不器用さんも大歓迎!ガラスを並べるだけの簡単オリジナルお皿作り
お寺や古い街並みが残る浅草は、幅広い年齢層の方に人気の観光スポット。そんな浅草で“新しい観光スポット”として人気を集めているのが硝子小物を手作りできる「田畑硝子工房」。かわいらしいカラフルな硝子を並べて、オリジナルのお皿を作るワークショップ体験をしてきました!
カラフルな硝子で自分好みの小物が作れる工房
浅草駅から吾妻橋を渡り、徒歩5分の場所にある「田畑硝子工房(たばたがらすこうぼう)」は、カラフルなお皿やアクセサリー、時計などの小物が作れる硝子工房です。
「田畑硝子工房」では“キルンワーク”という電気釜(キルン)で硝子を溶かす手法を使っており、やわらかな雰囲気とビギナーでもイメージに近い作品を作れることが特徴。
「もともと色が好きで、キルンワークに惹かれたんです」という店長さん。言葉の通り「田畑硝子工房」で扱われている硝子は色とりどりで、カラフルな作品たちに思わずうっとり。
思い通りに、自由自在に、色をたのしむ
硝子の種類は透明なものや曇っているもの、柄がついているものなど多種多様。光の加減などで色味が変わるので、思いがけない表情を見せてくれるのもキルンワークのおもしろさです。
「どんなデザインにしようかな」と頭の中で想像を膨らませ、早速ワークショップスタートです!
今回るるぶ&more.編集部はお皿のキルンワーク(10cm×10cm 3500円)を体験。はじめに店長さんがキルンワークのやり方やそれぞれ硝子の特徴をわかりやすく教えてくれます。
普段あまり触れることのない硝子細工の世界ですが、とても奥が深く勉強になります。
簡単な説明を受け、早速スタート。まずは、お皿の土台になる透明硝子の上に自分の好きな色の硝子を置いていきます。色のバランスや大きさを考えながら、ひとつひとつ真剣に。
ときどき遊び心で大きめの硝子や小さめの硝子を散りばめてみたり…。
硝子は好きなサイズにカットしてもOK!花柄や水玉などの模様をつけるとよりやわらかな印象になるんだそう。
硝子の中には熱を加えると色が変わるものもあるので「どんな作品になるかな」と仕上がりまでワクワクできるのも楽しい!
ひたすら硝子を並べ続け、とってもかわいいお皿になりそうな予感!まんべんなく硝子を並べたら、ワークショップは終了です。作品は、店長さんが電気釜でゆっくりとていねいに焼成してくれるので、2〜3週間後のお渡しになります。
そして、できあがった作品がこちら!
ところどころに散りばめた大小の硝子がアクセントになっていてとってもかわいい!
光にかざすと、透明の硝子と曇り硝子のコントラストがよく分かります。お皿を置く場所の色によっても硝子の雰囲気が変わるので、使うたびにたのしい!
「田畑硝子工房」では、お皿のキルンワークだけでなく、アクセサリー(2500円~)、箸置き(2本1セット 2000円)、時計(5200円)、お香立て(2500円)、コースター(4000円)、お猪口(4000円)、コップ(6300円)、一輪挿し(5800円)、ペーパーウェイト(5200円)を作ることもできます。
作業の所要時間やできあがりまでのお時間がそれぞれ異なりますので、詳細はホームページをご覧ください。
また、現在(2020年9月取材時点)はご来店が難しいお客様のために一部の体験を宅配ワークショップとしてご用意しています。こちらもホームページにでご確認を。
自分のために集中をする、有意義な時間に
色のバランスやできあがりをイメージしながら作るキルンワークは、想像以上に集中力を使います。
実際に体験してみると、かなり集中していたのか、ワークショップが終わるころにはやり切ったあとの爽快感がありました!
仕事や家事で忙しいと、なかなか自分のために集中をする時間が取れないという方も多いはず。「田畑硝子工房」のキルンワークで、有意義なひと時を過ごしてはいかかでしょうか。
■田畑硝子工房(たばたがらすこうぼう)
住所:東京都墨田区吾妻橋1-13-7 1F奥
TEL:03-6803-0770
営業時間:11〜19時
定休日:水曜日(祝日は営業していることもあり)
Text・Photo:久保田聡実(vivace)
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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