食・グルメ 2019.07.28

“味噌のクリーム”に絶対驚く！不思議でかわいい絶品かき氷

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全国のかき氷を食べ歩いた店主が営む、人気かき氷専門店「ぱくぱくくもくま堂」。こだわりの自家製シロップやクリームの味わいに加え、ほっこりかわいいくまのビジュアルが話題になっています。これからやってくる夏本番。かわいさ抜群の絶品かき氷で涼んで乗り切りましょう！

Summary

かき氷愛あふれる店主が手がける、こだわりの“かき氷専門店”
くまさんの顔がかわいすぎ！話題のかき氷メニュー
淡いイエローやピンクに彩られたほっと落ち着く空間

かき氷愛あふれる店主が手がける、こだわりの“かき氷専門店”

居酒屋店の間借り営業として2016年に創業した、かき氷専門店「ぱくぱくくもくま堂」。
ここでしか味わえないユニークなメニューや、くまの顔をモチーフにしたビジュアルで人気に火がつき、2019年4月、調布駅から徒歩6分の場所に実店舗をオープンしました。

店主の橋本千津子さんは、北海道から沖縄まで、全国各地のかき氷を食べ歩いたほどのかき氷好き。かき氷の魅力を知り尽くした橋本さんだからこそ作り出せるかき氷は、シロップもクリームもすべて手作りです。
橋本さんが“本当においしいと思うものだけ”にこだわって提供しています。

氷は、くちどけがよく雑味のない「純氷」を使用。
軽くふんわりとした口あたりを保ちつつ、シロップやクリームをのせても潰れない固さに成形するには経験と技術が必要だそう。そのため、氷を削る作業はすべて橋本さん1人で行っているのだとか。

飽きずに食べられるよう、すべてのかき氷のなかに上と同じクリームやアクセントになる食材を入れているのも、橋本さんのこだわり。
最後のひとくちまでおいしく食べられるのはうれしいですね。

夏は満席になることもありますが、営業開始30分前と1時間前に、その日の営業時間内で好きな時間を予約することができます。
その日の分が完売していなければ、営業時間中でも予約を受け付けているので、スタッフに声をかけてみてくださいね。

くまさんの顔がかわいすぎ！話題のかき氷メニュー

メニューは日替わりで、毎日10種類ほどを用意。
メニューによってはシンプルな見た目のものもありますが、どのメニューもプラス50円で、“くまさんの顔”に仕上げてくれますよ。
目と鼻は大納言小豆で作られた甘納豆、耳はそれぞれのメニューに合わせてビスケットなどが使われています。

こちらは一番人気の「ずんだみるくなくまさん」。運ばれてきた瞬間、ほのぼのとした表情に思わずほっこり。

かき氷全体には自家製ミルクがたっぷりとかけられ、枝豆で作られたずんだあんと、花形の白玉だんご、耳はピンクの最中の皮がのせられています。別皿にはお塩も。

ずんだあんのクリームは、薄皮まで一枚一枚手作業で取り除いているため、口あたりがとってもなめらか。
甘さ控えめで、素材本来の味わいが堪能できます。また、あんに塩をふりかけると、ずんだの甘みと旨みがひときわ引き立ちます。

こちらの商品は以前は夏限定でしたが、人気のため通年提供されるメニューになったそう！ファンが多いのにも納得の一品です。

ほとんどのメニューが日替わりのなか、唯一毎日提供されているのがこちらの「黒糖みそくりぃむ（きな粉ver）」。
橋本さんが創業前から家でよく作っていて、家族やかき氷愛好家の友人たちから好評だったメニュー。お客さんからも人気が高く、定番化したそう。

かき氷全体には自家製ミルクがかけられています。その上に、八丁味噌と生クリーム、きび砂糖で作られたクリームと、黒糖でキャラメリゼしたクルミをオン。そして仕上げに沖縄県産の黒糖黒蜜をとろり。
耳の部分はビスケットになっています。

「味噌のクリーム!?」と驚いた方も、ぜひ1度お試しを。

味噌の風味がほんのり香るクリームはふわふわで、不思議なくらいかき氷と相性抜群！黒糖に包まれたクルミは、食感もよく、甘じょっぱさもたまりません。
味噌の塩気と黒糖の甘みとのペアリングが絶妙で、一度食べるとクセになる味わいです。

真っ黒なお顔がかわいい「カカオみるくにミントくりぃむなくまさん」も人気。

かき氷全体に、甘さ控えめのカカオミルクのシロップをたっぷりと。
その上にミント味のクリームと、カカオニブ、耳の部分にはチップス型のチョコレートがのせられています。

油分のあるチョコレートと水でできた氷を組み合わせるのはむずかしく、実際作るときにも苦労があったそう。
何度も試行錯誤を重ね、カカオを自家製ミルクとバランスよく配合することで、チョコレートの味わいを堪能できるかき氷が完成したのだとか。