【2023】鎌倉のあじさい 18選|明月院・長谷寺の人気スポットからゆっくり散策できる穴場まで!

【2023】鎌倉のあじさい名所 23選|明月院・長谷寺の人気スポットからゆっくり散策できる穴場まで!

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関東随一の日帰りスポットとして人気の鎌倉。四季の花が楽しめるスポットとしても有名ですが、5月から咲きはじめて6月に見頃を迎える“あじさい観賞”ははずせません。鎌倉の人気スポットから穴場まで、あじさい散歩が楽しめる名所の最新情報に加えて縁結びや寺カフェもご紹介します。

Summary

落ち着いた風情の漂う「金沢街道・二階堂」のあじさい名所

spot.1
花手水がフォトジェニック!京都の文化と鎌倉の自然を満喫/一条恵観山荘

京都の桂離宮に並び、江戸時代初期の朝廷文化を今に伝える山荘。2017年6月から庭園が一般公開され、ゆったり風情ある庭園を楽しめると話題のスポットです。後陽成天皇の第9皇子、一条恵観が京都・西賀茂に建てた山荘を、鎌倉に移築。その後、国の重要文化財に指定されました。

青や紫、ピンクなど彩り豊かなヤマアジサイを中心に50種類以上が、山荘内に咲き誇り、訪れる人の心を癒してくれます。

あじさいの季節には、庭園各所にあじさいの花を浮かべた花手水が設えられて、思わず写真に収めたくなるようなフォトジェニックなスポットに。この季節ならではの風情が楽しめます。

画像提供:一条恵観山荘
画像提供:一条恵観山荘

併設する「かふぇ 楊梅亭」も人気。和菓子は西鎌倉にある和菓子屋さん「茶の子」から取り寄せられ、滑川と庭園を眺めながらゆっくりといただくことができます。また、一条恵観山荘の建物内部を案内人がついて説明する「建物見学」を実施。季節ごとに変わりゆく庭園内を散策しながら、京都の文化と鎌倉の自然を満喫して。

【あじさい開花状況】
・例年の見頃:5月上旬~7月中旬

※2023年5月19日(金)~7月16日(日)は無休。定休日はシーズンごとに変更となります。最新の情報を事前に公式HPにてご確認のうえ、おでかけください。

spot.2
あじさいと竹林のコントラストが絶品/報国寺

画像提供:PIXTA
画像提供:PIXTA

鎌倉の竹寺としても名高い報国寺には、約2000本の孟宗竹が広がる幻想的な「竹の庭」があります。JR鎌倉駅東口からバスで約10分。「浄明寺」バス停から歩いて3分ほどで山門に到着します。

創建は建武元年(1334)。足利尊氏の祖父・足利家時を開基として、臨済宗の僧・天岸慧広が開山したと伝えられ、かつては足利、上杉両氏ゆかりのお寺として栄えました。

画像提供:PIXTA
画像提供:PIXTA

報国寺のあじさいは、数こそ多くはありませんが、美しく整えられた竹林に、青や紫のあじさいが映え、厳かな古刹らしい風情のある景色を堪能することができます。本堂横の受付で「拝観券」300円と一緒に「抹茶券(干菓子付き)」600円を購入すると、竹林と向き合いながらお抹茶をいただける「茶席 休耕庵」を利用することも。お抹茶を味わいながら、優雅なひとときを。

【あじさい開花状況】
・例年の見頃:6月上旬~6月下旬

spot.3
参道にもあふれる、カラフルなあじさい群/瑞泉寺

画像提供:PIXTA
画像提供:PIXTA

JR鎌倉駅東口からバスで約8分、徒歩12分。紅葉ケ谷の奥に位置する瑞泉寺は、梅や紅葉の名所として知られています。嘉暦2年(1327)の創建で、開山は夢窓国師。後に足利基氏が中興し、以来足利氏4代の菩提所となりました。本堂の奥手には、夢窓国師の作といわれる岩肌の斜面を巧みに取り入れた名勝の池泉式庭園があります。

瑞泉寺は、あじさいの名所でもあります。受付近く、梅林の奥には多くのあじさいが植えられ、本堂へと向かう道すがら、あじさい散策も楽しめます。本堂付近には、あじさいのほかに桔梗も植えられ、時期があえば競い合うように咲く姿を観賞できます。

画像提供:PIXTA
画像提供:PIXTA

また、瑞泉寺には門をくぐる前から、あじさいを堪能できるという、うれしいポイントも。鎌倉宮から瑞泉寺へ向かう途中にある通玄橋を過ぎると、白、青、紫、ピンク…と色鮮やかなあじさいが列なすように咲き誇り、隠れた名所にもなっています。

【あじさい開花状況】
・例年の見頃:5月下旬~6月下旬

spot.4
境内では、洋館とアナベルのベストショットも/浄妙寺

画像提供:PIXTA
画像提供:PIXTA

浄妙寺は、JR鎌倉駅東口からバスに乗って約8分、徒歩3分にあります。文治4年(1188)に足利義兼が創建した鎌倉五山第五位の寺で、室町時代には七堂伽藍を備え23の塔頭を数える寺院でした。現在は宝歴6年(1756)に再建された本堂と客殿、庫裏などが立っています。また境内には洋館を改装して作られたカフェ&レストラン「石窯ガーデンテラス」も。

画像提供:PIXTA
画像提供:PIXTA

手入れが行き届いた境内には、あじさいも随所に植えられています。なかでもみどころは、石窯ガーデンテラス前、裏山の散策路(山あじさい小径)の2つ。それぞれ植えられている品種も異なります。散策路近くでは古刹らしい風情のあるあじさいが、石窯ガーデンテラスでは白いアナベルと洋館が一つのフレームに収まる距離に。どちらも趣が違って、一見の価値ありです。

【あじさい開花状況】
・例年の見頃:6月中旬~6月下旬


●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は、一部『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。

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