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オランダ風車の風景

オランダの海外渡航情報! ビザは必要? 時差は? 変換プラグのタイプは? オランダ旅行の際に知っておきたいことまとめ(2025年9月26日更新)

るるぶ&more.編集部 るるぶ情報版(海外)編集部 オランダ
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本格的に回復した海外への旅行。渡航の前に用意しておくことやもの、最新情報をこの記事で確認してから出かけましょう!

Summary

オランダ旅行 出入国条件事前準備チェックリスト

旅行様子

日本入国時の水際措置の終了

2025年現在、新型コロナウイルス感染症に係る水際措置は終了しています。

以前の水際措置として、有効なワクチンの3回接種証明書または出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書のいずれかの提出が必要でしたが、現在は不要となります。現在は、新たな感染症の流入を平時においても監視するための「感染症ゲノムサーベイランス(※詳細は以下)」が開始されています。
※主要5空港(成田、羽田、中部、関空、福岡)において、発熱・咳などの有症状者に対し、任意でゲノム解析を実施。ただし、この解析において陽性となったとしても、隔離措置や公共交通機関の使用制限などはありません。
◎今後の水際措置について(外務省)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2023C022.html

日本出国前に準備しておくこと

日本出国前のPCR検査は不要です。

●海外旅行保険加入 【推奨】
海外で病気やケガをした場合、原則的に医療費や追加滞在日の宿泊費は自己負担になります。万が一に備えて、海外旅行保険に入っておくと安心です。クレジットカードによっては海外旅行保険が付帯するものもありますが、渡航の決済を該当のカードでするなどの条件がついていることもあるので注意しましょう。また、帰国後に医療費を請求する場合は必ず、現地での病院で診断書や領収書をもらっておきましょう。

●「たびレジ」の登録【推奨】
「たびレジ」とは、外務省からの最新の安全情報を日本語で受信できる海外安全情報無料配信サービスです。出発前から旅先の安全情報が入手できるだけでなく、旅行中も大規模な事件や事故、自然災害など緊急事態が発生した場合、現地の大使館・総領事館からメールで連絡を受け取ることができます。
◎利用者登録はこちら(外務省)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

●Visit Japan Webサービスの情報登録【推奨】
日本入国・帰国手続きに必要な「入国審査※」「税関申告」をWeb上で行うことができるサービス。日本出国前にメールアドレスでアカウントを作成し、同伴する家族などの利用者情報や、入国・帰国のスケジュールを登録しておくと、帰国時の手続きがスムーズに行えます。なお、そのサイトで手数料等料金を要求することはないので、 申請料や手数料といった名目で料金を要求するサイトには注意が必要です。
※羽田空港、成田空港、関西空港の一部ターミナルで、Visit Japan Webで作成した二次元コードとIC旅券を読み取らせると、税関申告とともに帰国時の入国審査が行えます(2025年4月から順次開始)。
◎Visit Japan Web(デジタル庁)
https://services.digital.go.jp/visit-japan-web/

●荷物の注意点
詳細は事前に各航空会社の公式サイトなどで確認しておきましょう。 花火やクラッカー、キャンプ用のガスボンベ、加熱式食品(弁当) 、スプレー缶、 コードレスヘアアイロンの一部は飛行機にいっさい持ち込めません。 一方、リチウムイオン(金属) 電池を内蔵した携帯型電子機器は機内預け入れ、 持ち込みとも可能ですが、ケースや衣類などで保護しましょう。 預け入れの場合は、電源を完全にOFFにし、 固いスーツケースなどに入れましょう。

●機内に預け入れる荷物 (機内持ち込み不可)
ナイフ、ハサミ、先の尖ったもの、工具類など。 液体物は機内持ち込みに量的制限(下記)が設けられているため、 これ以外のものは機内に預けましょう。

●機内に持ち込む荷物 (預け入れ不可)
リチウムイオン電池は、 衝撃や損傷などが原因で火災につながるおそれがあるため、 モバイルバッテリーや予備電池は必ず機内持ち込みにします(容量が100~160Wh以下の製品、 1人2個まで)。機内では座席上の収納棚ではなく手元で保管し、予備の電池は絶縁テープや袋を使い個々に保護すること。ほかワイヤレスイヤホン、電子たばこ、 喫煙用ライター(1人1個まで)なども機内持ち込みに。詳細は事前に下記で確認しましょう。
https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr2_000007.html

オランダ入国時に必要なもの

2025年9月現在、日本国籍ならワクチン接種の有無に関わらず、オランダ入国時にPCR検査の陰性証明書を提出する必要はなく、入国後のPCR検査や待期期間もありません。

●パスポート
10年以内に発行されたパスポートで、残存有効期間はオランダもしくはシェンゲン協定加盟国を出国時から3カ月以上必要。
※観光目的で、シェンゲン領域国での滞在日数の合計が直近180日のうち合計90日以内であればビザ不要

