ついに完成!小関裕太がおうちでできる、簡単食パンづくりに挑戦【後編】
人生初の食パン作りに挑戦中の小関裕太さん。調理開始から約80分、ついに食パン完成です。いったいどんな風に焼き上がったのでしょうか?講師のBacke晶子先生曰く「パンのこね方などで性格が分かる」とのことで…小関さんの隠れた一面も明らかに!
前編の格闘をプレイバック
前編では食材を混ぜる、生地をこねる、発酵させる、オーブンに入れるところまで、写真てんこもりでレポートしました。
\前編の記事はこちら!/
焼き上がりはいかに!?
イースト菌で膨らんだパンの生地を200℃に予熱しておいたオーブンで焼くこと25分。いざ、初対面のときを迎えました。
小関さん「ドキドキしますね。初めての我が子、大きく育っててくれー!」
ーーオーブン、OPENお願いします!
先生「形もきれいに、ふっくらこんがり、焼き上がりましたね!」
愛おしさあまって…このままガブッと噛み付いちゃいそうな勢い。
いつまでも眺めていたい美しい我が子(食パン)ですが、冷めないうちにさっそく味見とまいりましょう。
いざ実食!初めての食パンの味は⁉
「もしや、小関さんと食パンピクニックできたら最高なのでは…?」。
発酵するパンのように膨らませてきた妄想を今こそ実現すべく、サラダやジュース、ワインなどでキッチンのテーブルを編集部がデコレート。
試食シーンはぜひ彼女目線でお楽しみください♪
小関さん「口の中ではクリームチーズの存在感が強いんだけど、あとから食パンの皮の香ばしさが一気にきますね。こんなに相性がいいなんて!」
ーーあまたの食パンを食べてきた筋金入りの食パンLOVER小関さんですが、お味はいかがでしょう?
小関さん「皮はすごく香ばしくて、その香ばしさのなかにほのかな甘みを感じます。中はもっちりふわふわ、甘さは控えめというか。パン単体でいうとフラットな味だからこそ、クリームチーズなどのトッピングをうまく引き立てることができ、何にでも姿を変えられる柔軟な子(食パン)だと思います!」
パン作りで見えた!小関さんの性格診断⁉
最後に先生にも食べていただくことに。緊張した面持ちで様子を見守ります…。
先生「おお!引き(※注:パンの弾力・食感)がいい!皮もしっかり香ばしいですよ!」
小関さん「うれしい!僕も皮が結構気に入ってるんです!」
先生「小関さん、これ本当に美味しいですよ!合格です〜!」
小関さん「やったー!」
ーー前編で先生は「作る人によって食パンの味が変わる」とおっしゃってましたが、小関さんらしいパンはできたでしょうか?
先生「そう、食パンは材料がシンプルだけに、作る人の性格が出るんですよね。
正確に計量して、レシピ通りきちんと作れる人が上手なお菓子作りと違って、パン作りはこね方や生地の扱い方で出来が変わって、個性がでます。
パン作り初心者さんは、おそるおそるパン生地を扱いがちなのですが、小関さんは…いい意味で大胆!」
小関さん「大胆⁉あ、確かにそうかもしれません(笑)」
先生「大胆に力強くこねたことで、はじめてとは思えない良い生地ができました。
その後の作業も迷いなく手早いので、乾燥もしないで、ふっくらふくらみました。引きもしっかりあるおいしい食パンに仕上がりましたね。すばらしい!」
小関さん「なるほど〜、うれしいです!先生、今日はありがとうございました!」
先生「こちらこそ、私もと〜っても楽しかったです!」
パン作りを振り返って
ーー小関さん、初めての食パン作りを振り返っていかがでしたか?
小関さん「最初に生地をこね始めたところはちょっと力がいりましたが、その壁を乗り越えさえすれば、どんどん生地が変わっていって、とても楽しくなりました。先生がおっしゃるように『作り方に向き合うことで味が変わる食パン作り』、すごく奥深いぞ、と実感しましたね!」
ーーこれからどんな食パンを作ってみたいですか?
小関さん「そうですね…今日第一歩を踏み出したわけですが、もし慣れてきたら、人気の食パン専門店がやっているような生クリームやベッコウ飴などを生地に混ぜてみるのも面白いかも。上に塗るジャム作りにもいつか挑戦してみたいです」
小関さん、どうもありがとうございました!
小関さんだからこそ作れた“小関パン”。今度は、あなた色の食パンを作ってみませんか?
【みんなも作ろう!】今回の食パンレシピまとめ
今回、小関さんがチャレンジしたものと同じ「イギリスパン」のレシピに挑戦してみましょう!材料や道具は、前編をチェックしてくださいね。Backe晶子先生のワンポイントアドバイス入りです♩
【STEP①】
ボウルに粉を入れ、塩、砂糖、イーストを入れて混ぜておく。ぬるま湯をそそぎ全体を混ぜ合わせ、ひとかたまりになったらバターを加えまとめ、まな板の上でこねる。
【STEP②】
こねあがった生地を丸めたものを3等分し、それぞれを再び丸め直した後、ぬれ布巾をかけて5分間生地を休ませる
【STEP③】
生地をたたいて平らにし、丸め、とじ目を下にして食パン型に入れ、ぬれ布巾をかける。
ぬれ布巾をかけた食パン型と1リットル分の熱湯をポリ袋の中に一緒に入れたら、ポリ袋の口を閉め、室温25℃で30分(25℃以下の場合は35分~40分)おいて発酵させる。
【STEP④】
30分発酵させたら、200℃に予熱しておいたオーブンで25分焼く。
できあがり!
- 【プロフィール】
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小関裕太(こせき ゆうた)
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1995年6月8日、東京都出身。2003年より『天才てれびくんMAX』(NHK)のテレビ戦士として活躍するなど、子役として俳優活動をスタート。その後、連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK)では個性的なキャラクターを演じ話題となる。近年の出演作としては、映画『シグナル100』、ドラマ『来世ではちゃんとします』(テレビ東京)など。また、2020年4月20日放送開始のドラマ『行列の女神 〜ラーメン才遊記〜』(テレビ東京)に出演中。ほか、『旅するイタリア語』(NHK Eテレ)に出演中。
\小関さんの食パン愛に迫った記事はこちらから/
text:城リユア(mogShore) Photo:竹中圭樹 Hair&make:SHUTARO(vitamins)
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。