熊本県の観光スポットおすすめ19選! 絶対外せない人気観光名所から穴場まで

熊本県の観光スポットおすすめ19選! 絶対外せない人気観光名所から穴場まで

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日本三名城の一つに数えられる熊本城や世界有数のカルデラを有する阿蘇山など、全国的に有名な観光スポットが満載の熊本県。今回は『るるぶ&more.』で過去掲載した記事から、熊本県のおすすめ観光スポットをエリア別にご紹介。王道の名所はもちろん、壮大なスケールの大自然がつくり出す絶景スポット、穴場の観光スポットまで、熊本観光で訪れるべきみどころをたっぷりとご紹介します。

Summary

熊本のおすすめ観光スポット
【熊本・熊本平野エリア】

Spot.1
【熊本城】みどころいっぱい! 復旧が進む熊本のシンボル

慶長12年(1607)、茶臼山とよばれた台地に加藤清正が築いた「熊本城(くまもとじょう)」。日本三名城のひとつに数えられ、熊本のシンボル的存在として親しまれています。

2016年の地震では、重要文化財の建物全13棟や石垣の3割が被害を受けましたが、天守閣は2021年に復旧が完了。屋根瓦の目地や破風(はふ)に塗られた真新しい漆喰の白と下見板の黒が美しく映えます。反りが見事な大天守の石垣も健在です。

天守閣内では、築城から西南戦争での天守焼失、地震から復興までの歴史に焦点をあてた展示を行っています。1階は、加藤家の統治時代の築城や城下の形成ほか、江戸時代の天守の構造やデザインについて、模型や映像を使ってくわしく知ることができます。

4階では、昭和から平成までの修理のほか、2016年の熊本地震による「熊本城」の被害と復旧について、映像や模型を用いて紹介。復興城主デジタル芳名板も設置されています。

天守閣展望フロア(最上階)からは、熊本市街、阿蘇の山々まで見渡せる圧巻の風景が楽しめます。公式アプリのAR機能を使えば、明治初期に撮影された古写真と風景が比べられることできるので、歴史好きにはたまりません。

復旧中の「熊本城」ですが、みどころは盛りだくさん! ぜひ足を運んでみてくださいね。

■参考記事:【熊本県】復旧が進む熊本城を徹底紹介!特別公開ルートや復旧が完了した天守閣などみどころいっぱい(配信日:2023.03.11)

Spot.2
【水前寺成趣園(水前寺公園)】阿蘇の伏流水が湧き出る、美しい日本庭園

「水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)」は、肥後細川家の初代熊本藩主細川忠利公から三代にわたり造営された回遊式庭園。阿蘇の伏流水が湧き出る池を中心に、築山、浮石、松などが広がり、美しい風景を眺めながらゆっくりと散策することができます。

園内には明治11年(1878)に創建された出水神社があり、肥後細川家初代細川藤孝(幽斎公)ほか、歴代藩主やガラシャが祭られています。池のほとりには京都から移築された「古今伝授の間」も。敷地内にある能楽殿では8月に薪能が奉納され、また、馬場では毎年春・秋の大祭に流鏑馬が奉納されます。

Spot.3
【通潤橋】ダイナミックな放水を見学!

「通潤橋(つうじゅんきょう)」は、嘉永7年(1854)にできた日本最大級の石造りアーチ式水路橋(重要文化財)。2023年9月に、土木構造物としては全国で初めて国宝に指定されました。

長さ75.6m、高さ20.2mの石橋中央部の放水口から、水がアーチ型に豪快に噴き出す姿がよく知られ、人気の観光スポットにもなっています。橋近くの通潤橋史料館では、立体模型や映像で橋の構造を紹介しています。

※潤橋史料館は、現在リニューアル工事の為閉館中、2025年7月末に再開館予定


通潤橋史料館(つうじゅんきょうしりょうかん)

