彼と初めての共同作業!デートにぴったり非日常体験&食事ができるスポット3選
回数を重ねるごとにマンネリ化しがちな彼とのデート。だからといって休みのたびに遠出するのはちょっと億劫だから、近場でいつもと違うデートを楽しめたら嬉しいですよね。今回はそんな関東在住のカップルにとっておきな、体験も食事も楽しめる一石二鳥なスポットを3つ紹介します!
Summary
陶芸&ランチで3240円!さいたまで話題の陶芸カフェ
「クラフトカフェ」は、南浦和駅と浦和駅を結ぶ産業通り沿いにある、さまざまなワークショップが楽しめるカフェ。特に人気を集めているのが、平日限定で行われているランチ付きの陶芸体験です。3240円で陶芸体験とランチが楽しめます。
陶芸体験で作れるものは、豆皿のほか、平皿や器などの食器類、陶器アクセサリーやドアプレートなど多岐にわたります。定期的に内容を変えて行われているのだとか。今回は、手びねりの平皿作りに挑戦してきました!
今回作るのはこちら。食器や小物トレイとして使える、手のひら大の平皿です。形は円形・スクエア・食パン型の3種類から選べます。「難易度はどれも変わらないですよ」との言葉を受け、食パン型にチャレンジしてみることにしました。
平べったい粘土と型紙、ナイフが渡され、制作開始。まずは型紙に沿って、粘土をナイフで切っていきます。
切り終わりました。型紙に合わせて切るだけなので、形作りに戸惑うこともありません。このあとは、自由に模様をつけていきます。
スタンプがずらり!選ぶのに時間をかけたくなりますが、あんまり時間をかけていると粘土がどんどん固くなり、きれいに押すのが難しくなるので注意です。
形作りは難しくありませんが、模様付けはセンスが問われますね。友達同士で見比べながらワイワイ作るのも盛り上がりそうです。
模様付けまで終わったら、縁を少しだけ立ち上げて、水で濡らした指で切断面をなめらかに整えます。これで作業は完了!手びねりで作るものは、どれも似た工程なのだそうです。本当に簡単に作れるので、陶芸初体験の人や不器用な人でもトライしやすいですよ!
出来上がったら、焼き上がりの色を選びます。カラーは白・透明・黄色・青磁・茶・ピンク・青の7色。葉っぱのスタンプを押したので、青磁(せいじ)を選んでみました。
焼き上がりまでにかかる日数は1ヶ月。3ヶ月以内に来店して受け取りにくるほか、配送にも対応しています。できあがりが楽しみですね。
陶芸体験を終えたあとは、お待ちかねのランチタイム!メニューはカレー2種類から選びます。通常のカレーはスパイスが効いた辛めの味わい。辛いものが苦手な方は、バターチキンカレーがおすすめです。
ランチメニューは「ドリンクセット」と「かき氷セット」の2種類から選べます。かき氷はランチセット限定のミニサイズなので、たくさん食べられる!という方は、ドリンクセット+単品かき氷のオーダーがおすすめ。かき氷は、「マンゴーミルク」「ミルク珈琲キャラメル」の2種類から選べます。
「ランチセットサイズ」でも、この迫力!小食の人はこれでも十分でしょう。
純氷を使ったかき氷は、ふわっと溶けるやわらかな口溶け。最後のひとくちまでおいしく食べられます。
おなかに余裕がある人に単品かき氷をオーダーしてほしい理由は、種類の豊富さとこだわりの作り方です!
今回オーダーしたのは「ラズキャラミルクティー」(972円)。「珈琲キャラメル」や「クリーム抹茶みるく」のほか、季節限定のかき氷が常に用意されています。
写真ではわかりづらいですが、どのかき氷もビッグサイズ!でも、この大きなかき氷を食べきれるのには、理由があるのです。かき氷をすくって食べていくと……
中にはたくさんのグラノーラとラズベリーが!クラフトカフェのかき氷の特徴は、この中身の層の贅沢さ。コーヒーゼリーやドライマンゴー入りのヨーグルトなど、かき氷に合わせた中身を味わうのも楽しみのひとつです。
何層も重ねてひとつひとつ作っているため、提供までに時間がかかるとのこと。この大きさと中身の贅沢さは、食べて納得の逸品です。陶芸体験とグルメが同時に楽しめるカフェに、ぜひ遊びに行ってみてください!
