食・グルメ
2022.02.28
完全予約制！祐天寺の隠れ家カフェ「lueur」はかわいくておいしいタルトが魅力♪
東京・祐天寺にある、完全予約制の隠れ家カフェ「lueur（リュール）」。旬の食材を使ったかわいらしいタルトが話題を呼び、予約解禁日にはアクセス競争が起きるほど人気なんです。今回は、そんなお店とタルトの魅力をご紹介します。
「lueur」＝“小さな光”。ミニマルで落ち着く空間
東急東横線・祐天寺駅から徒歩12分、閑静なエリアにたたずむカフェ「lueur」。2020年11月にオープンしてからSNSでじわじわと人気が上昇し、話題になっています。
おしゃれな扉をくぐると、ぽつんと描かれたロゴとランプが出迎えてくれます。
中は、最大7席のみのミニマルな空間。ゆったりとした静かな音楽が流れていて、都会の喧騒やバタバタした日常とは一線を画しリラックスできる雰囲気です。
フランス語で“小さな光”を意味する「lueur」。その言葉どおり、少し暗めの店内にふわっと差し込む日差しと、ところどころに置かれたランプの灯火が印象的。
壁際の棚には雑誌や本が並んでいて、それらを読みながら流れる時間をゆっくりと堪能することができます。
もともと、同じエリアにあるカフェ「torse（トルス）」の仕込みスペースとして計画していた場所に少し余裕があり、せっかくならばと空いたスペースで始めたのがこの「lueur」なんだとか。開放感があり居心地のいい「torse」とはまた違った落ち着く空間で、ここでしか食べられないタルトが味わえます。
食べるのがもったいない！かわいらしい絶品タルト
一番の魅力は、飾っておきたくなるくらい美しいタルト。仕入れた旬のフルーツや食材からインスピレーションを受け、オーナーが実験的につくっているんだそう。だからこそ定番メニューはなく、その都度メニューが入れ替わるのも魅力。常連さんからも、「追いつけない！」と言われるほどなんだとか！
特に人気なのは「モンブランタルト」。タルトの上に、アーチ状にかかったモンブランクリームが「leuer」ならではの特徴です。この「モンブランタルト」もクリームの味や中に入っている具材は、時期に合わせてアレンジをプラス！そのとき最もおいしい状態でショーケースに並びます。
今回選んだのは「プリンアラモードタルト」。タルトの上に、カスタードを敷いてプリンをON。さらに、イチゴや小さな花、ホイップクリームがトッピングされているアートのようなひと品です。どこから食べていいか迷ってしまうほどかわいい！
「torte」で使っていた山形県産の卵を使ってプリンを試作してみたら、おいしくできたことから商品化されたんだそう。濃厚な卵の風味とカラメルが混ざり合ったプリンは絶品！
そんなプリンと、外側はサクサク・内側はねっとりとした食感のタルトや、フレッシュで甘みがしっかりとしたイチゴ、甘さ控えめなクリームが口の中で融合して、自然と笑顔がこぼれてしまうような幸せな味わいです。
紅茶とタルトのペアリングを贅沢に楽しんで
合わせてチョイスした紅茶は「アッサム・デジョー」。注いだ瞬間に広がる芳醇な香りと、赤みがかった深い色味が特徴。すっきりとした味わいで、タルトとの相性も抜群です。ポットで出てくるから、あたたかい紅茶を長く楽しめてうれしい！
紅茶も、旬のフルーツの変化などに合わせて時期によって変えているそう。季節ごとに違う味わいが楽しめる、タルトと紅茶とのペアリングを堪能してくださいね！
2テーブルしかないこともあって、現在は完全予約制での営業。毎月下旬に、翌月分の予約について公式Instagram（@lueur_cafe）で事前に告知されるのですが、予約解禁から2～3分で埋まってしまうこともあるんだとか。しっかり通知登録をしておくか、たまに出るキャンセルが狙い目！
見た目もおいしさも満点なタルトをぜひご賞味くださいね。
■lueur（りゅーる）
住所：東京都世田谷区下馬1-19-4 1F
TEL：03-6879-0941
営業時間：12～18時
（※臨時で変更となる可能性あり、公式Instagramでご確認を）
定休日：月～水曜
Text・Photo：河野未夢（vivace）
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