女子会の夜をさらに特別に!中目黒の粋でおしゃれなディナースポット3選
久々に会う女友達との女子会ディナー、どうせなら美味しくておしゃれなお店で盛り上がりたいですよね。よくある居酒屋やインスタで見飽きたカフェではない、おしゃれで粋なお店を予約して、もっと特別な夜を演出しましょう。
Summary
コラーゲンたっぷりがうれしい!女子が集まる中目黒高架下のおでんスタンド
個性豊かなお店が立ち並び話題となっている「中目黒高架下」。東急東横線・中目黒駅の高架下に2016年11月にできた、28店舗が立ち並ぶ全長700mの複合商業施設。ご紹介する関東初出店となる名古屋の人気店「鶏だしおでん さもん」は、中目黒駅南改札側から徒歩3分ほどの場所にあります。
お店は京都の町屋をイメージした作りになっていて、上品な雰囲気。そのため女性でも入りやすく、実際、お客さんの半数は女性だとか。店内には座席もありますが、通りに面した席で立ち呑みするのも乙な雰囲気でいいですよね。
店内にかかっているメニューを見ると「あれ?焼き鳥屋さん?」と思うような品の数々。「さもん」では、鶏串もおでんスタイルで提供されます。
「さもん」のおでんは、独自に選び抜いた鶏ガラと、さまざまな野菜を長時間煮込んだ鶏だしが特徴。白濁スープの優しい味に、トリコになる人が続出とか。
まずは、特選鶏串おでんをオーダー。鶏だしとの相性は抜群で、焼き鳥のようなこってりとした脂っこさがなく、鶏のうまみを存分に堪能できます。日本酒にもぴったりな1品です。
こちらはおでんでもお馴染みとなってきている「トマト」。コショウととろろ昆布がトッピングされています。鶏だしとの相性も良く、トマトの酸味とほどよい甘みが引き立ちますよ。
「本当におでんの卵?」というくらい、上品な見た目の1品も。おでんの卵といえば、固茹でが多いですが、こちらは絶妙な茹で加減で、黄身が溶け出すほどの半熟卵に仕上がっています。トロッとした黄身とさっぱりとした鶏だしに、ミツバとゆずの爽やかな風味が合わさって、味も上品な仕上がり。
おでんといえばやっぱり外せないのが「大根」。10cmはありそうなくらいダイナミックで、食べ応えもバッチリです。たっぷり鶏だしがしみ込んだ大根をじっくり堪能すれば、身も心も温まりますね。
おでんと相性のいい日本酒や焼酎から、ワインまで豊富に揃っています。中でも、日本酒は日本各地から厳選した地酒を厳選。寒い季節は熱燗でいただくのもいいですね。また、おでんといえば日本酒のイメージが強いですが、実はワインともよく合うんですよ。
鶏のうまみとコラーゲンたっぷりの鶏だしおでん。おいしくて美肌効果も期待できるなんて、女性にはうれしいですよね。
■参考記事:コラーゲンたっぷりがうれしい!女子が集まる中目黒高架下のおでんスタンド (配信日:2018.12.21)
星付き店なのにチーズもトリュフも山盛り。コスパ抜群な中目黒のイタリアン
中目黒駅を出て南側、線路に平行して続く「目黒銀座商店街」を進んでいった一角に、おいしいイタリアの郷土料理を気軽に楽しめる人気店「クォーレアズーロ」はあります。イタリアをイメージした「青(アズーロ)」で彩られたお店は、入口から名店の雰囲気がプンプンしています。
店内に入ると、キッチンと向かい合った大きなカウンター席があり、奥にテーブル席が設けられています。
イタリア各地のリストランテで修行を積んだオーナーシェフが切り盛りするお店は、アットホームでいておしゃれな空間。奥に細長く続く店内は隠れ家的な雰囲気もあり、会話も弾みそうですね。
「気取らずに、おいしいイタリアンワインと料理を味わってほしい」というオーナーシェフの思いは、入ってすぐのワインセラーの充実ぶりに現れています。すべてイタリア各地から集められたワインは常時100本以上。さらにお店の2階は倉庫になっており、そこにも数百本のワインがストックされているのだそう。
そんなイタリアンワインと合うと、大人気なのがパスタ。常時14〜15種類ほどのパスタ・メニューが用意されています。自家製にこだわった、もちもち食感の生パスタは、訪れるお客さんが必ず注文するほどの人気メニューです。
中でも、おいしすぎると評判のパスタが「イカ墨を練り込んだタリオリーニ ウニのバターソース」(2000円)。
早速いただいてみると、もちもちしてコシのある食感とともに、イカ墨の持つ磯の味わいが感じられます。ここにウニの甘さとバターの香りが特徴的なソースが絡まり、すべてのバランスが優れた絶妙なおいしさが楽しめます。
このタリオリーニだけでも食べに来る価値があるほどの深い味わいは、まさに高級リストランテ級です!
