サスティナブルな最新スポット5選!エコライフで守る私たちの「ワンヘルス」

サスティナブルな最新スポット5選!エコライフで守る私たちの「ワンヘルス」

るるぶ&more.編集部 ヘルシー エコ 健康
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みなさん、突然ですがなにか最近エコなことしてますか?エコバッグを持っている、マイボトルを使っている、過剰包装の商品を避けるなど、身近にできることってたくさんありますよね!るるぶ&more.でもエコなショップ、ヘルスコンシャスなカフェなど、いろいろ紹介してきました。今回はそんなスポットを改めてまとめながら、今知っておきたい「ワンヘルス」という考え方についてもご説明します。

Summary

そもそもサスティナブルって?SDGsとは?

最近よく聞かれるSDGs(エスディージーズ)という言葉ですが、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、2015年9月の国連サミットで採択され、17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットがあります。こういうと小難しく聞こえますが、私たちの身近にもSDGsにつながるアクションは実はあふれているんです。

たとえば、エコバッグやマイボトル。もともとお店でもらうショップバッグや使い捨てのペットボトルで多く使われていたプラスチック製品を削減することで、環境保全につながっていることは誰もが知るところです。そんな小さな取り組みのみならず、施設として正面から取り組んでいるスポットもたくさんあります。

SDGs最前線!サスティナブルホテル&ショップ

ドミトリー/ホテル&ホステルKIKKA

自然と社会貢献できちゃうおしゃれドミトリー/ホテル&ホステルKIKKA

こちらは東京・神田のオフィス街にある、古いビルをリノベーションした「ホテル&ホステルKIKKA(ホテル&ホステルキッカ)」。下町の風情ある東神田の街並みに溶け込んだ、シックでモダンな施設です。

BAR/ホテル&ホステルKIKKA
BAR/ホテル&ホステルKIKKA

宿泊したり食事をしたりするだけで、自然と社会貢献に参加できてしまう「サスティナブル(持続可能な仕組み)活動」を積極的に取り入れているホステルで、地下はバー、1階はカフェダイナー、2階〜6階は客室となっています。

「おむすびセット」520円/宿泊者は500円(税込)/ホテル&ホステルKIKKA
「おむすびセット」520円/宿泊者は500円(税込)/ホテル&ホステルKIKKA

宿泊してシーツやタオルを交換しない、アメニティを使わないだけでも、アフリカの子どもたちの給食へ寄付をする活動を行う「TABLE FOR TWO」さんを通して寄付されます。だれでも利用可能なランチを食べるだけでも20円の寄付に。

コーヒーには「lohas beans coffe」コロンビアの契約農家のフェアトレードの高品質な豆を使用しているなど、こだわりいっぱい。
いつもの旅行のようにホテルに泊まってみるだけで、少しでも社会貢献できるなんて、少しいい気分ですよね!

■ホテル&ホステルKIKKA
住所:東京都千代田区東神田1-3-3
TEL:03-5825-4806
営業時間:7時~11時30分(MORNING)
     11時~15時(CAFE)
     17時~22時30分(BAR)
定休日:年中無休

参照記事:サスティナブルホテルって?1泊2800円から泊まれる東神田の格安ホステル(2019.5.30配信)

ニューヨーク発の“未来の日用品店”/New Stand Tokyo

「New Stand Tokyo」は、2020年の7月28日にオープンしたばかりの“未来の日用品店”。ニューヨークのニューススタンドから始まったショップが発祥で、当時普通は扱っていなかったデザインコンシャスな雑貨類や、他では見かけないお菓子を販売していました。その海外初出店のお店が東京・六本木に登場したんです。

「未来の日用品店」をコンセプトに掲げているこのお店、「未来は今よりも環境に配慮した商品がスタンダードになって欲しい」という想いから、様々なサステナブル系のアイテムが並んでいます。

人気なのは使い捨てプラスチックストローに代わる、何度でも利用可能な「のーぷら ステンレスストロー」1320円(税込)や、農薬なしで早く育つバンブーや再生可能な素材を使用した、ガラス製の「SOMA グラスウォーターボトル」3300円(税込)。
未来でも価値がある、残し続けたい商品を探しに、訪れてみては?

参照記事:新しい未来の暮らしを提案する!「New Stand Tokyo」(2020.10.14配信)

フードロス&フラワーロス削減の店で、資源を大切に!

