食・グルメ
2022.02.18
【恵比寿】あの人気豚饅店・創業者の味を受け継いだ「東京豚饅」をレポート！
2021年11月、恵比寿にオープンした豚饅専門店「東京豚饅（トウキョウブタマン）」。全国的にも有名な大阪の人気豚饅店の創業者、羅邦強氏の孫である羅代表が「できたての味を東京でも気軽に味わってほしい」という想いをもって出店しました。台湾の職人と一緒に作ったここだけのオリジナルメニューも見逃せません！
趣のある、台湾屋台風の内装
恵比寿駅から徒歩2分。お目当ての「東京豚饅」はビルの1階にあります。台湾風デザインの看板と、赤いのれんが目印です。
ここはなんと、大阪みやげとして全国的にも有名な大阪の人気豚饅店・創業者の味を再現した豚饅を味わうことができます！
豚饅の発祥は台湾で、人気豚饅店の創業者である羅邦強氏は、大阪人に好まれるような味付けと大きめのサイズにこだわってアレンジし、人気を博しました。
今回は、東京でもできたての豚饅を味わう文化を広めたいという孫の羅代表の想いから、東京・恵比寿に出店が決まったのだそう。
生地も餡も工場で手作り。生地は発酵時間まで加味した最高の状態で工場から店舗へと運ばれます。
店内のキッチンでは、この道40年の台湾の職人さんが生地を切り分け、その後餡を丁寧に包んでいます。豚饅を蒸す度に、店内に温かい湯気が立ち上がります…！
店内はあえて簡素にしており、基本はテイクアウトを想定しているため、席はスタンディング用のテーブルとカウンターが少し。
ドリンク用冷蔵庫、ゴミ箱、ロッカーなどが、まるで台湾旅行に訪れたかのような雰囲気を醸し出しています！
看板の文字なども、わざとかすれさせてリアルに表現。BGMもつけない徹底ぶりです。
大阪の人気豚饅店・創業者の味を再現！できたての豚饅が絶品
何といってもまず最初に必ず食べたいのが、人気豚饅店の創業者のレシピを再現した「豚饅」。甘みのあるふっくらもちもちの皮に、ジューシーな餡！こんなにおいしい豚饅に出合ったのは初めてでした！
餡は厳選された豚肉と、甘みのある玉ねぎのみというシンプルさ。豚肉は異なる3種の部位を使用していて、玉ねぎとともに工場で手作業でカットしています。そのため玉ねぎもシャキッとした食感がほどよく残っているんです！味付けは人気豚饅店の創業者直伝の配合。深いうまみが口の中に広がります。
大阪の人気豚饅店では、”できたてが命”というポリシーがあるそうですが、「東京豚饅」の豚饅もその気持ちがじんわりと伝わってくるようなおいしさです。
台湾の職人とともに考案した、ここだけのメニューも！
定番の豚饅のほかに、「東京豚饅」オリジナルの味があるのも魅力。台湾の点心職人さんと代表の羅直也氏が試行錯誤を重ねて作り出したメニューが2種類あります。
1つ目は小豚饅「XO蝦（エビ）豚饅」。干し貝柱、干しエビ、唐辛子などをオイルで煮詰めたXO醬を調味料として加えた豚饅です。
ぷりっとしたエビも入り、海鮮のダシの香りがふわっと香りつつも、豚饅のジューシーさも失われていない絶妙なバランス！
2つ目は小豚饅「黒胡椒豚饅」。スパイシーな胡椒の香りが豚肉とマッチし、お酒のおつまみにもぴったり。小さめなのでぱくぱく食べてしまいそうです。
四角い形のこちらは、中に具が入っていない、豚饅の皮の部分だけの「饅頭（マントウ）」。甘くてもちもちしていて、皮だけでもおいしく食べられます。エビチリソースやわさび醤油などとの相性も◎
冷えた台湾ビールが最高に合う！
豚饅だけでもとってもおいしいのですが、冷えた台湾ビールもたまりません。
「台湾ライチビール」は、ビールが苦手な方でも飲めてしまいそうなくらい飲みやすく、甘いライチの香りの後に、ビールののど越しの良さも感じられます。
台湾ビールを扱っているお店は意外と少ないので、ここで試しに買ってみても良いかもしれません！お店ではビールのほかに、ハイボールやレモンサワーなどのメニューもあります。
基本はテイクアウトのお店なので、セット商品も充実しています。小さな豚饅の8個入り「「豚饅小 -セットB」は、かわいらしく包まれていて、持って帰るのもおうちで開けるときもワクワクします！
恵比寿で飲んだ帰りにも、おみやげにも。子どもから大人まで、みんなに愛される豚饅です。ぜひできたてを味わってみてください。
■東京豚饅（とうきょうぶたまん）
住所：東京都渋谷区恵比寿1-5-2 こうげつビル1F 102
TEL：03- 3441-0551
営業時間：11時30分〜21時
定休日：月曜
Text＆Photo：山川満理奈（vivace）
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