■参考記事: 陶芸&ランチで3240円!さいたまで話題の陶芸カフェへ遊びに行こう(配信日:2018.11.10)
五右衛門風呂に窯焼きピザ。古民家宿で昔暮らし体験ができる「corot」
片手ひとつで火が付けられ、ボタンひとつでお風呂が湧く。現代人の生活は便利なものです。それでも、効率の良さばかりを意識している生活に、疲れてしまう日もあるでしょう。心と体を解放できる古民家「corot(コロット)」で、手間をかける昔の生活を体験してみませんか?
埼玉県所沢市にある「corot」は、まるで「となりのトトロ」のサツキとメイが暮らしていたような古民家で、昔の暮らしが体験できるスポットです。日帰りプランと素泊まりプランの2種類があり、それぞれ1日1組限定(日帰り10~16時:1名1200円、素泊まり17~翌9時:4300円)。車のほか、電車でのアクセスも可能です。
敷地の奥にある古民家は、1組で使うには贅沢すぎる広さ!かなりの人数が寝泊まりできそうです。取材に訪れたのは夏場。エアコンはありませんが、風通しがよく涼しい!
冬場は暖房設備が利用できます。(11~3月は暖房費500円が別途必要)
そして、裏側に広がる敷地の片隅には、ヤギのメイちゃんが草を食むのどかな光景が広がります。
釜戸でごはんが炊けるのも魅力です。お米は持参します。あまり少なすぎると上手に炊けないとのことで、今回は5合持参しました。
まずは白米を洗い、浸水させておきましょう。古民家内にはキッチンがあり、ボウルやお皿、箸などの道具類が借りられます。浸水させている間には、ゆったり過ごしたり、火起こしを始めたり、別の作業をしたりと自由に過ごしましょう。
用意してくれているこちらを参考に、QRコードでアクセスして、動画で予習をしておくこともおすすめです。左側にある「ピザ釜」を使う予定がある方は、温めるまでに時間が必要なため、先にピザ釜の火起こしを始めておくのがおすすめ。
それではいよいよ炊飯です。お米を釜戸に入れてから用意されている薪を並べ、マッチで火を起こしましょう。火起こしがうまくできない場合は、スタッフにサポートをお願いすることもできます。
炊き方のコツはシンプル。「釜戸から湯気が出始めるまでは強火、湯気が出始めてからは火の高さを半分程度にして15分」を心掛けます。
ふたを開けると、ぶわっと湯気が噴き出します。炊きたてのごはんの香りがたまりません。
いつも食べているお米と同じものとは思えない甘みが、口いっぱいに広がります。
釜ごと外に運んで、ピザ釜前でお外ごはんをしてみました。釜戸で炊いたごはんは冷めてしまってもおいしい!
テレビドラマや映画で見る、火の番をしながら「湯加減はいかが?」と尋ねるシーン。「五右衛門風呂」は、薪でお湯を沸かす昔ながらのお風呂です。
corotにある五右衛門風呂には、湯沸かし機能付きの水栓がついているため、あらかじめお湯を入れた上で湯沸かし体験をするという、簡易体験もできます。水から湧かすのは大変なため、簡易体験をする方が多いのだとか。
薪を組み合わせて火を付けたあと、どんどん追加の薪を入れていきます。火のそばにいるので熱い!火が十分についたら、釜の扉を閉めてしばし待ちます。
湯が沸いたあとには、蓋を湯に浮かしてから入浴します。風呂釜に触れると火傷してしまうので、この蓋の上で湯に浸かるのです。
昔の子どもはこんな怖いお風呂に入っていたのかと実感します。
そしてここでは、ピザ窯を使うこともできます。ピザ生地から作る方もいるそうですが、今回は近隣スーパーで買ってきた冷凍ピザを使用しました。corotの畑で栽培されている野菜を収穫させてもらい、トッピングに。畑では貸し農園のサービスもあります。
収穫した野菜はナスとオクラ。オクラとピザという異色の組み合わせに、味が想像できずドキドキします。
ピザ釜の上部が熱されるまで火を十分に起こします。準備ができたら、ピザを入れましょう。途中で取り出して向きを変えながら焼き、あっという間に焼き上がり!
