贅沢な非日常を味わえる!一風変わったユニークカフェ3選
デートや女子会には、非日常を味わえる一風変わったおしゃれなカフェがおすすめです!そこで今回は、雰囲気はもちろん、カフェのこだわりメニューも絶品なカフェを3つ厳選してご紹介します。
表参道の隠れ家カフェ「宇治園」で抹茶を点てる和体験にワクワク!
表参道駅から徒歩7分の裏路地にある「裏参道ガーデン」は、“五感で楽しむ古き良き日本”をテーマに現在3つのお店が入った和のフードコート。昭和22年に建てられた古民家をリノベーションした趣あるたたずまいは、まるで昭和にタイムスリップしたみたい!
「裏参道ガーデン」の一角にある「宇治園」は、明治2年、京都府山城町で創業した老舗お茶専門店が手がける和スイーツのお店。こちらでは、誰でも気軽に抹茶体験をすることができるんです!
抹茶を点てると聞くと、お作法が難しそうと思いがちですが、こちらでは、スイーツとセットになっていて、カジュアルに抹茶体験を楽しめるのが魅力。初めての人にはスタッフさんが点て方を丁寧に教えてくれるので安心です。
抹茶が入った茶碗にお湯を注いで、茶せんを縦方向に動かしシャカシャカ点てると…緑色の繊細な泡に。抹茶を口に含むとふわりと奥深い香りに包まれて、ほっこりした気分になれます。
セットのティラミスは、濃厚な宇治抹茶とマスカルポーネクリームが相性抜群。抹茶の苦味とクリームの甘さが溶け合って、ほっぺが落ちそう!
抹茶好きには「抹茶パフェ」もおすすめ。こちらは、抹茶アイスや白玉、小豆や生クリームなどが幾層にも重なった、見た目も華やかなパフェ。自家製の抹茶スイーツはどれも濃ゆ〜いおいしさ!食べ進めるごとにどんな味と出合えるかワクワクしちゃいます!
店内では、「宇治園」の看板商品であるお茶も販売しています。深むし煎茶「小佳女(おかめ)」や、浅火ほうじ茶の「火男(ひょっとこ)」など、パッケージもかわいいのでおみやげにしたくなっちゃいます!
抹茶体験と本格抹茶スイーツが楽しめる「宇治園」。趣ある古民家で味わう抹茶はおいしさもひとしおで、表参道散策の合間に、ほっとひと息つきたい時におすすめです。
■参考記事: 表参道の隠れ家カフェ「宇治園」で抹茶を点てる和体験にワクワク! (配信日:2018.06.03)
ランチしてたら運転手さんと目が合う!? 鎌倉・江ノ電沿いのカフェ
鎌倉のシンボルともいえる存在“江ノ電”を、間近に眺めながら食事やスイーツを楽しめるのがここ、「ヨリドコロ」です。
見てください、この立地!お店は本当に線路の真横にあるのです。元は洋服の仕立て屋さんだった古民家をリノベーションし、2016年に「ヨリドコロ」をオープンしました。
コンセプトは“鎌倉の日常を旅する”。「非日常」を求めて訪れた旅先で、その街に暮らす人々の「日常」を感じてほしい。そんな想いが込められているのだそうです。お店の方との何気ない会話から、地元ならではの情報が聞けるかもしれませんよ。
カウンター席は、目の前を通り過ぎる江ノ電が見られる特等席。すぐ隣に踏切があるので、信号待ちをする運転手さんと、思わず目が合ってしまうかも…!?
ランチを注文するときには、「こだわり卵」(180円)も追加でオーダーするのがおすすめ。干物が焼けるのを待つ間、卵を白身と黄身に分け、白身は全体が真っ白になるまで泡立てましょう。「空気と優しさを入れるのが上手に泡立てるコツ」なんだそう。
こちらが噂の「干物定食」です。じっくり時間をかけて丁寧に焼かれた干物は、身はふっくらとやわらかく、脂もよくのっていて、箸が止まらなくなるおいしさ!干物はほかに、「あじ」「えぼだい」「かます」などもあり、ご飯は白米か16穀米が選べます。
そしていよいよ、先ほどの卵をごはんにオン!まず、泡立てた白身をごはんにかけてさっくりと混ぜ、中央に黄身をのせ、おしょうゆをたらせば特製卵かけごはんの完成!ふわふわ食感のごはんと濃厚な黄身が奏でるおいしさのハーモニーに、思わずうっとり…。
「ヨリドコロ」のコーヒーは、地元稲村ヶ崎にある「ツバメコーヒー焙煎所」の豆を使用。注文を受けてから豆を挽き、本格エスプレッソマシーンで淹れたコーヒーは、豊かな香りも魅力です。
ぼんやり外を眺めていたら、線路沿いを歩くかわいい猫が…!この子は、向かいのお肉屋さんで飼っている猫で、名前は「お嬢」。いつもこのあたりをパトロールしている、街のアイドルだそうです。なんとも愛くるしい表情がたまりません!
