさを感じる蜂の巣をイメージしたものも用意。テーブルの隙間に置いて遊びゴコロを演出しましょう。
すべてを柄物にすると賑やかすぎて柄同士が喧嘩してしまうので、シンプルな竹のランチョンマットを茶器の下に敷いてバランスをとってみて。台湾には欠かせない香辛料・八角を散らすと雰囲気が出ます。
この連載ではお馴染みのイラストピック!今回はお茶文化のある台湾らしいティーポット、提灯、国旗を作りました。イラストでキーワードを検索して出てきた画像をプリントアウトした手作りピックです。
SNSで募集中!おうちで台湾料理&テーブルコーデ写真
るるぶ&more.では本記事のレシピをおうちで再現された写真をSNSで募集中!手作り台湾料理やテーブルコーデのアイデアをハッシュタグ「#旅好き女子のための世界一周レシピ」「#rurubuandmoreレシピ」をつけてシェアしてください!
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【台湾旅行情報】台湾トレンドグルメと、オシャレなBar&茶藝館
お腹いっぱい食べ歩きたい台湾トリップで、まずチェックしたいのがトレンドグルメ。今の流行はミルクティーじゃないタピオカドリンクってご存知⁉ 台北の「Bobii Frutii」では、天然色素で色を付けたカラフルなタピオカドリンクが待ってます。
台湾のナイトライフといえば「士林市場」(シーリンシーチャン)や「饒河街夜市」(ラオフーチエクワンクアンイエシー)などの夜市が有名ですが、実はカクテルバーやクラフトビールもおしゃれで楽しいのです!
常に100種類近くの台湾クラフトビールをそろえる専門店「啜飲室 Landmark 信義店」(写真上)や、スタイリッシュなホテル「ダブリュー」内にある「自然×光」をコンセプトにしたラグジュアリーなバー「WOOBAR」で、とっておきの夜を楽しんでみて!
お酒や夜の観光が苦手な人は、イマドキのファッショナブルな茶藝館がおすすめ。「串門子茶館」では美術館のような空間で、写真映えする宮廷菓子と台湾茶をいただけますよ。
レシピ提供 =ABCクッキングスタジオ
text=mogShore
photo=緒方佳子
Styling=Yuka Eguchi, Masako Ouchi
●記事内の台湾の旅行情報は『るるぶ台湾 ’20』に掲載した記事をもとに作成しています。
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