【京都】京都在住ライターがこっそり教える、 路地奥の隠れ家カフェ4選
平安時代に条坊制(土地区画)により独自の町並みを育んできた京都。通りに面した建物の奥に住まいがあったり、人ひとりがようやく歩けるほどの細い路地に建物が並んでいたりと、表通りからは見えない空間が数多く残されています。今回は、そんな路地の先にある隠れ家カフェをご紹介します。
【︎SHU HA RI KYOTO】町家が並ぶ「西陣ろおじ」でスペシャルな抹茶ドリンクを
西陣織の町、西陣にある「SHU HA RI KYOTO(しゅはりきょうと)」は、宇治茶の名産地、和束町(わづかちょう)出身の代表が立ち上げた和束町産抹茶のアンテナショップ。鎌倉時代の初期からお茶の歴史がある和束町で、代々継承されてきた茶農家のシングルオリジン(単一品種)の茶葉を使った日本茶や抹茶ドリンク、抹茶スイーツの楽しめるお店です。
「SHU HA RI KYOTO」が入っているのは「西陣ろおじ」と名付けられた路地の奥。写真の中心に映る京町家と右隣の京町家の間にある細い通路の奥に数軒のお店が連なっています。
路地を抜けると、抜けのある開放的な空間が広がります。ベンチが用意されているので、好きな場所に座ってゆっくりとお茶を味わって。物販されている茶葉や抹茶は、茶道をされている方や日本茶好きの方へのおみやげにもおすすめです。
■SHU HA RI KYOTO(しゅはりきょうと)
住所:京都府京都市上京区東西俵屋町144 西陣ろおじ内
TEL:050-3702-1981
営業時間:土・日・月曜 13~17時
定休日:火~金曜
アクセス:京都市バス千本中立売バス停から徒歩4分
■参考記事:知ってた? 京都の路地奥に週末のみオープンする、シングルオリジンの抹茶カフェ「SHU HA RI KYOTO」(配信日:2022.04.28)
【PATISSERIE Salon de thé m.s.h】秘密の空間で味わう繊細で美しいケーキ
ショーケースのガラス越しに、ハッとするほど美しいケーキが並ぶ「PATISSERIE Salon de thé m.s.h(ぱてぃすりー さろん どて えむえすあっしゅ)」。スポンジの口当たりはなめらかで、甘さは軽やか。素材のおいしさが引き立つように丁寧に作られた職人の手仕事にファンの多いお店です。

入り口に小さく飾られた吊り看板を目印に、石畳の細い道を奥へ奥と進みます。このエントランスから期待が高まりますよね。
ショーケースのある販売スペースとカフェスペースは分かれており、注文後はいったん外へ出て、中庭を通って席へ向かいます。このような造りも珍しく、ここでも特別感を感じます。日持ちのする焼き菓子もあり、手みやげや贈り物にもおすすめです。
■PATISSERIE Salon de thé m.s.h
(ぱてぃすりー さろん どて えむえすあっしゅ)
住所:京都府京都市中京区押小路通麩屋町西入橘町630
TEL:075-212-5388
営業時間:11~20時(イートインは18時まで)
定休日:木曜
アクセス:地下鉄京都市役所前駅から徒歩5分
■参考記事:京都で見つけた!秘密の小径の奥に広がる緑の庭園パティスリーカフェ(配信日:2020.07.16)
【世界倉庫】京町家の奥に潜む、倉庫をアートでリノベーションしたカフェ

阪急・京都河原町駅から徒歩約6分。富小路通沿いの京町家を抜けた先にある「世界倉庫(せかいそうこ)」は、京都のクラブシーンを牽引する「WORLD KYOTO」の手がけるギャラリー&カフェです。
「カフェラテ」などのコーヒーメニューには、四条烏丸にある自家焙煎のスペシャルティコーヒースタンド「Coffee Base KANONDO」が「世界倉庫」のためにブレンドしたオリジナルの豆を使用。名物のプリンには隠し味にマスカルポーネチーズが入っています。どちらも違いのわかる大人のための味わいです。

通りに面した京町家は別店舗で、その敷地の奥の倉庫にあるカフェが「世界倉庫」。そこには表通りからは想像できない、アートな空間が広がっています。迷わずさっとこの店へとエスコートしたら「京都ツウだね」と感心されること間違いなしです。
■世界倉庫(せかいそうこ)
住所:京都府京都市下京区筋屋町144
TEL:075-754-8289
営業時間: 11~18時
定休日:月曜、不定休 ※公式SNSを要確認
アクセス:阪急京都河原町駅から徒歩6分
■参考記事:【京都】大きな京町家の裏に隠れた倉庫がリノベーション、真っ白なカフェ&ギャラリー「世界倉庫」に!(配信日:2024.02.17)
【Cafe 火裏蓮花】細い路地の奥にひっそり佇む、築約150年の町家でカフェタイム

御池通と柳馬場通の交差点を南に曲がってすぐ。昭和9年(1934)創業の鰻店の隣に、細い路地があります。路地の入り口には、その路地に暮らす人々の表札に並んで「Cafe 火裏蓮花」の札があります。

石畳の奥にある1軒が「Cafe 火裏蓮花(かふぇ かりれんげ)」。築約150年という長い時を経てきた京町家に、ゆっくりとした時間が流れます。ふらりと訪れて、コーヒーやケーキを味わいながらスローな時間を過ごしたくなるお店です。
料理上手な店主が作るお手製カレーは、スパイスの配合に工夫を凝らした、辛すぎないスパイスカレー。さらりとしたルーをターメリックライスにからめていただきます。売り切れ次第終了の人気メニューです(提供時期は公式SNSを要確認)。
■Cafe 火裏蓮花(かふぇ かりれんげ)
住所:京都府京都市中京区柳馬場通姉小路上ル柳八幡町74-4
TEL:075-213-4485
営業時間:12~18時(17時LO)
定休日:火・水曜
アクセス:地下鉄烏丸御池駅から徒歩5分
■参考記事:【京都】路地裏の町家カフェ「Cafe 火裏蓮花」。隠れ家のような空間で味わうランチ&スイーツ(配信日:2025.10.18)
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。




