パン好きなら一度は行きたい!地元で人気のパン屋3選【広島】
全国にたくさんあるパン屋さん。パン好きの方は、ゴールデンウィークのおでかけで、新たなお店を開拓したいと考えている方もいるのではないでしょうか。でも、住んでいないエリアだと、おいしいお店を見つけるのは大変ですよね。そこで今回は、宮島や尾道など観光スポットがたくさんある広島で人気のパン屋さんをご紹介します。朝食はもちろん手土産にもぴったりな絶品パンをご賞味あれ!
Summary
本場カナダ・モントリオールを味わえる。「BONO BAKE」のベーグル
広島・安佐南区川内にある、日本では珍しい、カナダ・モントリオールスタイルのベーグルが食べられる専門店「BONO BAKE(ボノ ベイク)」。蜂蜜が練りこまれた生地は、噛めば噛むほど甘さが感じられる優しい味わい。ほかのベーグルにはない、サクッとした柔らかい食感が特徴です。
住宅街を進むと見える、白壁に映えるおしゃれな青い屋根。ドアに描かれたお店のロゴもシンプルでかわいい!
モントリオールスタイルのベーグルと、普通のベーグルの大きな違いは、生地に卵と油を使っていること、そして塩を使っていないということ。
さらに、蜂蜜が練りこまれているので、生地はうっすら優しい黄色。噛めば噛むほどほんのり甘いんです。塩気がないので、バターを付ける場合は有塩のものがおすすめなんだとか。
こちらは、基本の「プレーンベーグル」。手ですんなりとちぎれるのも特徴のひとつです。普通のベーグルより柔らかく、外はサクッとした軽い食感。
お店の方のおすすめの食べ方は、トースターで焼くこと!そのままトースターで焼き目がつく程度に焼くと、カリッとした食感に。ひとつずつアルミホイルに包んでからトースターやグリルで焼くと、外はパリッと中はふんわりの、また違った食感を楽しめるのだそう。色々な食べ方で、食べ比べしてみたいですね!
こちらは「イングリッシュマフィン」。自家製酵母を使用しています。
よもぎのイングリッシュマフィンの断面を見ると、よもぎがたくさん練りこまれているのがわかります。切っただけでよもぎのいい香りが!
「ベーグル」は軽めですが、こちらの「イングリッシュマフィン」は少しかための食感。ずっしりとしていてボリュームがあり、食べごたえも満点なので、お昼ごはんにもいいですね!あんこなどを挟んでも美味しいですよ。
お店は基本的に土曜と金曜だけの営業ですが、イベントなどにも精力的に出店されています。
モントリオールに2年住んでいた店主さんが、日本にもモントリオールスタイルのベーグルを広めたい!という思いから始めたこちらのお店。お店には、そんな店主さんのこだわりがいっぱい詰まっています。新しい食感のベーグル、一度お試しあれ!
■参考記事:本場の味を広島で。カナダ・モントリオール式ベーグルにハマる人続出!(配信日:2018.12.23)
牛乳を100%使った「Bread Factory K」の絶品食パン
広島市安佐北区落合にあるレトロなドアがかわいいパン屋さん「Bread Factory K(ブレッド ファクトリー ケイ)」。店内にはハード系からお惣菜パンまで、たくさんのパンがずらり!きっとその種類の多さに驚くはず。人気商品は牛乳を100%使用した「食パン」。噛めば噛むほど口の中に広がるやさしい甘さが特徴。
白い壁にグリーンのレトロなドアがかわいい!外にはベンチもあるので、天気のいい日は購入したパンをお店の外で食べることもできます。
店内に入ると、焼きたてのパンの香りでいっぱい!それもそのはず。お店には定番の菓子パンから、お惣菜パン、ハード系のパン、食パン、スコーン、デニッシュ、サンドイッチなど、選びきれないほどの種類豊富なパンがずらりと並んでいます。
女性からの圧倒的人気を誇るのは、お店の看板商品でもある、こちらの「カンパーニュ・ショコラ」。ハーフサイズでの販売もあるので、まずはお試し!という人にも嬉しいです。
切ってみると断面はこんな感じ。サクっとした生地には、ビターチョコレート、ミルクチョコレート、ココアがたっぷり使われています。
しっかりチョコレートを感じる濃厚な風味ですが、甘すぎずクセになりそうな美味しさです。暑い時期にはアイスクリームをのせて食べるのもおすすめなのだとか。バレンタインにもいいですね!