●ETIASの取得【2026年第4四半期から導入予定】
ETIAS(エティアス)とは一般的な観光や乗り継ぎのために、シェンゲン領域国をはじめとするヨーロッパ諸国(イタリア、スペイン、フランス、ドイツ、オーストリア、チェコ、ハンガリー、フィンランド、オランダなど30カ国)に入国する際に必要な渡航認証制度のことです。直近180日のうち、合計90日以内の滞在が認められます。2026年第4四半期から導入予定で、航空券の購入や宿泊施設を予約する前にETIASを早めに申請する必要があります。取得はオンラインで行い、クレジットカードで支払いとなる予定(料金は€20で、18歳未満と70歳以上は無料)。有効期限は3年、またはパスポートの有効期限まで。パスポートを更新した場合は、再びETIASを取得する必要があります。
なお、ETIASと並行して導入が進められている、 シェンゲン領域国への滞在者国籍管理制度(EES=Entry/ Exit System)が2025年10月12日から29カ国の国境に段階的に導入され、生体認証データ(顔画像と指紋)の収集が行われます。2026年4月10日から完全運用となる予定。
◎ETIAS公式サイト
https://travel-europe.europa.eu/en/etias

<シェンゲン協定とは>
ヨーロッパの一部の国家間で締結する検問廃止協定のこと。シェンゲン領域国間の移動は、国境の通行が自由化されています。これにより日本など領域国以外から入国する場合は、最初に到着した領域国の空港でのみ入国手続きを行います。出国の際は最後に出国する領域国で出国手続きをします。
シェンゲン領域国
イタリア、フランス、ノルウェー、ギリシア、ルクセンブルク、スウェーデン、ドイツ、オランダ、フィンランド、オーストリア、ポルトガル、スロヴァキア、ベルギー、チェコ、マルタ、ポーランド、スロベニア、リトアニア、ハンガリー、ラトビア、スイス、エストニア、デンマーク、スペイン、アイスランド、リヒテンシュタイン、クロアチア、ルーマニア、ブルガリア
※2025年9月時点

日本帰国時に必要なもの

●パスポート

●帰国時の入国審査※税関申告の登録(Visit Japan Webから)【推奨】
税関申告の登録はVisit Japan Webの「日本入国・帰国の手続」画面の「携行品・別送品申告」をタップして手続きを済ませて二次元コードを発行します。二次元コードは入国審査と税関申告の両方の手続きが可能です。二次元コードを未発行の場合は税関申告書を書いて税関カウンターへ進みましょう。
※羽田空港、成田空港、関西空港の一部ターミナルで、Visit Japan Webで作成した二次元コードとIC旅券を読み取らせると、税関申告とともに帰国時の入国手続が行えます(2025年4月から順次開始)。

オランダ 渡航情報

オランダ入国の流れ

①到着
到着ゲートから案内表示に従って入国審査へ。シェンゲン領域国を経由(乗り継ぎ)した場合、最初に入域する国の空港で入国審査が行われます。

②入国審査
出入国カードは不要なので、パスポートのみを提示します。渡航目的や滞在日数、帰国日などを尋ねられることが多いので、英語が不安な人は帰国便のeチケットなどを提示できるよう準備しておきましょう。なお、シェンゲン領域国からの乗り継ぎで来た場合、すでに経由地で入国審査を終えているので、オランダでの入国審査はありません。

③荷物の受け取り
乗ってきた便名が表示されたターンテーブルで荷物をピックアップ。荷物が出てこない、破損しているなどのトラブルは、手荷物引換証(ClaimTag)を空港係員に提示して対処してもらいましょう。

④税関
税関カウンターへ進みます。免税範囲内ならば「申告なしNothing to Declare」 のゲートへ向かい、免税範囲を超えている場合は、「申告ありSomething to Declare」のゲートで所定の金額を払います。EU加盟国では、€1万相当以上の通貨(外貨や小切手なども含む)を持ち込む場合には申告義務があるので要注意。

オランダ入国時の注意

<主な免税範囲>
◎たばこ類:紙巻たばこ200本、または小型葉巻100本、または葉巻50本、または刻みたばこ250g(17歳以上)
◎酒類:蒸留酒1ℓ(アルコール23%~)または発泡・酒精強化ワイン2ℓ(アルコール22%まで)とワイン4ℓ、ビール16ℓ(17歳以上)
◎現地通貨・外貨:€1万以上は要申告
◎その他:みやげ品は€430相当以下まで

オランダ出国の流れ

①チェックイン
帰国便の航空会社の受付カウンターへ行き、係員にパスポートと航空券(eチケット控え)を提示し、搭乗手続きを行います。大きな荷物を預け、荷物引換証(Claim Tag)と搭乗券(Boarding Pass)を受け取ります。搭乗開始時間(Boarding Time)、搭乗ゲート(Boarding Gate)を確認したらチェックイン終了です。チェックインカウンターが開くのは2時間前が大半ですが、オンラインでは24時間前からチェックインできるので上手に活用しましょう。

