泊まれる●●!眠る直前まで楽しめる、一度は泊まってみたい夢のような東京のホテル&ホステル5選
多くの宿泊施設がオープンしている東京。その中でも、本屋や映画館、カフェなど「コンセプト」を一つ掲げて、そのイメージに特化した、こだわりの宿泊施設が増えてきているんです!眠りにつくギリギリまで楽しめる、ユニークな宿泊施設を東京から5つご紹介します。
Summary
【泊まれるブックカフェ】カフェでもお部屋でも読書をじっくり楽しめる「BOOK TEA BED 新宿御苑」
新宿御苑前駅から徒歩1分のところにある、「BOOK TEA BED(ブッティーベッド)」。「本」「カフェ」「泊まる」の3つの要素をかけあわせた泊まれるブックカフェです。
店内に入ると「BOOK TEA BED」のネオンサインを掲げたスタイリッシュなカウンターが目を引きます。こちらのブックカフェでは、ホットサンドやパスタなどの軽食、ソフトドリンクやタピオカミルクティー、アルコールなどを提供。もちろん宿泊者以外の人も利用できます!
カフェスペースには小説、漫画、ビジネス本など、あらゆるジャンルの本がなんと約3000冊も揃っています。本棚だけではなく天井の棚、テーブルの下など至る所にあるので、本を探し出す楽しみもありますね。窓際のテーブルには電源が完備されており、無料Wi-Fiも使用できるのでPC作業をするのにも便利です。ベストセラーや定番本だけでなく、ちょっとマニアックな本も揃えているんだとか。
客室は全14部屋で3タイプ。写真は一番の広さを誇る3名用の客室「COMFORT(コンフォート)」です。ローベッドやソファーなどを配置しており、ゆとりのある空間。もともとマンションだった建物をリノベーションしているので、自宅のリビングのようにくつろげます。
もちろんカフェスエースの本を持ち込むことも可能です!
パウダールームやシャワールームも完備。NYのアパートメントを思わせるようなおしゃれなデザインが自慢です。アメニティの入れ物など細かいところもこだわっています。
1階のブックカフェでぜひ注文したいのが、DELI&CAFE「アネラ」とコラボした特製タピオカミルクティー。
写真の中央にあるのがベーシックな味わいを楽しめる「タピオカミルクティー」。左側が伊豆大島のスーパーフード「あした茶」に黒糖や抹茶を組み合わせた「あした葉黒糖抹茶ラテ」。右側がマンゴーたっぷりの「マンゴーミルクタピオカ」です。もちもちのタピオカミルクティーは腹持ちがいいので、読書のお供にもぴったり!
おしゃれな空間で、ゆったり過ごせる「BOOK TEA BED 新宿御苑」。本好きな方はもちろん、おいしいタピオカミルクティーを飲みたい方にもおすすめです。アクセスも抜群なので、仕事や学校帰りにふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
■Book Tea Bed 新宿御苑(ぶってぃーべっど しんじゅくぎょえん)
住所:東京都新宿区新宿1-12-8
TEL:03-5925-8692
1泊:1万5000円~
チェックイン:15時~/チェックアウト:~10時
■参考記事:特製タピオカドリンクも楽しめる!新宿の「泊まれるブックカフェ」(配信日:2019.05.17)
【泊まれる映画館】映画を見ながらキャンプ気分でテントでぐっすり!?「Theater Zzz」
JR総武線両国駅から徒歩11分、都営大江戸線両国駅から徒歩4分ほどのところにある、印刷工場の倉庫をおしゃれにリノベーションした宿泊施設「Theater Zzz(シアター ズィー)」。
「数奇と出会い、風景が重なる舞台」をコンセプトに、お茶、映画、旅と3つの要素を楽しむことができる新しい形の宿泊施設です。
写真は、メインとなるシアターを上映するオープンスペース!段々畑のような芝生にいくつものテントが貼られていて、都会の真ん中でキャンプをしているような気分を味わえます。室内には全部で16のテントがあり、最大18名で利用可能。
3500円~/1テント、4万5000円~/1室貸切ですので、グループで貸切にすればリーズナブルに利用できます。
こちらでは1枚の布と4つのフックでテントを張り、自分のスペースを確保して寝袋で寝るというスタイル。布を繋ぎ合わせることでテントを拡張できるので、人数に応じた対応が可能!
