北海道おすすめ博物館15選!展覧会&イベント情報ほか営業再開状況もチェックしよう
北海道には大自然やウインタースポーツ、グルメを目当てに訪れる方が多いかもしれませんが、あわせてぜひ楽しみたいのが博物館巡り。道内には、2020年7月にオープンしたばかりの「国立アイヌ民族博物館」をはじめ、魅力的な博物館が点在しています。暖かい館内で、北海道の歴史や文化にふれてみませんか。
Summary
国立アイヌ民族博物館
先住民族アイヌの歴史と文化の展示や調査研究などに特化した、日本初の国立博物館です。アイヌ民族の視点でことば・世界・くらし・歴史・しごと・交流の6つのテーマを紹介。全96席のシアターでは随時アイヌ文化に関するプログラムが上映されています。伝統工芸品を扱うミュージアムショップも併設しています。※新型コロナウイルス感染症対策のため、ウポポイと博物館それぞれに予約制を導入。詳細は公式サイトを確認。
サッポロビール博物館
サッポロビールの前身である「開拓使麦酒醸造所」の開業140周年を記念して、平成28年(2016)4月21日に新装オープンした博物館です。館内は基本的に見学自由(無料)ですが、「復刻札幌製麦酒」の試飲ができるガイド付きの「プレミアムツアー」(500円、所要50分)も実施されています。
レ・コード館
市街地中心部にそびえたち、日高山脈や太平洋といった美しい景観が見渡せる「優駿の塔」が目印です。町おこしとしてアナログレコードの収集・保存に努め、目標としていた100万枚を達成。館内は入場無料で、無料視聴なレコードも多数設置されています。有料の見学コースでは、レコードの歴史だけでなく、歴史的価値のある蓄音機やレコードを見ることや、巨大な「オールホーン・スピーカー」でのレコード視聴も楽しむことができます。
小樽市総合博物館 運河館
小樽の歴史や自然に関しての資料、約2000点を展示。明治26年(1893)築の石造り(木骨石造)倉庫を利用した、博物館自体が貴重なものです。明治・大正期の街並みを実物大で再現したコーナーは特に必見。
日本銀行旧小樽支店金融資料館
駅に向かって浅草通り(日銀通り)を行くと、かつて中央銀行として機能した、界隈でもひと際目を引く建物が現れます。竣工は明治45年(1912)で、設計は日本近代建築の先駆者・辰野金吾とその弟子ら。レンガの上にモルタルを塗り石造り風に造られていて、小樽市指定有形文化財になっています。内部は金融資料館として公開。日本銀行の歴史や業務をわかりやすく解説。1億円(模擬)の重さや偽造防止技術も体験できます。(体験は、新型コロナウイルス感染症対応により現在休止中)。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。