食・グルメ
2020.07.07
京都の元祖抹茶ケーキといえばココ！かわいいクマのマカロンにも癒やされたい
京都市営地下鉄・北大路駅から市バスで5分ほど。洛北高校のそばで親しまれているパティスリーが「パウンドハウス」です。抹茶ケーキ発祥のお店として創業40年。今も変わらぬ味を大切に守りながら、「クマカロン」やアメリカのデコレーションなど新しいテイストもとり入れています。
ロングセラーの抹茶ケーキ！お茶の旨みを心ゆくまで堪能
品のある抹茶の風味が口いっぱいに広がる「抹茶ケーキ」は、創業以来のロングセラー。
「お茶の旨みを最大限に引き出せるよう、温度管理や扱いに気を配っています」と語るのは、藤林亜弥子さん＆佳代子さん姉妹。創業者である両親から店を受け継ぎ、二代目パティシエとしていきいきと腕をふるっています。
ふんわりムースの、やわらかな口どけ。口の中でスッとなくなるほどの軽やかさが特徴です。創業時から変わらず、西本願寺ご用達「美好園」の最高級抹茶を使った逸品。芳醇な抹茶リキュールもしっかりと効かせた大人な味わいは、プレゼントや自分へのご褒美にぜひ。
マンゴー、イチジク、メロン。みずみずしい旬のフルーツがぜいたくに味わえる季節のショートケーキもまた、訪れる楽しみのひとつ。ほっくりと甘いマンゴーは、熊本県菊池から完熟の果実が届きます。
和歌山県産・朝採れのイチジクは、やわらかさと甘さが絶品。その時々で一番おいしい産地のものを厳選し、取り寄せています。
「シンプルだからこそ、素材を吟味して丁寧に作っています」と亜弥子さん。国産イチゴが入荷する時期（12月～6月頃）限定のストロベリーショートケーキや、静岡県産の希少なマスクメロンのケーキ（※予約のみ）など、最新の入荷情報はぜひインスタグラムでチェックしてみて！
ショートケーキ風のユニークなフォルムのプリンは、しっかりと固めの食感にこだわっています。ちょっぴりほろ苦いカラメルソースをたっぷりかけて召し上がれ。ケーキもプリンもほどよい甘さで、男性ファンが多いのも納得ですね。
愛らしい表情に注目！しっとりやわらかな口どけのマカロン
愛らしい表情に癒やされる「クマカロン」は、バニラorショコラをお好みで。「クマが好きなので、家でクマの形に手絞りしてみたところ好評で」と笑う佳代子さん。
一時お休みしていた時期もありましたが、お客さんからの熱いリクエストで復活したのだそう。BOXいっぱいにギュッと詰めて、ピクニックやお花見に持って行くのもカワイイですよ！
はんなりとした舞妓さんのイラストが趣きたっぷりの「京マカロン」もロングセラー。抹茶とフランボワーズの2種類入りで、食べやすいひと口サイズがうれしいですね。
ふんわりとやさしい、記憶に残る食感のマカロン。流行する前から店頭に並ぶ、パウンドハウス自慢の一品です。
特別な日にオーダーしたい！美しすぎるデコレーション
食べるのがもったいない！かわいいフラワーカップケーキは、アメリカのデコレーションクラス「Wilton」で学んだ亜弥子さんの担当。バラやアジサイなど、カラフルなお花たちがとってもキュートですね。
関西初のWilton公認インストラクターとしても活躍する亜弥子さん。クッキーやケーキなどのデコレーションスイーツ作りの教室も運営しています（詳細はお問い合わせを）。
繊細な手仕事が光る「プリンセスドール」とゴージャスな「リボンケーキ」は一番人気！大切な日を彩るアニバーサリーケーキのオーダーも、ぜひ相談してみて。
クッキーやフィナンシェ、スコーンやパウンドケーキなど焼き菓子もズラリ。創業以来受け継がれてきた、世代を超えて愛される味。大切な人へのプレゼントや自分のために、京都を訪れた際はぜひ足を運んでみて。
text:外園佳代子（ウエストプラン）
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