さすが窯焼きのピザは本格的!たった300円程度の冷凍ピザとは思えない味わいです。ピザ釜ではピザ以外のものも焼けるので、アルミホイルに包んだ野菜を焼いてみるのもおすすめです。
ここでは、ほかにもBBQや流しそうめんなど、季節折々で楽しめる体験が多数用意されています。外でごはんを食べるのが厳しい冬シーズンのおすすめは鍋。下準備をキッチンで済ませ、囲炉裏に吊して囲む鍋は、暖も取れて一石二鳥です。テレビがない空間なので、会話やカードゲームを楽しむのも素敵ではないでしょうか。
週末は季節関係なく予約が埋まりがちなので、平日にお休みをとって行ってみるものありかも。都内からすぐ近くにある古民家で体験する昔ながらの暮らしは、手間を掛けることで得られるものを教えてくれるでしょう。
■参考記事: 五右衛門風呂に窯焼きピザ。1日1組限定の古民家宿で昔暮らし体験 (配信日:2018.11.09)
美味しいだけじゃなく筋トレ効果も!? そば打ち体験ができる「十八割蕎麦」
学問の神様として有名な湯島天満宮のすぐ側にあるそば屋さん「十八割蕎麦」。ここは「日本そば打ち名人協会」の理事長が営むそばの名店です。そば打ちを通じて心のふれあいが生まれることを知ってほしいと、お店でそば打ち体験をさせてくれるんです!まずは、貸し出してくれる法被を羽織ります。準備ができたら、そば粉と水を混ぜていきます。そば粉は名人が石臼で挽いた新鮮なものなので、香りが強くていい匂い!
最初はサラサラだったそば粉ですが、水と合わさるとだんだんと固まってきます。体重をかけながら押してこねる作業は意外と力が必要。まんべんなく混ざるように何度も何度も力を加えます。
こねた生地を丸く整えたら、今度は薄く均等に伸ばしていきます。これが結構難しい!少しずつ力をかけながら均等の厚さに広げていきますが、どうしても凸凹したところが…。失敗するも途中で名人が助けてくれて、なんとか薄く大きくなりました!
そば打ち体験の醍醐味は、大きな包丁で切る作業。専用の大きな包丁は普段使っているものよりかなり大きく重たく、初めは恐る恐るスタート。包丁を入れる角度や力加減によって太さが変わってしまうので、1回1回ゆっくりと切っていきます。これがまるで繰り返し運動。集中力も使うので、かなりのエネルギーを消費しました。
大きな包丁を握っている右手だけでなく、板がずれないように強く押さえている右手もかなり疲れてきます。
完成した麺は太かったり細かったり見た目はいまいちですが、これも自分で切ったからこそのご愛嬌ということで!「性格が出ますね〜」と名人に言われて苦笑いです。
たくさんの量はおすすめしませんが、できたてだから味わえる生そばを試食。生そばはお餅のような食感。そばの香りがふわっと鼻に上がってきます。グツグツ湧いたお鍋に打ちたてのそばを入れて、茹であがりをお皿に盛りつけるところまで自分で行います。
盛りつけたそばをお盆にセットしたら自分でテーブルまで運びます。食べるまでのほとんどの工程を体験させてもらえるお店ってなかなかないんじゃないでしょうか。
いよいよ待ちに待った実食!まずは何もつけずに、そばだけの味を堪能。次にお塩で。最後に少し甘めの特製つゆで。そばの味がしっかりしているので、ほんの少しつゆをつけるだけで充分なおいしさ。茹でたてはツルツルと喉越しもよくて、あっという間に完食。自分で作ったし、新鮮だし、お腹一杯だし、もう最高!今まで食べた中で1番!と言ってもいいくらいおいしい!
食べ終わってそば湯を味わっていると、おもむろに名人が湯島天満宮のおみくじを出してきました。湯島天満宮の境内でもそば打ち工房を開いているご縁で、こちらのお店にも置いているそう。
ヘルシーな食べ物と言われているそば。そば打ち体験なら美味しいだけじゃなく、筋トレばりにこねて切って、食べるそばのカロリーを相殺できちゃうかも!?
■参考記事:美味しいだけじゃなく筋トレ効果も!? そば打ち体験がヘルシーすぎた!(配信日:2018.08.05)
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は、『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。