るるぶ&more.編集部の#いつか行きたい!忘れられない絶景島旅7選
なかなか外に出られない今、旅に行きたくてうずうずしているのは、旅好きな編集部メンバーもみなさんと同じ気持ちです。そんな今だからこそサイト上で妄想旅行はいかがでしょうか?今回は、秘境大好き、島旅大好きの編集部員・岡がこれまで紹介した島旅の中から、リピートして行きたいとっておきの島旅を5島厳選してご紹介します。何度行っても新しい魅力が詰まっている島はこちらです!
Summary
キュートなアイスショップに一目惚れ!/福岡・糸島
福岡市中心部から車で約30分。少し足を延ばすだけで、別名「福岡のハワイ」とも呼ばれる糸島エリアに到着。自然豊かな糸島はどこを撮っても絵になる、絶好のロケーション。なかでも、SNS映えの宝庫と話題の「パームビーチ・ザ・ガーデンズ」の夏スイーツ&スポットをお届けします。
「パームビーチ・ザ・ガーデンズ」は、6軒の飲食店や雑貨店を有する複合リゾートモール。敷地内の店舗やテラスからは輝く海を一望でき、テラスから砂浜へ降りた先にある「天使の羽」など、思わず写真に収めたくなるフォトスポットが満載です。ピンク色に包まれたこちらのお店は、敷地内にある「AL PACINO(アル パチーノ)」。イタリアンジェラートの専門店です。窓の外に広がる絶景もさることながら、店内の雰囲気も可愛すぎ。
夏限定フレーバー「ダブルベリー」と「アルフォンソマンゴー」をチョイスして、早速パシャリ。そしてぺろり。なめらかな舌触りとジューシーな味わいがたまりません。店内に飾られたイラストや外観のロゴ、ネオン管と共に…。お気に入りの1枚を収めてくださいね。
島までのアクセス
福岡市営地下鉄「博多駅」より「姪浜駅」経由、JR筑肥線「筑前前原駅」下車。約40分福岡市内から車で約30分。
自然に溶け込んだアートがいっぱい/愛知・佐久島
愛知県の知多半島と渥美半島に囲まれた三河湾に浮かぶ小さな島「佐久島(さくしま)」では島内に点在する数多くのフォトジェニックなアートが近年話題!一色港から1日7便も船が出ているので名古屋からの日帰り旅行にもぴったりなんですよ。
穏やかな時間が流れている一方、「アートな島」としてカメラ好きの間で話題に。香川の直島や金沢の21世紀美術館にも負けない、フォトジェニックな島なのです。屋内ではなく屋外にアート作品が展示してあるので、背景に何を写すか、夕日と一緒に写すか、などいつ撮影するか、創意工夫を凝らした写真を撮影できて、カメラマンの腕が鳴ります。
こちらの『おひるねハウス』は「三河湾の黒真珠」と呼ばれる西地区の黒壁集落をモチーフにしたキューブ型の作品。マスの中で寝そべって三河湾の景色や潮風、波の音を眺めていたら時間を忘れてしまいます。
約60羽のカモメが防波堤に並ぶ『カモメの駐車場』。実はこの作品は風見鶏で、風を見るための装置ですが、それにしてはおしゃれすぎます!風見鶏と聞いたら気になるのが、風が吹いたときどうなるのか。一斉に風が吹く方向にカモメたちが向く様子を見にぜひ訪れてみて!
東港から徒歩10秒という近さにある「島の駅さくしま」。タピオカドリンクを販売している店であり、佐久島で一番を多い、数百種類に及ぶお土産を扱うお店です。港の近くなので、最後にここでお土産をそろえて帰りましょう!
■参考記事:名古屋から日帰りOK!アート作品にあふれる「佐久島」へカメラ旅(配信日:2019.11.17)島へのアクセス
高速船は一日往復7便運航。大人(中学生以上)830円
手つかずの自然ってコレ。でもおしゃれに進化/鹿児島・甑島
鹿児島県の西約30㎞、東シナ海の沖合に位置するこの島は、鹿児島県の川内港ターミナルから高速船甑島で約50分(1日2便)、もしくは串木野新港からフェリーで約75分(1日2便)という、なかなかの秘境。コバルトブルーの海や断崖などのワイルドな自然が残り、国定公園にも指定されている場所なので、ネイチャー派の方には超おすすめです。
この島の魅力は手つかずの自然だけではないんです。おしゃれホステル「FUJIYA HOSTEL」は、釣り人に親しまれた木造平屋の船宿を移築して、2018年4月に開業したホステル。甑島出身の83歳の大工さんの協力を得ながら、なんとクギを1本も使わず、島の木材を活かした造りにしているのだとか。ただ新しいだけじゃない、もともとの良さを大切にしてなじませながら新しくするという哲学に納得。ロビー横にあるキッチンカウンターには、常に焼酎のボトルが置かれており、宿泊者は好きな焼酎を自由に手に取って飲むことができますよ!