お店の人気商品のひとつの食パン「パン・オレ」。こちらの食パンは、名前の通り牛乳が使われているのですが、なんと、水をいっさい使用せず、牛乳100%を使用しているというこだわりが!
そのため、生地は耳までしっとり柔らかく、噛めば噛むほどほんのり牛乳の甘さを感じられます。
トーストすると表面はサクサク、中はふわふわの、また新しい食感に。まずは何も付けずに、食パン本来のやさしい甘さを堪能してみてください。
ほかにも、えぐみの少ないサルタナレーズンを生地に混ぜこんだ「レーズン食パン」も人気なのだそう。通常商品だけでなく、旬の味覚を使った期間限定のパンもたくさん!取り置きも1個から可能で、数量限定のものもあるので、確実にゲットしたい方は予約がおすすめです。
ひとつひとつのパンにたくさんのこだわりを感じられるお店。その味をぜひ一度味わってみてください。
■参考記事:しっとりふわふわの優しい甘さ。牛乳を100%使った、広島の絶品食パン(配信日:2018.12.27)
まぁるいフォルムとふわふわ食感!完売必至「elephant bakery」の天然酵母パン
広島・矢野東にある「elephant bakery (エレファントベーカリー) 」は、天然酵母パンが人気のお店。一見ハード系のパンに見えるのですが、実はふわふわでやわらかいパンなんです!まあるいフォルムも特徴で、思わず乙女心をくすぐられます。
いろんな種類があるのですが、そのなかでも一番人気の商品は「ブラン」。
ホワイトチョコのあま~い香りがたまりません。そしてなんといってもこのパン、見た目はハード系なのに、とてもやわらかくて簡単にちぎれちゃうのです。
食感も、ふわふわなのにしっとりモチモチ。やわらかくて食べやすいので、子どもにもおすすめです。
ほかにも、赤ワインを生地に使った「ルージュ」というパンも!このパンも、見た目はハード系なのですが、「ブラン」よりもう少しモチモチとした食感。中にはサラミがたっぷり入っています。生地にワインを使っているので、ほんのり赤くて、間違いなくお酒にも合いますよね。
「ルバーブ」というのは野菜のひとつで、茎の部分がジャムやお菓子などによく使われる食材です。
こちらのパンは、ルバーブと一緒にクリームチーズが入っています。食べてみると、味はすもものような酸味があって、ジャムのような食感。クリームチーズともよく合い、初めての食感×初めての味でした!
さて、そんなパンたちのふわふわの秘密。それは、“低温長時間発酵”にあるんです。通常のパンは、32℃で3時間ほど発酵するのですが、「エレファントベーカリー」のパンは、5~6℃で12~17時間も発酵します。低温長時間発酵することで、粉の芯まで水分が入り、独特のふわモチ食感が生まれるんです。
そしてもうひとつのこだわりは天然酵母。酵母を粉から作っているので、うまみが増してよりおいしいパンになるのだそう。これらのこだわりこそが、おいしいパンができる秘訣なんです!
紹介したパン以外にも、クロワッサンや食パンも人気なのですが、お昼からの販売なので、午後に行く場合はそちらもぜひ食べてみてください。予約販売も行っているそうです。クセになるもちもち食感のパンを食べに、ぜひ足を運んでみてくださいね!
■参考記事:まぁるいフォルムとふわふわ食感にきゅん。完売必至の天然酵母パン(配信日:2018.12.23)
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は、『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。