TEL:0967-72-3360
営業時間:10~16時
料金:310円

熊本のおすすめ観光スポット【菊池・山鹿エリア】

Spot.1
【三池炭鉱万田坑】日本の近代化に大きく貢献

わが国最大規模の炭鉱施設で、日本の近代化に大きな役割を果たした「三池炭鉱万田坑(みいけたんこうまんだこう)」。第二堅坑櫓、巻揚機室などが良好な状態で保存され、当時の賑わいをしのばせます。この万田坑を含む「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」は、2015年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。

Spot.2
【八千代座】江戸時代の芸能文化を今に伝える

江戸時代の歌舞伎小屋の様式を今に伝える「八千代座(やちよざ)」。明治43年(1910)に建てられた国の重要文化財で、催事がない時には案内ガイド付の見学が楽しめます(見学は要問合、所要1時間)。斜め向いに立つ「資料館夢小蔵(ゆめこぐら)」では、明治期の芝居の小道具やチラシなど、貴重な史料を多数展示しています。

熊本のおすすめ観光スポット【阿蘇・黒川エリア】

Spot.1
【草千里ケ浜】透明度の高い池と緑の山々が織りなす絶景!

「草千里ケ浜(くさせんりがはま)」は、阿蘇五岳のひとつ、烏帽子岳の北麓に広がる火口跡にある大草原。ここにある池は雨水が溜まってできたものだとか。ドライブ途中に立ち寄って、のんびりと散策を楽しみたい絶景スポットです。また草原を一周できる乗馬体験も人気ですよ。

Spot.2
【大観峰】連なる阿蘇五岳を望む大パノラマ!

阿蘇五岳
阿蘇五岳

「大観峰(だいかんぼう)」は、阿蘇山から国道212号を北上したところにある外輪山の最高峰。標高936mの展望台から眺める阿蘇五岳が連なる姿は、釈迦涅槃像(しゃかねはんぞう)に例えられています。その美しさに感動した作家・徳富蘇峰(とくとみそほう)がこの名を付けたそう。天候の条件が合えば、早朝に幻想的な雲海が見られることも。

Spot.3
【仙酔峡】“仙人が酔うほど美しい”花の絶景

「仙酔峡(せんすいきょう)」は、流出した溶岩によってできた峡谷。5月上旬から中旬にかけて、約5万株ものミヤマキリシマがいっせいに花開きます。地名も、その花の香に仙人さえ酔ったという伝説にちなんで名付けられたそう。開花時期に合わせて開催される(予定)つつじ祭りには、多くの観光客が訪れます。

Spot.4
【押戸石の丘】映画のロケ地としても知られる絶景のパワースポット!

「押戸石の丘(おしといしのおか)」は、標高約845m、阿蘇外輪山のなだらかな草原の丘にある大小数百の石群です。その中でもピラミッド形の最大の石が、不思議な磁気を発する「押戸石(おしといし)」。日時計であったといわれる「はさみ石」やシュメール文字が刻まれた「鏡石」など、人工的に配置された石が点在し、パワースポットとして注目を集めています。360度パノラマの雄大な自然が楽しめ、映画のロケ地としても知られています。

Spot.5
【黒川温泉】入湯手形でそぞろ歩きを楽しむ

阿蘇山の雄大な大地から程近い「黒川温泉(くろかわおんせん)」は、年間100万人もの観光客が訪れる人気温泉地。源泉温度が48.3~97.8℃と高温なため露天風呂向きで、各宿がこぞって趣向を凝らした露天風呂を備えています。湯の里ならではの情緒あふれる温泉宿が立ち並び、古きよき温泉地の街並みが楽しめますよ。また、温泉のみならず絶品グルメも充実。お得に露天風呂を楽しめる入湯手形を片手に、湯の街さんぽを楽しんでみて!

■参考記事:【熊本・黒川温泉】湯めぐりさんぽモデルコース!入湯手形でそぞろ歩きを楽しむ(配信日:2023.09.01)


 

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