本当はヒミツにしたい!1人でゆっくりできる京都の癒しカフェ8選【前編】
秋は、紅葉を見るために京都へ観光に行きたいという人も多いですよね。そんな京都には、風情のある、落ち着いた雰囲気の穴場カフェがたくさんあるんです。今回は、1人でゆっくりできる京都のカフェを8軒ご紹介します。観光の合間の休憩に、ぜひ行ってみてくださいね。
Summary
グレーを基調にした空間にゆっくり流れる時間「ドルミール八坂の塔」
金沢で人気の行列カフェ「ドルミール」が「ドルミール八坂の塔」として京都にOPEN!大きな窓ごしに八坂の塔が見える絶好のロケーションにあります。
1階の入口でオーダーをすませたら、2階の客席へと進みます。
店内はグレーの壁を基調にしたシックな空間。大きなスモッグツリーが迎えてくれます。おひとりさまも気がねなく過ごせる空間です。
一番人気の「焦がしキャラメルバナナとほうじ茶のパルフェ」はゴージャスなビジュアルに思わずうっとり。
やさしい甘さのほうじ茶アイスと焦がしキャラメルバナナの相性も抜群です。
「待ち時間を少なく」との思いから、お席の事前予約制を導入(※申し込みはwebから/電話での予約は当日のみ受付)。時間を有効活用できるので、観光途中のひと休みにもおすすめです。
■参考記事:まんまるバナナがかわいい絶品パルフェ!京都・八坂の塔を眺める絶景カフェで(配信日:2019.10.14)
京都らしさ満載のお茶屋さん「お茶と酒 たすき」
風情あるお茶屋さんが立ち並び、芸舞妓さんが行き交う祇園新橋。
白川のせせらぎにかかる小さな橋を渡った先、築120年の京町家の中に「お茶と酒 たすき」があります。
店内は明るくモダンな雰囲気。春には満開のしだれ桜と柳を愛でられる川沿いの特等席もありますよ。
こちらは「焼き麩まんじゅう(お茶付き 1620円)」。もちもちの食感が楽しい「よもぎの生麩まんじゅう」を、自分でこんがり焼いていただく一品。
爽やかなよもぎの香りが店内にふわりと広がり、つられてオーダーするお客さんも多いそうですよ。
■参考記事:白川のせせらぎを眺めながら、「お茶と酒 たすき」の個性派かき氷でチルアウト(配信日:2018.04.18)
四季折々の景色を眺める日常から離れたゆったり時間「無碍山房Salon de Muge」
京料理の老舗であり、三つ星レストランでもある「菊乃井」の味を、気取らずカジュアルに楽しめる「名物 時雨飯」と「喫茶」の店、「無碍山房」。
「何にもとらわれない山房」という店名のとおり、庭木が見せてくれる四季折々の景色を眺めつつ、日常から解き放たれた、ゆったりとした時を過ごせます。
人気なのがこちらの「無碍山房できたて本わらび餅」(1300円)。口にいれた瞬間のきな粉の香り、本わらび餅特有の弾力、上品な甘みがたまりません。
■参考記事:極上すぎる三つ星京料理店の「できたて本わらび」に悶絶(配信日:2018.04.24)
祇園に静かな小路にたたずむ「万治カフェ」
京都は祇園・花見小路から一本西へ。落ち着きのある静かな小路にたたずむ「万治カフェ」は、界隈で有名なお茶屋のご親戚筋の店。
お店を営むのは、祇園の格式高いお茶屋とゆかりが深い商家のご主人。「万じさん」とよばれ、祇園町で広く愛された先代の生家を、居心地のよさをそのままにリノベーション。
靴を脱いで上がると、美しい坪庭に面した寛ぎの空間が広がります。
コロンとまあるい形が愛らしい「まんまるショート」は、人気の定番メニューのひとつ。ふわふわの生地の中に、いちごと小豆・求肥入り。
シュンシュンと沸き立つ茶釜の湯で点てる、まろやかな宇治抹茶との相性も抜群です。
花街の真ん中で、ゆるりと過ごすティータイム。
運が良ければ、昼間は踊りや三味線のお稽古へ、夕方はお座敷へと向かう舞妓さんに出会うことができるかも!?
■参考記事:磨かれたしつらいともてなし。お茶屋ゆかりのカフェで味わう優美な祇園(配信日:2018.06.15)
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●この記事は、『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。