テントが出来上がったら寝袋とブランケットを用意します。フロアにはたくさんのクッションやミニテーブル(分割すればスマホや小物を置く収納棚に!)があるので、自分の好きなようにカスタマイズできるのも楽しいです。
映画の選定はクリエイティブチーム「Do it Theater」によるもの。「交流」をテーマにした映画が中心で、当日の上映予定はフロントで確認できます。145インチスクリーンの映像、7.1chサラウンドスピーカーの音響などこだわりの設備で、本格的なシアター体験を盛り上げてくれますよ!
「Theater Zzz」には、創造型茶屋「CHASURU(チャルス)」が併設されています。
日中はお茶が中心ですが、夜はお茶割りや両国ビールなどのアルコールも提供。ティーエッセイスト・日本茶アーティストの茂木雅世さんが監修しており、従来のお茶とは違ったユニークなお茶を楽しめます。
朝食メニューは「お茶漬け」を提供。ほうじ茶で炊いたご飯に熱々の鶏出汁をかけていただきます!目覚めの体に優しいホッとする味わい。最中に入った高菜がピリッと効いてアクセントになっています。
その日の宿泊者同士で映画の感想を語り合ってみたり、仕事の休憩で一緒になった人とお茶を飲んでみたり…。シチュエーションによって、新しい交流やコラボが生まれる場にもなりそうです!
■Theater Zzz(しあたー ずぃー)
住所:東京都墨田区石原1-18-7
TEL:03-4405-3894
チェックイン:18時~/チェックアウト:~翌10時
■参考記事:泊まれる映画館!?都内でキャンプ気分を楽しめる1泊3500円~の最新スポット(配信日:2019.09.01)
【泊まれる本屋】最高の“本読み寝落ち”体験を味わえる「BOOK AND BED TOKYO 新宿店」
国内5店舗目となる「BOOK AND BED TOKYO 新宿店(ブック アンド ベッド トウキョウ)」は、その名の通り、本に囲まれた空間で宿泊ができるユニークなホステル。 そのまま眠るまで本が読める、本好きにはたまらない空間です。
蔵書数2500冊の館内には、客室も兼ねた大きな本棚を設置。日本語の本はもちろん、英語の本や日本の旅行ガイドも充実しています。
ベッドはSingle(1名/室)5300円~(税抜)、やや大きめのComfort Single(1名/室)5800円(税抜)、Double(2名/室まで)1万円~(税抜)、少し優雅に過ごせるSuperior room(2名/室まで)1万2000円(税抜)の4種類。本棚のなかに組み込まれたような構造は、どこか秘密の部屋のようでワクワクしませんか? ※写真はDoubleの部屋
13~20時のデイタイムの利用料金は、1時間500円(税抜)~。別料金(840円/1時間)を支払えば、ベッド利用もOK。少し時間が空いた昼間に利用できるのもうれしいポイントです。
なお、どの部屋も土日祝前日やハイシーズンなどは価格の変動があるため、事前確認が必要です。また、館内販売やデイタイム料金支払いは、交通系ICの利用ができるものの、そのほかの支払いはクレジットカードのみなので、こちらも注意を。
ブラックラテなど「黒」を基調としたドリンクやフードを提供するカフェも併設しています!営業は11~20時までで、もちろん宿泊者以外の利用やテイクアウトもできますよ。
大好きな本をいつまでも読んでいられる空間で、いつの間にか眠りに…。そんなゆったりと流れるくつろぎの時を楽しんで。
■BOOK AND BED TOKYO 新宿店(ぶっく あんど べっど とうきょう)
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-27-5 歌舞伎町APMビル8F
アクセス:JR「新宿駅」東口から徒歩6分、西武鉄道「西武新宿駅」から徒歩2分、地下鉄「新宿三丁目駅」から徒歩10分
チェックイン:16時~/チェックアウト:~翌11時
デイタイム利用:13~20時
定休日:無休
■参考記事:泊まれる本屋として話題の「BOOK AND BED TOKYO」が新宿にオープン(配信日:2018.05.26)
【泊まれる茶室】日本文化のイイトコ取り!自分だけの小さな茶室でゆっくりステイ「hotel zen tokyo」
人形町駅徒歩1分にある「hotel zen Tokyo(ホテル・ゼン・トーキョー)」。従来のカプセルホテルに、千利休が生み出した“茶室”の要素を取り入れた世界初の「禅×ミニマリズム」ホテルです。
和モダンな格子、壁には日本画が飾られ、カプセルホテルではなく、“泊まれる茶室”がコンセプトとのこと!
