あんこ×バターの罪な組合わせ!アジアンスイーツ「菠蘿油」がネクストブームの予感
タピオカ、カステラ、フライドチキン…など、2021年もアジアングルメは昨年以上の盛り上がりを見せそうですね。その中でも最近話題なのが「菠蘿油(ボーローヨー)」。さくふわ生地のパンに、あんことバターをはさんじゃうという禁断のスイーツです。香港や台湾では食べ歩きフードとしても人気。そんな進化系スイーツが都内で食べられる、浅草の「台湾菠蘿油」に行ってきました!
Summary
菠蘿=パイナップル!?菠蘿油は香港、マカオ、台湾…アジアでブーム!
今回ご紹介するのは、ふんわりしたパン層と、さっくさくのクッキー層からなる香港発祥の人気の菓子パン「菠蘿油(ボーローヨー)」です。
マカオや台湾でも人気に火がつき、菠蘿油は今や屋台グルメの定番に。専門店も増えているのだとか。
菠蘿(ボーロー)はパイナップルで、油(ヨー)はバターという意味。クッキー層のごつごつした見た目がパイナップルのように見えるので、このようによばれています。
台湾の味を再現!素材と製法にこだわった「台湾菠蘿油」
つくばエクスプレス・浅草駅から徒歩1分に位置する「台湾菠蘿油(たいわんぼーろーよー)」。観光商業施設の「まるごとにっぽん」や浅草演芸ホールのすぐそばにある、テイクアウト形式のお店です。
オーナー自身が台湾を訪れた際に師大夜市に本店を持つ人気店「好好味(ホウホウメイ)」で菠蘿油を食べ、そのおいしさに感動。1年ほど作り方を学び、2020年6月に専門店としてオープンしました。
その日に販売する菠蘿油は、毎朝生地から作られています。
発酵した生地にクッキー生地と卵液を重ねて、オーブンで焼き上げます♪
しばらくすると、クッキー部分が割れてきました。少しパイナップル感が出てきましたね!
バターの香ばしい匂いが厨房を包みます…!
16分ほど焼き上げてパンが完成。これは確かにパイナップルっぽい!
常に焼き立てを提供できるよう、1日に何度も焼き上げていますよ。
さくさく食感とあまじょっぱ味に、もう悶絶…
焼き立てのパンに冷たい厚切りのバターをINした「台湾菠蘿油」。さくさくとふわふわ、2つの食感がとっても美味。思ったよりも甘すぎず、重くもなかったので、もっと食べたくなっちゃいます…。
パンに挟むバターは北海道産のよつ葉バターを使用。なめらかな舌触りで、クリーミー。バター特有の油くささはありません。あえて加塩タイプを使用しているので、パン自体のほのかな甘さが引き立ちます♪
これは反則!あんバター&のび〜るチーズもチェック
あんこ好きのみなさん、お待たせしました!こちらが「台湾菠蘿油」にあんこをプラスした「あんバター菠蘿包(ボーローバゥー)」です。
このメニュー、実はお客さんのリクエストで誕生したんだとか。あんこも上品な甘さで、バターの塩気との相性バツグンですよ!ぜひ食べていただきたい1品です。
こちらはSNSでも人気の「チーズ菠蘿包」。モッツァレラチーズとチェダーチーズの2種を溶かしてパンで挟んだメニュー。
チェダーチーズのコクがどんどん食欲をそそります。
モッツァレラチーズが入っているので、とろ〜りとした食感も堪能できちゃいます。これは映えも間違いなしですね!
菠蘿油のほかに、台湾の伝統的なお菓子のパイナップルケーキや、ポルトガルエッグタルトも販売。日替わりでタピオカドリンクもありました。浅草の食べ歩きのおともにどうぞ♪
Uber Eatsやmenuにも対応しており、取材中も続々と注文が。お近くの方はデリバリーを利用するのもおすすめです!
■台湾菠蘿油(たいわんぼーろーよー)
住所:東京都台東区浅草2-5-5
電話番号:03-5246-4346
営業時間:11〜20時※完売次第閉店
定休日:不定休
Text・Photo 日高沙織(vivace)
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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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