②出国審査
パスポートと搭乗券を審査官に提示します。本人であることが確認されたら手続きは完了です。

③税関
税金の払い戻しを申請する品物を手荷物として機内に持ち込む場合は、出国審査後の税関で確認印を押してもらうこともできます。

④手荷物検査
機内に持ち込むすべての手荷物をCTスキャナーに通します。ジャケットやマフラー、くるぶしの隠れた靴は脱いでおきます。ベルトも外しておきましょう。PCなどの電子機器は手荷物に入れたままでOK。日本出国時同様、液体物や危険物の持ち込み制限があるので気をつけましょう。

⑤搭乗ゲート
搭乗券に指定された搭乗ゲートへ。チェックイン時に確定していない場合は、掲示板でゲート番号や搭乗時刻を随時確認しておくこと。ゲートが変更される場合もあるので注意しましょう。

タックス・リファンドについて

商品の価格には消費税にあたる9%あるいは21%の付加価値税(英語ではValue Added Tax、略してVAT)が含まれていて、品目によりその税率は異なります。ただし、EU圏外の旅行者は申告すれば、税金の一部払い戻しが受けられます。条件は「TAX FREE SHOPPING」のマークがあるTAXFREE加盟店で、1店舗総額50€以上の買物をし、食品、菓子、医薬品においては、未開封かつ未使用のままEU圏外に持ち出すこと。購入する際、「タックスフリー、プリーズ」と申し出て、免税書類を発行してもらい、EU最終出国地の税関で手続きをしましょう。

免税手続きの流れ
①お店で
購入時に免税書類を発行してもらいます。パスポートが必要です。免税書類に必要事項を記入します。

②空港で
帰国時に出国する税関で、未使用の購入品、レシート原本(クレジットカードの控えは不可)、パスポート、航空券を提示し、免税書類に確認印を押してもらいます。
※申請の流れは空港やターミナルにより異なります

③お金の受け取り
時間があれば現地空港のグローバルブルーなどの払い戻しカウンターで現金(現地通貨)への払い戻しまたはクレジットカード口座への振込を申請します。日本に帰国後の場合は、店でもらった封筒に書類を入れ、成田第1・2ターミナル、羽田、中部、関西にある専用ポストに書類を投函して申請することも可能。後日、小切手またはクレジットカードの口座に日本円で払い戻されます。
※問合せはグローバルブルーのWebフォームから(英語のみ)
https://cs.globalblue.com/s/contactsupport/submit-your-request?language=en_US

日本帰国時の注意

海外渡航者には免税範囲が設けられており、「Visit Japan Web」による電子申告が推奨されています。これを利用しない場合は、紙の申告書を提出しましょう。

<主な免税範囲>
◎酒類:3本(1本760㎖のもの)。20歳未満の免税はなし。
◎たばこ類:「紙巻たばこ」のみの場合200本、「葉巻たばこ」のみの場合50本。加熱式たばこのみの場合、個装等10個(「アイコス」のみ、または「グロー」のみの場合は200本、「ウィズ」は50個まで)。その他の場合は総量が250gを超えないこと。20歳未満の免税はなし。
◎香水:2オンス(1オンスは約28㎖。オーデコロン、オードトワレは含まない)
◎その他:1品目ごとの海外市価の合計額が1万円以下のもの全量(そのほかは海外市価の合計額20万円までが免税)
詳細は税関https://www.customs.go.jp/を参照

<輸入禁止>
◎麻薬、大麻、覚醒剤、指定薬物、銃砲類、爆発物や火薬類、通貨または証券の偽造・変造・模造品、わいせつ物、偽ブランド品など。土、土付きの植物、一部の果実も。

<輸入規制>
◎ワシントン条約に該当する物品。ラン、サボテンなど生きている動植物のほか、対象物を原料とした漢方薬、毛皮・敷物などの加工品も同様。ワニ、ヘビなどの皮革製品、象牙、剥製などは特に注意

<そのほか注意するもの(一例)>
◎果物、切花、野菜は持ち込み禁止または要検疫。土付きの植物は持ち込み禁止。
◎ハム・ソーセージ、ベーコンなどの肉製品は持ち込み禁止。乳製品は制限あり。
◎2025年9月現在、多くの国で家畜の病気が発生している。また、おみやげや個人消費用の畜産物は検査証明書の取得が難しいため、肉製品や動物由来製品のほとんどは、日本へ持ち込むことができない。
※詳細は動物検疫所https://www.maff.go.jp/aqs/ を参照

<医薬品・化粧品など>
◎個人が自ら使用するものでも数量制限がある。医薬品および医薬部外品(毒薬、劇薬及び処方せん薬以外)は2カ月分以内。外用剤や化粧品は標準サイズで1品目24個以内

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