フラワーロスを減らすドライフラワー専門店/EW.Pharmacy

フラワーショップ「edenworks bedroom(エデンワークス ベッドルーム)」を手がけるフラワークリエイターの篠崎恵美さんが、生花のロスを減らしたいとの思いでオープンしたドライフラワー専門店「EW.Pharmacy(イーダブリュー ファーマシー)」。ドライフラワーのオーダーシートで、基本のセットは5種類または10種類、好きなドライフラワーを選びます。

(左から)10本セレクト5400円、5本セレクト3240円
(左から)10本セレクト5400円、5本セレクト3240円

選んだドライフラワーを、絵を描くようにバランスよく並べて、湿気が入らないように完全密封してくれる「オーダー・メードパッケージ」。花びらが散ることもなく、“ドライフラワーをできるだけそのままの状態で長く楽しんでほしい”という思いから生まれたアイデアなんだそう。

ギフト選びはもちろん、自分用に飾ったりオイル漬けにしてオイルアレンジメントにしたりするなど、ドライフラワーの楽しさが満喫できるはず。

参照記事:鮮やかなドライフラワーを自分好みに調合!「EW.Phermacy」でセンスのいいギフト選び(2018.5.30配信)


「買いたいものを好きな分だけ」量り売りの野菜/HACARI

おうち時間で料理をするものの、野菜って余って使い切れなかったりしませんか? 「野菜の量り売り」をしている八百屋さんHACARIでは、珍しい野菜にも挑戦できたり、フードロスを解消できたりいいことづくめなんです!

例えば、こちらの大葉に似た香味野菜「エゴマの葉」の場合は5円/g。大葉のような香味野菜って、スーパーで1袋買ってもひとり暮らしでは余りがちですよね。
でも、HACARIなら1枚単位やお店の方にカットしてもらいg単位で購入が可能!フードロスの削減になりますね。健康を叶えるうえでも、ヘルシーで質のいい野菜は欠かせない存在。気になる食材はぜひ少量からお試しを。

参照記事:フードロス削減にも貢献!?野菜の”量り売り”ができる八百屋さんを中目黒で発見(2020.9.1配信)

ゴミが出ないカフェ?器も食べられちゃうフード

カップまで食べられる「エコプレッソ」/R・J CAFE

大阪・天満の「R・J CAFE(アール ジェイ カフェ)」は、クッキーでできたエスプレッソ用カップ「エコプレッソ」が超人気。東京にも進出して話題にもなっています。見た目のかわいさはもちろん、カップまで食べられるという楽しさも人気の秘密です。

小さな小さな、クッキーカップの「エコプレッソ」の内側にはアイシングが施され、簡単には漏れないようになっています。「エコプレッソ」は、アイシングがエスプレッソに溶け出して砂糖の役目を果たすのもポイント。「エスプレッソを広く知ってもらうために」と考案されたアイデアカップなのです。

アレンジメニューも必食。「エコプレッソ マキアート」にはかわいいラテアートも施され、バニラアイスと生クリームをこんもり盛り付けたエコプレッソに、別添えのエスプレッソをかける「エコプレッソ アフォガード」も豪華。ぜひエコでおいしいエコプレッソを楽しんでください!

参照記事:カップまでおいしい!キュートなクッキーカップの「エコプレッソ」(2018.6.1配信)

私たちのアクションが「ワンヘルス」につながる!キャンペーン

これまで紹介してきた施設はどこも、SDGs取り組みが生活の一部になるような工夫がされています。まずは自分の身近なところから意識していこう、という姿勢は今さらに大切なのかもしれませんね。

特にコロナ禍を機に、「人」「動物」「生態系」の健康をひとつと捉え、それぞれがバランスよく健全にあるべきとする「ワンヘルス(One Health)」の考え方が、国際的に注目を集めています。環境・生態系を守ることが、巡り巡って次の未知なるパンデミックなどから自分の身も守るという、アプローチのひとつです。

公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)は、2021年1月、ワンヘルスの早期実現に向け、取り組む意志を示す「共同宣言」を公開。ワンヘルスの日本における認知の拡大を目指しています。るるぶ&more.もおでかけメディアとして、安心してお出かけできる日が来ることを願いながら、この活動に賛同しています。たくさんの企業や著名人も賛同しているので、興味がある方はぜひ賛同を!
詳しい情報はぜひこちらをご覧ください。


●この記事は、過去に「るるぶ&more.」で掲載した記事をもとに作成しています。掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

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