ホステルのオーナーがプロデュースしている島の特産を活かしたおみやげもおしゃれ!甑島産のきびなごを使用した「漁師印のキビーニャカウダ」806円(税別)のほか、植物性油脂だけのヘルシーな「とうふ屋さんの大豆バター」520円(税別)など、地元の食材を使っているだけでなく、パッケージが素敵なんです!一部ホステルでも販売しているので、手に取ってみてくださいね。
■FUJIYA HOSTEL
住所:鹿児島県薩摩川内市里町里172番地
TEL:070-2385-3663
時間:IN15~20時/OUT10時
料金:素泊まり和室6000円~、洋室9000円~、豆富とひもの朝御膳付き和室9000円~、洋室12000円~(税抜)
■参照記事:こんなにおしゃれな島旅できるんだ!鹿児島の秘境「甑島」ー編集部員レポート【前編】(配信日:2019.12.16)
島へのアクセス
川内港ターミナルから高速船で約50分(1日2便)、串木野新港からフェリーで約75分(1日2便)
料金:大人3440円(手荷物料金380円)
※時間、料金は2020年3月までのもの。事前に要確認。
にゃんこ好きにはたまらない!/香川・佐柳島
この島は香川県の多度津港から船で約50分~1時間のところにある、1周約4㎞の小さな離島です。岡山県との県境に位置する瀬戸内海の自然豊かな離島です。南の本浦と北の長崎という集落から成り、人口は約70人。島の南側に位置する本浦港まで向かうフェリーからは、標高248.5mの高登山(たかとやま)を中心としたなだらかな地形が見えてきます。
そんな心和む島で今、注目されているのが、ここで暮らす猫たち。「猫の島」としても知られ、遠方から餌を持った観光客が訪れるほどの人気。島の人口とほぼ同じ、約70匹の猫が住んでいるといわれています。どの猫たちも人懐こくて、のびのび。猫写真家・沖昌之さんがこれまで撮影した佐柳島の猫写真コレクションとともに、この島と、島に住む猫の魅力を教えてくれました。
「佐柳島本浦港に着いたらすぐに目につく三角の島・小島(おしま)。この島とねこはきちんと撮りおさえておきたいところ。このコはあくびをしたとき笑顔のように見えますが、みんなちがって白目になって牙を出すコもいますし色んな表情をしてあくびをしています。撮り忘れないようこの時ばかりは連写してみてください。」
沖さん曰く、「本浦港から右に道なりに歩いていくと、佐柳八幡神社に着きます。そこに住みついているねこたちは血がつながっていたり仲がよいコが多いので関係性が面白いです。時間をかけて観ていくと、どのコが親分で慕われているとか、みんなに気に留めてもらってるコ、仲が良いもの同士など。撫でたいのを我慢してジッとしていると、初顔見せの仲よい二匹がお互いの顔をスリスリさせながらご挨拶したりします。とても微笑ましいです。」
距離を縮め自分がいることが自然であるかのようにその場にいることができれば、ねこも自然な姿を見せてくれるそう!気に入ったねこに出会えたら、休日に戯れにぜひ佐柳島へ行ってみては?
島へのアクセス
多度津港~高見島~佐柳島本浦港へ三洋汽船で約50分。
料金:フェリー片道690円
■参照記事:猫写真家沖昌之さんが撮った!香川の離島「佐柳島」で気ままなにゃんこたちをキャッチ!(配信日:2020.2.15)
「宮古ブルー」の絶景に感動!/沖縄・宮古島
沖縄本島(那覇市)から約300km、サンゴ礁で囲まれた宮古島の海は、山や川がなく、土砂が流れ込まないために透明度が高くて真っ青!その美しさは「宮古ブルー」と称されています。なかでも、写真の「与那覇前浜(よなはまえはま)」は、東洋一美しいと絶賛される、人気のビーチです。
約7kmにわたって続くサラサラのパウダーサンドと、目の前に広がる海のグラデーションは、沖縄屈指の美しさ!浜からは、来間大橋や来間島も見渡すことができますよ。隣接するリゾートホテルやビーチで催行しているマリンアクティビティにも、ぜひトライしてみてくださいね。
「伊良部大橋(いらぶおおはし)」は、宮古島と伊良部島を結ぶ全長3540mの橋。起点となる宮古島の久貝地区から、伊良部島東南部の道路を含めると、その長さは6500mにもなり、通行無料の橋としては国内最長なんです!
