【Keikoが教えるムーンウェルネス】2026年1月の新月&満月を狙う開運おでかけスポット
月と太陽がぴったりと重なる「新月」。月と太陽が真正面から向かい合う「満月」。どちらも別格のパワーをもっている現象だということを知っていますか? 新月と満月の日は、地上にスペシャルパワーが降り注ぐタイミング。本連載「Keikoが教えるムーンウェルネス」では、占星術師・Keikoが満月と新月、そして「旅」を結び付けた開運メソッドをご紹介します。
新月旅&満月旅とは?
その人がもつ“月星座”の力をより高めるための効果的なアクションが「旅」。月のリズムにあわせることで、月がもつ引力のパワーを味方につけることができます。
毎月訪れる新月と満月のタイミング、その際にどの星座が滞在するかによって、旅のテーマ・行き先も変わってきます。
【2026年1月の満月旅】 1月3日 蟹座満月
正月三が日の最終日、月の本拠地・蟹座で満月を迎えます。そんな1月前半は、2026年という新たな年を迎えるにあたって、“心の原点”に立ち戻るタイミング。ふだん外にばかり意識が向きがちな私たちにとって、この満月はまるで、心の渇きを潤すオアシスのような存在。
おいしいものをいただきながら日本の伝統文化を味わい、家族や身近な人たちと語り合う――そんな穏やかな幸せを照らし出してくれるのが、蟹座の満月なのです。この時期旅にでかけるとすれば、どこか懐かしく、やさしい空気に包まれた場所。派手な演出はないけれど、心の奥にそっと寄り添ってくれるような…そんな旅先がベストです。
たとえば、石川県の山代温泉(やましろおんせん)。加賀の伝統を今に残すこの地では、“湯に浸かる”という行為そのものが、心と体の滋養に。加賀料理のひと皿ひと皿に込められた季節の移ろい、九谷焼の工房で感じる職人の息遣い…それらすべてが、蟹座満月の象徴する“家庭”や“地元の伝統”を反映しています。

■参照記事:石川県の日帰り温泉・スパ5選!!露天風呂や源泉かけ流しなどおすすめ癒しスポットを紹介 (更新日:2025.09.20)
神奈川県の葉山(はやま)も、この時期おすすめのデスティネーション。蟹座のルーラー(支配星)である“月”は、潮の満ち引きを司る天体。そう、この満月は海とのかかわりが深いのです。だからでしょうか、この時期に葉山の浜辺を裸足で歩くと、自分の“内なる海”と対話をしているかのような、不思議な感覚に陥ります。「森戸神社」でのお詣り、海辺のカフェでのジャーナリング、繰り返すさざ波の音……etc. 海を臨む開放的な雰囲気のなか、心静かに自分に向き合えるスポットです。

■参照記事:【最新】湘南の”海の見える”人気カフェ23選|江の島や鎌倉のスイーツ&絶景がいっぱい! 潮風を感じるテラス席の穴場も。 (更新日:2025.05.26)
そして、もうひとつ。南国・高知県の山あいにある馬路村(うまじむら)は、1月の満月旅にまさにぴったりの場所。人口1000人にも満たないこの村には、どこか“おばあちゃんの家”のような安心感と懐かしさが漂います。
ゆずの香りが鼻をくすぐる温泉に浸かり、地元のお母さんたちの手料理を囲炉裏(いろり)端でいただく――ふつうの観光では得られない人情味ある体験をできるのが、この地に足を運ぶ醍醐味。旅行者との挨拶や笑顔がごく自然に交わされるこの村には、私たちが忘れかけている心と心のふれあいがしっかり息づいているのです。
【2026年1月の新月旅】 1月19日 山羊座新月
1月19日、月と太陽が山羊座で重なり、新月を迎えます。蟹座が“心の原点”だとすれば、その対極にある“到達点”を意味するのが山羊座。そんな新月にふさわしいのは、癒しの旅でもグルメ三昧の旅でもなく、悠久の歴史や感じる場所。その地に足を踏み入れたとたん、何世紀も前にタイムスリップしたかのような…そんな時の重みを感じる旅先がベストです。
その最たる場所が、奈良県の明日香(あすか)村。日本の起点ともいえるこの土地は、山羊座が象徴する“国家の礎”そのもの。派手な演出とは無縁のこの地にあるのはただ、淡々と積み重なってきた時の重みと、おそらく古代から何ひとつ変わらないであろう、穏やかな景色。石舞台古墳や飛鳥寺、甘樫丘へと続く小道は驚くほど静かで、音といえば風と鳥の声だけ。そこに流れる古代の空気感とロマンを思う存分味わって。歩き疲れたら、古民家を改装した小さな茶屋で一服。素朴な食事や温かいお茶をいただきながら、2026年の目標をノートに書き記すのも一案です。

■参照記事:奈良・明日香村をディープに楽しむ♪おすすめ3スポット (更新日:2022.11.11)
あるいは、長野県・木曽路の奈良井宿(ならいじゅく)。中山道の宿場町として栄えた奈良井は、江戸時代に生きた人々のたたずまいがそのまま街の骨格となって残っている貴重な場所。歴史を感じる町並みが続く一本の通りを歩くと、木造家屋の色、軒先の影、板張りのきしむ音までもが、当時の暮らしを語りかけてくるかのようです。
まず訪れたいのは、西に位置する「鎮神社」。そして、宿場の南北をつなぐ「木曽の大橋」。総檜造りの太鼓橋で、この時期は雪をいただく山々と水面のコントラストが見事です。古民家が軒を連ねる町並みも必見。なかでも格子窓から洩れる灯りが街に温かさを添える夕暮れどきは、ほかでは決して味わえない、趣ある風景。まるで江戸時代の旅人になったかのような錯覚に陥るかもしれません。休憩は、古民家を改装したカフェが一推し。囲炉裏端や薪ストーブの前でいただくおやきや山菜料理が、寒さと旅の疲れを優しく癒やしてくれるでしょう。真冬だからこそ味わえるぬくもりの時間をぜひ、楽しんで。
■参照記事:長野県の観光スポットおすすめ38選! 絶対外せない人気観光名所から穴場まで (更新日:2025.03.25)
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●掲載した情報をはじめ、“新月旅・満月旅”について詳しく知りたい方は『「足りない運」は旅でとる! Keiko的 新月旅・満月旅』(JTBパブリッシング刊)をご覧ください。




