世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産である西彼杵半島西岸の集落。宣教活動が直接あったこの地には、江戸初期に多くの潜伏キリシタンが存在。村役もキリシタンで、「お帳」と呼ぶ組をつくり、祈りの言葉「オラショ」を唱え、指導者「ジヒサマ」のもと密かに洗礼や葬儀を行っていた。明治12年(1879)にド・ロ神父が赴任して潜伏は終わりを迎えた。出津漁港から出津川流域の山の斜面一帯にかけて広がる集落には、固有の埋葬方法がとられた墓地や代官所跡、庄屋屋敷跡のほか、仮の聖堂跡、ド・ロ神父建立のカトリック出津教会(出津教会堂)などが点在。段々畑や家の塀などに多くの石積みの石垣や石塀が見られ、「長崎市外海の石積集落景観」として国の重要文化的景観にも選定されている。
住所 | 長崎県長崎市西出津町・東出津町・新牧野町 |
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TEL |
0959-24-0211 (長崎市外海地域センター) |
営業時間 |
散策自由 |
定休日 |
散策自由 |
料金 |
散策自由 |
アクセス |
公共交通:JR長崎駅→長崎バス桜の里ターミナル行きで50分、終点下車、さいかい交通バス大瀬戸・板の浦行きに乗り換え22分、バス停:出津文化村下車、出津教会まで徒歩10分 車:長崎道長崎多良見ICから長崎バイパス、国道202号経由34km45分(カトリック出津教会まで) |
駐車場 |
あり/15台/西出津町駐車場、外海歴史民俗資料館の駐車場を利用 |
文化財情報(観光) |
世界遺産(構成資産含む) |
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長崎県長崎市四杖町2671-1
長崎県長崎市琴海戸根原町字割尾171