Keikoが教えるムーンウェルネス2024年11月の新月&満月を狙う開運おでかけスポット
月と太陽がぴったりと重なる「新月」。月と太陽が真正面から向かい合う「満月」。どちらも別格のパワーを持っている現象だということを知っていますか?新月と満月の日は、地上にスペシャルパワーが降り注ぐタイミング。本連載「Keikoが教えるムーンウェルネス」では、占星術師・Keikoが満月と新月、そして誰もが大好きな「旅」を結び付けた開運メソッドをご紹介します。
新月旅&満月旅とは?
その人が持つ“月星座”の力をより高めるための効果的なアクションが「旅」。月のリズムに合わせることで、月が持つ引力のパワーを味方につけることができます。毎月訪れる新月と満月のタイミング、その際にどの星座が滞在するかによって、旅のテーマ・行き先も変わってきます。まだ遠出がしにくいという方も、ラッキースポットに関連する記事を見て、自宅にいながら開運しましょう!
11月の新月旅 11月1日 蠍座新月
11月になると秋が深まってきますね。ちょっぴり肌寒い日も増えてきますが、そのぶん、紅葉の美しさは見事。少し前まであれだけ青々としていた木々が、11月になると艶やかに衣替え……そんな大自然の変化は神秘であり、私たちにとっては楽しくもありますね。
占星術的にいうと、11月は蠍座のシーズン。蠍という字を見るだけでなんとなくコワイ感じがしますが、その印象はまんざら間違いでもありません。それもそのはず、蠍座は「生と死」を扱うサイン。物事のサイクルにおける「始まりと終わり」を支配しているのが蠍座なのです。 これは、植物が枯れて土に戻り、来たるべき春のために再生するという、自然のプロセスそのもの。生い茂っていた葉をすべて落とすのも、まるで色を変えてしまうのも、すべて変容というプロセスの一部であり、それを促しているのが蠍座というサインなのです。
11月1日、その蠍座で新月が起こります。古い価値観や思い込みを手放し、生まれ変わった気持ちで人生の再スタートを切る――11月前半の開運旅は、そんな意識で行先を選んでみてはいかがでしょうか。
蠍座と縁の深い場所として挙げられるのがまず、「湖」あるいは「沼」。なかでもおすすめしたいのが、福島の「五色沼」。その名の通り大小さまざまな色の沼が集まるこの五色沼は、秋の紅葉時に訪れると、色とりどりの紅葉と青や緑に輝く水面とのコントラストが美しく、言葉を失うほど。どの季節に行っても美しいのですが、秋が1番ドラマチックです。
紅葉スポットとして名高い奥日光も、この時期おすすめしたいスポット。とりわけ竜頭滝や中禅寺湖周辺の紅葉は絶景との評判ですね。遊覧船に乗って絶景を楽しめば、この時期の運気を目いっぱい受け取ることができるでしょう。
参照記事:日光(栃木県)のおすすめ紅葉名所2024~華厳滝~中禅寺湖~戦場ケ原など~(配信日:2024.09.25)
もうひとつ、蠍座シーズンにこそ訪れてほしいのが「鍾乳洞」。あまり一般受けしない場所かもしれませんが、実は、蠍座と切っても切れない関係にあるのが鍾乳洞なのです。 その筆頭格といえばやはり、山口県の「秋芳洞」。洞窟というとせせこましいイメージがありますが、ここは日本最大級だけあって広々とした空間が広がり、天井の高いホールのような雰囲気。なかでも、棚状の鍾乳石が水をたたえている「百枚皿」とよばれるエリアは圧巻! 見ごたえがあります。洞窟内に響き渡る水の音が心地よく、歩いているだけでヒーリングになるでしょう。
参照記事:【山口県】大パノラマが広がるカルスト台地を走る秋吉台ドライブへ!(配信日:2022.10.09)
11月の満月旅 11月16日 牡牛座満月
みなさんは「コルヌコピア」をご存知でしょうか。これは、ギリシャ神話で富と豊かさを象徴する「豊穣の角」のこと。ルーベンスやボッティチェリの絵画にも描かれているので、見れば分かるかもしれませんね。コルヌコピアの中からは花や野菜、果物といった収穫物が無限にあふれ出てくるのですが、そうした収穫の時期は、牡牛座満月の時期と重なることがほとんど。洋の東西を問わず、牡牛座満月が「1年で最も豊かな満月」とされるのは、そんな理由からなのですね。
となればこの時期、開運旅のテーマは「この世の豊かさを味わい尽くすこと」。ひと口に豊かさといっても形はさまざまですが、私たちが1番心惹かれるのは、やはり食でしょうか(笑)。牡牛座は農産物に縁の深いサインでもありますしね。というわけで、11月後半はぜひ、旬の食材を味わうグルメ旅に出かけましょう。
たとえば、北海道の十勝エリア。食材豊富な北海道のなかでも、十勝エリアは特に広大な農地を擁する地域。肥沃な土地と昼夜の寒暖差のおかげで野菜、とりわけ根菜類に濃厚な甘みが出るようです。地元のバターやチーズと合わせた洋風鍋料理が人気とのこと。ぜひ味わってみたいですね。
参照記事:【十勝・帯広】六花亭の魅力を探りに帯広本店へ。限定スイーツやアートスポットも(配信日:2022.09.30)
西日本なら、兵庫の丹波篠山エリア。丹波の黒豆と栗は、つとに知られていますが、じつはジビエ料理のおいしさでも有名。この時期であれば、野性味あふれるぼたん鍋にトライしてみてはいかがでしょう。
参照記事:【丹波市】猫とポニーが迎えてくれる、築200年の古民家カフェ「genten」(配信日:2022.09.30)
ワイン好きの人ならやはり、日本最大のワイン産地、山梨県の勝沼エリア。ワイナリー巡りをしながら甲州ヌーボーを試飲、地元の食材とともに楽しむグルメ旅なんて最高ですね。 地元のテロワールを存分に堪能できる11月。しばしダイエットを忘れ、自然の恵みをありがたくいただくことが開運旅のコツですよ。
参照記事:【関東近郊】ワイナリーカフェ&レストランおすすめ13選 (配信日:2024.10.12)
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●掲載した情報をはじめ、“新月旅・満月旅”について詳しく知りたい方は『「足りない運」は旅でとる! Keiko的 新月旅・満月旅』(JTBパブリッシング刊)をご覧ください。