ガタン、ゴトン、という電車の音を聞きながら、いつもとは違う「日常」を体感するひととき。優しい時間が流れる空間で、癒しのランチタイムを過ごしてみませんか?
■参考記事: ランチしてたら運転手さんと目が合う!? 鎌倉・江ノ電沿いのカフェで楽しむプチスローライフ (配信日:2018.04.21)
銀座で満天の星空が見られるプラネタリウムcafé
星空を眺めながら、大切な人とディナーを楽しむ。そんな、誰もが一度は夢見るようなシチュエーションを、東京・銀座で体験できます。
2017年にオープンした「and people ginza(アンド ピープル ギンザ)」は、フロア全体がプラネタリウム空間となっているレストラン。店内に一歩足を踏み入れると、そこにはキャンドルとランタン、星空に彩られた異空間が広がっています。あまりにも美しい空間を目の前にして、思わずため息が漏れること必至。
店内に設置されているアンティーク調のインテリアも、見逃すことができません。例えば、しっかりとした造りの重厚感あるテーブル。テーブルの表面を覆うタイルには、さまざまなモチーフがプリントされています。
異国のテイストを感じさせるモチーフはとても印象的で、上手に切り取れば、写真映えすること間違いなしです。
かつてこのフロアは、能楽専用の公演場「能楽堂」として使われていたのだそう。そのため、天井が高く窓がありません。本店のオーナー・中村さんによると、そうした特徴を生かしたいと考えたことも、空間全体をプラネタリムに仕立てた理由のひとつなのだとか。また、家具や雑貨のバイヤーとしてヨーロッパやアジア、アフリカなどを旅した経験がある中村さん。各国を訪れた際、中村さんの心を捉えたのは、あちらこちらに残されていた廃墟。例えばメキシコでは、廃墟をそのまま利用したレストランが、地元の人たちの憩いの場になっていたのだそう。
天井が抜けた廃墟にソファを置き、星空を眺めながら食事を楽しむ。そんなイメージが徐々にふくらみ、「and people ginza」に反映されています。
店内には、コンクリート打ちっ放しの壁やアンティーク調の家具など、廃墟を連想させるものが点在。一瞬、屋外にいるかのような不思議な感覚にとらわれることも、「and people ginza」の魅力です。
こちらは、「and people ginza」イチオシのカクテル、「自家製サングリア」。リキュールと赤ワインがベースで、飲みやすく上品な味わいを楽しめるカクテルです。なかに仕込まれたグレープフルーツやミントが、爽やかさを演出します。
一番人気のフードメニューは、「ソフトシェルシュリンプのアヒージョ」。殻ごと食べられることが特徴のソフトシェルシュリンプは、歯ごたえ、味わいともに抜群。
「一般的なアヒージョ同様、ニンニクやオリーブオイルをベースにしていますが、エビの味噌を加えるなど、独自の工夫も凝らしています」と中村さん。
スパイシーに味付けされた豚トロと、肉厚なパスタが絡んだ「パルマ産豚トロとフレッシュバジルのアラビアータ」は、食べごたえのある一品。ほんのりと香るバジルが、食欲をそそります。
食後にぜひ味わってほしいのが、クリームチーズと生クリームがふわとろ食感を演出する「チーズケーキ」。プレートに描かれた模様も可愛らしく、思わず写真に収めたくなります。
銀座駅から徒歩5分以内とアクセス便利にもかかわらず、極上のロマンチック空間を楽しめる「and people ginza」。広々としたフロアには、二人席はもちろん、大人数席も複数設置されているため、デートはもちろん、女子会にもぴったりなお店です。
■参考記事: 梅雨の憂鬱を吹き飛ばす!銀座で満天の星空が見られるプラネタリウム (配信日:2018.06.26)
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は、『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。