京都「嵐山・嵯峨野・高雄」のおすすめ紅葉名所2023
京都「嵐山・嵯峨野・高雄」のおすすめ紅葉名所(例年の見頃時期:10月下旬~12月上旬)をご紹介。竹林の道の散策が定番の嵐山から、喧騒を少し離れて紅葉が美しい名寺が密集する奥嵯峨野、川下りやトロッコ列車で紅葉が楽しめる保津峡、三尾と総称される高雄・槇尾・栂尾周辺まで。
Summary
清凉寺(京都府/京都市右京区)
『源氏物語』の主人公光源氏のモデルとされる源融[みなもとのとおる]の山荘跡に阿弥陀堂を建てたのが始まり。嵯峨釈迦堂とも呼ばれる古刹。清凉寺式といわれる本尊の釈迦如来像(国宝)は、東大寺の僧、ちょう然が宋から招来したと伝える。目には黒水晶、耳に水晶をはめ込み、縄状の髪で、胎内には絹製の五臓六腑や経巻が納められた特異な様式。毎月8日11時以降と4・5月、10・11月は開帳期間中であり、本尊の拝観が可能。紅葉の頃は特に多宝塔の周りが見事。
- <紅葉・もみじ狩り情報>
- 見頃の時期:10月下旬~11月下旬
- 主な標高:不明
- 主な紅葉樹種:モミジなど
- おすすめ紅葉観賞方法:本堂からの渡り廊下から境内を眺める
- <基本情報>
- 料金:本堂・庭園拝観400円
- 時間:9~16時
- 休み:無休
あだし野念仏寺(京都府/京都市右京区)
化野と呼ばれるこの一帯は、かつて亡骸を葬る風葬の地だった。寺の起こりは弘法大師がこの地に葬られた死者の菩提を弔うために寺を建てたことによる。のちに法然上人が念仏道場に改め、念仏寺と称した。境内には、釈迦の説法に耳を傾ける人々の姿になぞらえて、無縁仏となった8000体もの石仏や石塔が並ぶ。紅葉は石仏とのコントラストがよりいっそう無常を感じさせる。
- <紅葉・もみじ狩り情報>
- 見頃の時期:11月中旬~12月上旬
- 主な標高:不明
- 主な紅葉樹種:モミジ
- <基本情報>
- 料金:拝観500円
- 時間:9時~16時30分(季節変動あり)
- 休み:不定休(気象などにより臨時休観あり)
- URL:http://www.nenbutsuji.jp/
愛宕念仏寺(京都府/京都市右京区)
本尊は千手観音。平安時代から厄除けの観音様として厚く信仰されている。春はシャガ、秋は紅葉の羅漢寺として親しまれているこの寺には、境内に1200躰もの表情豊かな石造の羅漢さんが並び、訪れる人々の心を和ませてくれる。秋の紅葉を背景に静かに佇む本堂や羅漢さんは特に趣深い。
- <紅葉・もみじ狩り情報>
- 見頃の時期:11月上旬~中旬
- 主な標高:155m
- <基本情報>
- 料金:拝観大人300円、小人(小・中学生)無料
- 時間:8時~16時30分
- 休み:無休
- URL:https://www.otagiji.com/
保津峡…1件
保津峡(京都府/京都市右京区)
(C)一般社団法人亀岡市観光協会
亀岡から京都・嵐山までの保津川沿い、約16kmの渓谷。保津川は、慶長11年(1606)京都の豪商・角倉了以[すみのくらりょうい]が、丹波から京へ木材・薪炭などを運搬する運河として開削したもの。明治末ごろからは船下りが人気を集めるようになり、夏目漱石も乗船している。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の渓谷美を楽しめる。紅葉を楽しむには保津川下りや嵯峨野トロッコ列車がおすすめ。トロッコ沿線のライトアップは10月中旬~12月初旬の予定。
- <紅葉・もみじ狩り情報>
- 見頃の時期:11月中旬~12月上旬
- 主な紅葉樹種:モミジほか
- おすすめ紅葉観賞方法:保津川下り、嵯峨野トロッコ列車からの眺め
- <ライトアップ>
- 期間:2023年10月中旬~12月初旬(予定、トロッコ沿線のみ)
- 時間:17時頃~19時頃
- <基本情報>
- 料金:無料(保津川下りは4500円、嵯峨野トロッコ列車は880円)
- 時間:散策自由(保津川下りは9~15時、嵯峨野トロッコ列車は亀岡発9時30分~16時30分)※紅葉期間は延長あり、詳細は要問合せ)
- 休み:散策自由(保津川下りは無休、トロッコ列車は水曜、紅葉期間は無休) ※天候などの状況により運休あり
- URL:https://www.pref.kyoto.jp/shizen-koen/hoz.html
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