距離が長い分、目の前に広がるシービューを存分に楽しむことができますよ。
運が良ければ、宮古島側から見るサンセットビューも見事です!
■伊良部大橋
住所:宮古島市平良池間
TEL:なし
時間・休日:通行自由
島へのアクセス
東京から直行便で所要約3時間、大阪、名古屋から直行便で所要約2時間30分。
または那覇、石垣から直行便で所要35~45分。
■参照記事:青すぎる海に感動!宮古島のマストで行きたい絶景スポット3選 (配信日:2019.8.28)
季節ごとに花の共演がすごい!/兵庫・淡路島
1年を通して温暖な淡路島は、フラワースポットがあちこちにあり、花の島として知られています。色とりどりの花が咲き乱れる光景は、ついつい何度もシャッターを切ってしまうほどの美しさ。その中でも特におすすめなのがあわじ花さじき。明石海峡や、大阪湾を背にした丘陵一面に広がる花の海が圧巻です。
春は菜の花、夏はブルーサルビア、秋はコスモス、冬はストックなど、1年を通してさまざまな花が咲き乱れるという奇跡のフラワースポットです。青空や海とのコントラストを楽しんだり、ピントをずらしたり、アップで撮ったり、さまざまな技を使って、フォトジェニックな一枚を撮影してみましょう。
そんな心和む島で今、注目されているのが、ここで暮らす猫たち。「猫の島」としても知られ、遠方から餌を持った観光客が訪れるほどの人気。島の人口とほぼ同じ、約70匹の猫が住んでいるといわれています。どの猫たちも人懐こくて、のびのび。猫写真家・沖昌之さんがこれまで撮影した佐柳島の猫写真コレクションとともに、この島と、島に住む猫の魅力を教えてくれました。
花&建築美&オーシャンビューというかけ合わせが楽しめるのが、安藤忠雄デザインの「淡路夢舞台」。ホテルや会議場、野外劇場、温室などさまざまな施設が集まった複合リゾート施設です。その中でも、100区画の花壇が並ぶアーティスティックな百段苑、大阪湾を一望できるプロムナードガーデンは散策にぴったり。草花と建築を眺めながら、安藤忠雄ワールドをたっぷり堪能してみては?
この夢舞台の施設、「兵庫県立淡路夢舞台温室奇跡の星の植物館」の2階にあるカフェでは、ハーブの効用を伝えるためのハーブティーや、淡路ならではの味覚、植物館のショーのテーマに合わせたスイーツなどが並びます。花やハーブを感じながらの優雅なティータイムで、のんびり癒されてください。
島へのアクセス
車:大阪中心部や関西空港から高速バスで約2時間。
明石市~淡路島・岩屋港へフェリーで約15分。
料金:フェリー片道530円
■参照記事:花の島・淡路島のフォトジェニックスポットめぐり!花景色を満喫するおすすめコース (配信日:2018.12.17)
どんな島旅もこの島にひれ伏す…島旅の世界イチ/ハワイ・ホノルル
ラストは、海外へ。島の王様ハワイです。どんなに秘境&リゾートな島旅を経験しても、この島だけは何度行っても魅力が尽きることがありません!なかでも今、オアフ島のなかで最も勢いがあると言われているのがカカアコ地区。ハイセンスなショップが軒を連ねる複合施設SALTを中心に、おしゃれなショップやカフェが並んでいます。
ワード&カカアコエリアは、アラモアナとダウンタウンに挟まれたところにあります。
もともとは倉庫街でしたが、ハワイ内外から若手アーティストが集まり、建物の壁にウォールアートを描くようになりました。倉庫街を彩る華やかなウォールアートは今や街のシンボルになっています。
一部のセレクトショップなどでしか手に入らなかったブランド「ジャナ・ラム・ スタジオ・ストア」が待望のオープン。1階は図柄用のシルクスクリーン、2階は工房を兼ねたショップとなっています。独特の色合いや質感で丁寧に手作りされるバッグや小物は、ウエアラブルアート(身に着けるアート)と表現されることもあります。
ハワイの自然にインスパイアされた色と図柄が織り成すバッグや小物たち。柄の配置はすべて違うので、同じものはふたつとありません!オンリーワンのアイテムを見つけに行きましょう。
■ジャナ・ラム・ スタジオ・ストア Jana Lam Studio Store
住所:851 Pohukaina St., Suite C11
TEL:888-5044
営業時間:10~17時(土曜は~16時)
定休日:日曜
いかがでしたか?今回ご紹介した島はほんの一部ですが、早く島旅ができる日を心待ちにしながら、今は妄想旅行を楽しんでみてくださいね!
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。