おいしさの追求のために、高級食材もふんだんに使っているのが「クォーレアズーロ」ならでは。「マグロの炭あぶり ブラータチーズと黒トリュフ添え」(2000円)は、大ぶりのマグロともっちりしたブラータチーズに、香り高い黒トリュフを惜しげもなく使った1品です。
本物の黒トリュフ特有の香りと旨みがプラスされた、濃厚な味わいの贅沢な仕上がりになっています。
さまざまなメニューに合ったワインを飲み比べるのも楽しそう。ワインはすべてイタリア各地から取り寄せ、オーナーシェフが実際に飲んで気に入ったものを提供しています。今日のワインとして選んでもらったのが、「Ca~Orologio Salarora」(1杯/1000円)。モスカート主体の、フルーティでクリーンな味わいのワインです。
厳選されたイタリアンワインとともに、イタリア各地のクオリティの高い郷土料理を楽しめる「クォーレアズーロ」。普段の日はもちろん、特別な日にも訪れたくなる素敵なお店です。
■参考記事:星付き店なのにチーズもトリュフも山盛り。コスパ抜群な中目黒のイタリアン (配信日:2018.12.31)
食べるだけでキレイに!ビューティーミート“鴨肉”をすき焼きで食べられるお店
中目黒の駅近、だけど隠れ家的な雰囲気の漂うお店が「Na camo guro(ナカモグロ)」。この「Na camo guro」で使用している鴨肉は、山形にある自社鴨農場で、甘みのある山形米を飼料として飼育されたもの。一般に流通しない高級食材とも言える合鴨肉を、お手頃な価格でいただけるのが大きな魅力になっています。
通常の「すき焼き」はまず肉を焼いたのちに野菜や割り下などと一緒に煮込んでいきますが、この「鴨すき」は煮込まないからこそ“鴨肉”の濃厚なおいしさをダイレクトに味わうことができます。
この「鴨すき」は、全8品からなる「鴨すきコース」(5000円/人)のスペシャリテ(メイン)。しかも、スタッフが各テーブルで丁寧に焼いてくれ、食べ頃を見計らって取り分けまでしてくれる嬉しいサービス付き。
鉄鍋には油を引くこともなく、鴨本来の溢れ出る脂のみで調理されていきます。合鴨肉の脂はコレステロールを下げる働きがあるとされ、鉄分も豊富。また合鴨肉は融点(脂の溶ける温度)が低いので、脂肪として体内に蓄積されにくいのも特徴。食べるだけでキレイになる「ビューティーミート」とも言われているそう。
まずは鴨のムネ肉をソテー。その後、溢れ出てくる脂を使って、ネギやエリンギなどを炒めていき、濃厚な卵黄が入ったつけ汁に浸けていただきます。
プリプリで厚みのあるムネ肉は、鶏のものとは明らかに違う弾力ある歯ごたえ!野性味溢れる味わいは「今、お肉食べてます!」という充実感の高いもの。またお野菜類も鴨の脂の旨みがのって、ペロリといただけちゃいます。
「Na camo guro」では、「鴨すき」のほかにも人気のメニューがたくさんあります。こちらは、合鴨肉をフライした「フライドケンダッキー」(2本/ 600円)。鴨だけに「ダッキー」というネーミングセンスがGood!カリッと揚げた合鴨肉を複数の唐辛子で味付けしたスパイシーな1品です。唐辛子特有のホットな味わいは、ジューシーな合鴨肉にぴったり。
またムネ肉、モモ肉、つくねの「鴨串焼き3種」(1000円)は、合鴨肉をさまざまな角度から楽しめる1品。味のアクセントにオレンジマスタードを付けてもおいしいですよ。
また、「Na camo guro」では、ソムリエが監修したワインが充実しているのも特徴。合鴨肉のおいしさを引き立てるワインを数多く取り揃えています。
お店のスタッフに「鴨すき」に合うワインをセレクトしてもらったのが、南アフリカ産「デイビッド アンド ナディア」の「シーブリッツクルーフ・ピノタージュ」(グラス1100円、ボトル8000円)。
ワイン業界では“新世代”と言われる自然派生産者が作る赤ワインは、ナチュラルなのにしっかりした葡萄本来の強さがあり、合鴨肉のインパクトに負けない1杯なのだとか。合鴨肉特有の脂との相性もいいので、ついついもう1杯オーダーしたくなります。
「Na camo guro」はおいしさだけでなく、ダウンライトの照明で落ち着いた大人の雰囲気も感じられます。キッチンを取り囲むように大きなL字型のカウンターが配置され、“魅せるキッチン”で料理が作られている姿を眺めながら会話が楽しめますよ。
上質な合鴨肉を使った料理を、お手頃価格で味わえる「Na camo guro」。21時までは、「鴨すき」コースと季節ごとにメニューが変わる「旬の食材」コースのみの設定になっています。
住所を頼りに行っても、最初は入口が見つけづらいかも。でもそんな隠れ家的要素も含めて、わざわざ食べに行く価値あり!中目黒のお気に入り店の1つに加えてみてはいかが?
■参考記事:食べるだけでキレイに!ビューティーミート“鴨肉”をすき焼きで食べられるお店 (配信日:2018.12.30)
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は、『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。