50年変わらない上野のレトロ純喫茶「珈琲王城」で、本物の“昔懐かしい”を堪能!

50年変わらない上野のレトロ純喫茶「珈琲王城」で、本物の“昔懐かしい”を堪能!

コーヒー スイーツ パフェ クリームソーダ るるぶ&more.編集部 東京都
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メロンソーダに浮かぶコロンとしたアイスクリームとチェリー、鮮やかなオレンジのナポリタン…レトロかわいい喫茶店メニューにはいつだって心躍らせられます。上野のアメ横にある純喫茶「珈琲王城(コーヒーオウジョウ)」では、50年もの間変わらずに、多くの人に愛される“本物の懐かしい味”が堪能できるんです♡

Summary

令和になっても魅力たっぷり! 70年代から愛される純喫茶「珈琲王城」

上野駅から徒歩2分、たくさんのお店で賑わう”アメ横”で、50年もの間続く純喫茶「珈琲王城」。オーナーが子どもの頃から通っていたお店を祖父から受け継ぎ、今も変わらずたくさんの人に愛されています。

70年代、国鉄や京成線などが通り、多くの人に利用されていた上野駅は“東京の北の玄関口”と呼ばれていました。携帯や駅ビルがない時代、人々は「あそこの喫茶店で。」と待ち合わせをしていたそう。

昔は電車が遅延することも多く、上野駅を利用する人たちにとって、待ち合わせ場所として時間を有効に使える喫茶店は大切な場所だったのです。

そんな「珈琲王城」のコンセプトは、“変わらない”こと。こちらの椅子は、創業当時から同じベロアの生地を何回も張り替えて使い続けています。

老舗喫茶店にはシャンデリアなどのお城っぽいインテリアがあったり、店名に“城”がつくお店が多くあります。

その理由は、70年代、エリザベス女王の来日をきっかけに外国ブームが巻き起こり、貴族=“お城の中で優雅にコーヒーを飲む”というイメージがついたことからきているそう。

そんな喫茶店ブームが巻き起こった当時から“変わらない”、「珈琲王城」の昔懐かしいレトロメニューをご紹介します!

王道ナポリタンやパフェなど、純喫茶を満喫できるメニューが目白押し!

「自家製ナポリタン」900円
自家製ナポリタン 900円

「珈琲王城」に訪れたらまずオーダーしてほしいメニューが、昔懐かしい「自家製ナポリタン」。

深みのあるコーヒーに合うよう、少し酸味を利かせ、マッシュルームやピーマン、ベーコンなどの具材がたっぷり入った王道のナポリタンです。

ナポリタンのレシピも創業当時からほとんど変えずに引き継がれ、本物の“懐かしい味”が楽しめるひと品です。

お好みで、粉チーズをたっぷりかけて召し上がれ♪

「チョコレートパフェ」950円
チョコレートパフェ 950円

スイーツ好きにはたまらない「チョコレートパフェ」は、ホイップクリーム、バニラアイス、チョコレートシロップにオレンジをトッピングした、まさに喫茶店の王道パフェ!

こちらのパフェの醍醐味は、ほぼクリームとアイスだけで作られていること。昔のパフェはコーンフレークなどを使っていなかったそうで、「珈琲王城」では当時のレシピを50年間引き継いでいます。

待ち合わせなどでお客さんの滞在時間が長かったことから、「ゆっくり時間を過ごしてほしい」という気遣いで、一品一品がとにかくボリューミー! お腹いっぱいクリーム&アイスを頬張れるパフェは、幸せでしかありません…!

「クリームソーダ」750円
クリームソーダ 750円

コーヒーが苦手な方は、こちらのレトロかわいい「クリームソーダ」で、純喫茶を満喫して♪

ソーダとアイスの絶妙なシャクシャク感、混ざり合ってクリーミーになったクリームソーダ、一度で二度美味しいドリンクです。ほかにも「珈琲王城」では、食べ応え満点のふかふかなトーストや、ミートソースたっぷりのパスタなど、さまざまな喫茶店メニューが楽しめます!

おひとりさまも大歓迎! 老若男女が使いやすい純喫茶

「純喫茶は、コーヒーが好きじゃないと行けないのでは…」なんて心配はありません! どんな人が足を運んでも楽しめる温かい雰囲気の「珈琲王城」。

初めて行っても楽しめて、数十年ぶりに訪れた人にも「懐かしい!」と思ってもらえる、変わらない形を守り続けています。本物の純喫茶を楽しむのもよし、懐かしいと戻れる場所を見つけるのもよし、きっと、心落ち着ける癒やしの場所になるはずです!

ぜひ、あなたならではの楽しみ方を見つけてくださいね。

■珈琲王城(こーひーおうじょう)
住所:東京都台東区上野6-8-15
TEL:03-3832-2863
営業時間:8~19時 ※社会情勢により、店舗の営業休止・営業時間変更等を実施する場合あり
定休日:無休

Photo・Text:久保田聡実(vivace)

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