人にとっても、果物にとっても優しい場所。【きょん。のあの日この日のカフェダイアリー。】
今から80年以上も前のこと。かつては青果店だったこの場所は、今では全国にファンを持つ名物カフェに。フルーツに対する熱い想いが呼応するかのように、フルーツがフルーツ以上のフルーツになる創作メニューの数々に、日々多くの人が癒されています。
賑やかエリアにひっそりと。
1935年青果店としてオープンしたお店は、現在「OSORA CAFE(おそら かふぇ)」として多くの方に愛されるカフェとなっています。
新幹線が発着するJR・新大阪駅や、大阪メトロ線、阪急沿線それぞれから徒歩圏内にあるため、比較的人通りが多いエリアではあるものの、ここだけ切り取られているかのような落ち着いた空気感です。この雰囲気に惹かれて、立ち止まる方続出。
リビングのような癒し空間で。
そんなOSORA CAFEの内側は……。心地よすぎるくらいのアットホーム感に包まれていて、外観から得られる穏やかさとのギャップは皆無。
カフェ空間が自宅のリビングのように感じられます。そういう意味でもここは"おうちカフェ"の一つだと思うのです。
今が旬!フルーツのポテンシャルを引き出す創作メニュー。
果物の本質を知るお店だからこそたどり着けるこだわりメニューの数々。
主役となる果物選びに一切の妥協がありません。その時期もっとも旬となる果物が使用されるのですが、取材に伺った6月はなんとメロンを使用したトーストがメニューインしていました。
トーストを包み込むのは、静岡県生まれの最高級クラウンメロン。
シロップのごとく果汁が染み込んでいて、センターを飾るアイスとの絡みも格別。"メロンパン"の形容に思わず納得です!
一味も二味も異なる特製フルーツサンドには、存在感抜群のマンゴーをサンド。挟むパンは黒糖パン、合わせるクリームはマスカルポーネ・クリームチーズ・生クリームを独自に配合した甘さ控えめのものを使用しているため、マンゴーが持つ甘さをアシストする組み合わせ。
しかもこちらのマンゴー、そのサイズなんと4Lだそうで…!実物を見せていただいたのだけど、あまりのサイズ感に一瞬"ほんとにこれマンゴーですか?”とたずねてしまったほど。
ただでさえ瑞々しい果汁たっぷりの桃にソーダを合わせた飲むオアシス。
清涼感とともに弾ける濃厚な甘さ、そしてキリッと締まるすっきりとした後口。暑さに負けそうになったとき、一気に水分&甘味チャージできる夏の救世主的ドリンクです。
店内に描かれた「There is always light behind the clouds(雲の向こうは いつも青空)」という言葉。
このワードを言葉だけではなく、心から体感させてくれる場所、それが<OSORA CAFE>です。帰り際の足取りなんて、見事にスキップですもの。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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