3500円で"一生モノ"をハンドメイド!次のデートはレザー工房で決まり

3500円で"一生モノ"をハンドメイド!次のデートはレザー工房で決まり

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北千住にある、レザーブランド「TOMY MADE(トミーメイド)」のアトリエでは、革小物をハンドメイドするワークショップを開設。中でもコーヒースリーブを作るクラスは、初心者でも参加しやすい内容と価格で人気。完成したスリーブは日々のカフェ活で使えるだけでなく、環境にもやさしい♪レザーの変化を楽しみながら、長く使えるアイテムを自分で作ってみませんか?

Summary

時が経つほどに愛おしく。自分次第で表情が変わるのがレザーの魅力!

北千住の住宅街にアトリエを有する「TOMY MADE」。レザーアーティストのTOMYさんが展開する、国産牛革やボタニカルなタンニンなどを使用したレザーブランドです。

3月に移築したばかりのアトリエは、ヴィンテージ家具やモニュメントに囲まれとってもおしゃれ!アートも好きだと言うTOMYさんがレザーにステッチで描いた作品も並んでいます。

レザーは生き物とも言われ、きちんとお手入れすれば長く愛用できるのが魅力です。扱い方でツヤやシワの出方が変わるのもおもしろいですね!

他の素材と比べて消耗されにくく捨てなくていい分、エコだとも言えます。そんなレザーの魅力を身近に感じられるのがこのワークショップです。

初心者OK!世界にひとつだけのオリジナルスリーブ作り

コンビ二のレギュラーサイズコーヒーがフィットする大きさです。
@tomy.made コンビ二のレギュラーサイズコーヒーがフィットする大きさです。

今回挑戦するのは、コーヒースリーブ製作(参加費・材料・税含む 3500円)。

レザーの切り出し、縫合、磨き…などレザークラフトに欠かせない工程を一通り体験できます。2名程度の少人数で行われるクラスで、基本は1グループでの開催となるため人見知りの方も安心。デートでの利用にもぴったりです!

まずはレザーを切り出して行きます。つややかな大判のレザーに興奮!

次にモデラーというペンのようなものと型紙を使って目印をとり、革包丁を使って切り出して行きます。分厚い革を切り出すのはなかなか難しいけど、ざくっと切る感触が気持いい!

汚れをはじいたり毛羽立ちにくくするために、革の切り出し部分をコーティング。その後、2枚の革を革用のりで貼り合わせます。

家では真似できない!プロ仕様の工業用ミシンを初体験

TOMYさんが実際に製作で利用しているミシン。私たちが知っているミシンとはパワーが桁違い!
TOMYさんが実際に製作で利用しているミシン。私たちが知っているミシンとはパワーが桁違い!

次に、貼り付けた革を糸でも繋ぎ合わせます。

使用するのは工業用ミシン!布よりも厚く固い革を縫うため、家庭用ミシンとのパワーの差に驚き。初心者でも使用できるよう一番遅いスピードに調整してくれます。

ステッチの糸は好みの色を選択可能。革に近い色味のイエローだと品が良く、反対にレッドやブルーだとポップな印象になるそう。

ミシンはフットペダルで操作します。家庭科の授業以来の懐かしい感覚…(笑)

TOMYさんがきちんと補助をしてくれるので安心です。 

焼きペンという高温のペンで糸をキレイに処理してもらいます。

エッジャーは二股で、指でいう水かき部分に刃がある道具。
エッジャーは二股で、指でいう水かき部分に刃がある道具。

その後、左右の端をふのり(液体のり)で固め、はみ出た革をエッジャーカットします。

スリーブを手に持った時に快適なよう、角ばった革の継ぎ目部分をなめらかに削り取ります。このスーッと刃を入れる作業もめちゃくちゃ気持いい!その後、再びふのりを付けて角を磨きます。

名前、好きな言葉、日付…。自分だけの刻印で一生の思い出を

その後、バフという摩擦でなめらかにする機械に革をかけてもらい、さらにツルツルの手触りに!上下もコーティングし、刻印します。

先ほどの焼きペンを使用。刻印前に練習…(笑)
先ほどの焼きペンを使用。刻印前に練習…(笑)

レザースリーブには自分の好きな文字やマークを好きな場所に入れられます。今回は裏の右端にさりげなくイニシャルを入れました!

カップルは記念日を入れたり、友達にメッセージを入れて贈ったりするのも素敵ですね。

最後にオイルを塗り込んだら完成!

初めてのレザークラフトでしたが、しっかり教えてもらえるのでとても楽しめました。製作段階の中での発見も多く、お店でレザーアイテムを選ぶ時も今までとは違った見方ができそうです。

写真は今回のコーヒースリーブと同じヌメ革で製作された小物たち。右が未使用の状態です。お手入れしながら使っていくと左のように豊かな風合いへと変化します。

最近マンネリ気味…というデートのプランにもぴったりですね!


Text・Photo:日高沙織(vivace)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください

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