京都「嵐山・嵯峨野・高雄」のおすすめ紅葉名所2024
京都「嵐山・嵯峨野・高雄」のおすすめ紅葉名所(例年の見頃時期:10月下旬~12月上旬)をご紹介。竹林の道の散策が定番の嵐山から、喧騒を少し離れて紅葉が美しい名寺が密集する奥嵯峨野、川下りやトロッコ列車で紅葉が楽しめる保津峡、三尾と総称される高雄・槇尾・栂尾周辺まで。
Summary
二尊院(京都府/京都市右京区)
釈迦如来立像(重要文化財)と阿弥陀如来立像(重要文化財)の2像を本尊とすることから、二尊院と呼ばれる。平安時代初期に嵯峨天皇が慈覚大師を開祖に建立。法然が庵を結び、弟子の湛空が再興した。藤原定家の山荘「時雨亭」[しぐれてい]跡がある。秋は紅葉馬場と呼ばれる長い参道の紅葉が特に美しく、平安の昔より、紅葉狩りの名所である。
- <紅葉・もみじ狩り情報>
- 見頃の時期:10月下旬~12月上旬
- 主な紅葉樹種:モミジ
- おすすめ紅葉観賞方法:参道を歩く、庭の散策
- <紅葉まつり>
- イベント名:秋の特別花手水
- 期間:2024年10月下旬頃~11月下旬 秋の紅葉に合わせ、かわいらしい花手水が見られる
- <基本情報>
- 料金:拝観500円、30名以上の団体は1人450円
- 時間:9時~16時30分
- 休み:無休
- URL:https://nisonin.jp/
滝口寺(京都府/京都市右京区)
『平家物語』の遺跡として昭和になって再建された寺。平重盛に仕え、宮中の滝口の侍になった斎藤時頼は、建礼門院に仕える横笛との結婚を望むが父に反対され、落胆のあまり出家、滝口入道と呼ばれた。それを知って訪れた横笛に会おうとはせず、高野山に入ったという。本堂に悲恋の2人の木像があり、参道には横笛の歌碑が立つ。紅葉時はもみじが美しい。
- <紅葉・もみじ狩り情報>
- 見頃の時期:11月中旬
- 主な標高:約100m
- 主な紅葉樹種:モミジ
- おすすめ紅葉観賞方法:建物の中から庭を見る
- <基本情報>
- 料金:拝観料300円
- 時間:9~17時
- 休み:無休
あだし野念仏寺(京都府/京都市右京区)
化野と呼ばれるこの一帯は、かつて亡骸を葬る風葬の地だった。寺の起こりは弘法大師がこの地に葬られた死者の菩提を弔うために寺を建てたことによる。のちに法然上人が念仏道場に改め、念仏寺と称した。境内には、釈迦の説法に耳を傾ける人々の姿になぞらえて、無縁仏となった8000体もの石仏や石塔が並ぶ。紅葉は石仏とのコントラストがよりいっそう無常を感じさせる。
- <紅葉・もみじ狩り情報>
- 見頃の時期:11月中旬~12月上旬
- 主な標高:不明
- 主な紅葉樹種:モミジ
- <基本情報>
- 料金:拝観500円
- 時間:9時~16時30分(季節変動あり)
- 休み:不定休(気象などにより臨時休観あり)
- URL:http://www.nenbutsuji.jp/
清凉寺(京都府/京都市右京区)
『源氏物語』の主人公光源氏のモデルとされる源融[みなもとのとおる]の山荘跡に阿弥陀堂を建てたのが始まり。嵯峨釈迦堂とも呼ばれる古刹。清凉寺式といわれる本尊の釈迦如来像(国宝)は、東大寺の僧、ちょう然が宋から招来したと伝える。目には黒水晶、耳に水晶をはめ込み、縄状の髪で、胎内には絹製の五臓六腑や経巻が納められた特異な様式。毎月8日11時以降と4・5月、10・11月は開帳期間中であり、本尊の拝観が可能。紅葉の頃は特に多宝塔の周りが見事。
- <紅葉・もみじ狩り情報>
- 見頃の時期:10月下旬~11月下旬
- 主な標高:不明
- 主な紅葉樹種:モミジなど
- おすすめ紅葉観賞方法:本堂からの渡り廊下から境内を眺める
- <基本情報>
- 料金:本堂・庭園拝観400円
- 時間:9~16時(4・5・10・11月は~16時30分)
- 休み:無休
祇王寺(京都府/京都市右京区)
※2024年度の詳細は調査中のため、2023年度の情報を掲載しています。
奥嵯峨の竹林の中にひっそりとたたずむ『平家物語』ゆかりの寺。仏御前の出現で平清盛の愛を失った白拍子の祇王が、母、妹と尼になってここに移り住んだ。後に仏御前も尼になり、ともに晩年を過ごしたという。草庵には、大日如来、祇王ら5人の像を安置。室内から眺める庭は、11月中旬~12月初旬のモミジが苔の上に散り、枝にも残っている時が美しい。
- <紅葉・もみじ狩り情報>
- 見頃の時期:11月中旬~12月上旬
- 主な標高:不明
- 主な紅葉樹種:アオモミジ
- おすすめ紅葉観賞方法:苔の上の散り紅葉
- <基本情報>
- 料金:拝観300円
- 時間:9~17時(受付終了16時30分)
- 休み:無休
- URL:https://www.giouji.or.jp/
↓↓↓京都の秋は「新幹線+宿」で各地発がお手軽に!↓↓↓
好みのホテルと発着時刻を選べる