ずらりと並んだ客室は、木を取り入れた壁や格子で仕切られ、床の間のようなベッドヘッドに間接照明もキレイで和モダンな設え。極小空間なのに上品な雰囲気で、削ぎ落とされた美しさにうっとりします!
客室の天井はすべて高さ2m以上あり、有名なシモンズ製ベッドが備えつけられています。客室は5種類あり、部屋のほとんどはベッド幅120cmのセミダブルで、部屋幅の違いや、畳付きなど若干の違いがあります。デラックスコーナーという客室は、窓もありカプセルホテルとは言い難いとってもお得な仕様です。
ホテルには宿泊者以外も利用できるバーラウンジがあり、日本産にこだわったドリンクメニューがいただけます。ソムリエが厳選した日本酒・日本産のリキュールを用いたカクテルも用意。ワインや日本酒とのマリアージュをコンセプトとしたフードメニューもあるため、最先端の和モダンなお食事にも出会えてときめきます!寝る前に本格的な一杯を楽しめるなんて最高ですね。
客室の宿泊料金は、2000円(税込)~と、このクオリティでこのお値段はとってもリーズナブル!
従来のカプセルホテルの概念を覆す“泊まれる茶室”は、とにかくスタイリッシュ!美しさを極めた最小限の物だけに囲まれる空間って、こんなにも心が和らぐものなんだって初めて気づきました。
世界中で人気を博すミニマリズムや禅の精神。日本文化の魅力を再認識する機会にもなりそうです。ぜひステキな極小空間を満喫してみて。
■hotel zen tokyo(ほてる・ぜん・とーきょー)
住所:東京都中央区日本橋人形町1-5-8
アクセス:人形町駅 徒歩1分、水天宮前駅 徒歩5分
チェックイン:16時~/チェックアウト:~翌10時
■参考記事:ご近所でも、泊まりたい! 超進化系カプセルホテルは、“泊まれる茶室”?(配信日:2019.04.10)
【泊まれるカフェ】本格コーヒーとフォトジェニックランチ!くつろげるおしゃれ空間「almond hostel & café」
代々木公園のそばにある、1階にカフェラウンジを備えるスタイリッシュなホステル「almond hostel & cafe(アーモンド ホステル アンド カフェ)」。
このホステルのオーナーは、バックパッカーで世界を旅していたという経験から「旅をする、さまざまな国の人同士が気軽に交流できるホステルを作りたい」と考えこのホステルをオープンしたそう。
カフェは朝8時から、翌1時までオープン。お酒を飲んだあとに利用する人もいるんだとか。コーヒー豆は特別に注文しているオリジナルブレンドをハンドドリップコーヒーで味わうことができます!酸味とさわやかさが感じられるおいしいコーヒーです。
客室は専用キーを使って入るので、女性1人でも安心して泊まれます!白で統一された客室は、女性好みのシックで清潔感のある雰囲気。ベッドが壁で囲まれ、カーテンを閉めると個室のようになるので、自分だけの空間も手に入ります。
カフェでは、フォトジェニックなランチも大好評!特製スパイスをすりこんだBBQ風味の豚肉にとろけるチーズがたまらない、絶品サンドイッチ「GRILLED SANDWICHES PULLED PORK」。紫キャベツのマリネの酸味で、後味もすっきりさわやかです。
その他にも、ココナッツミルクの甘さを、クミン、コリアンダーなどのスパイスで引き締めたエキゾチックなカレー「ORIENTAL ETHNIC CURRIES AVOCADO CHEESE(オリエンタルエスニックカレー アボカドチーズ)」1100円(税込)も人気!
代々木公園界隈に暮らすように宿泊できる「almond hostel & cafe」。ゆったりした時間を過ごしたい方にぜひおすすめです!
◼almond hostel & cafe(あーもんど ほすてる あんど かふぇ)
住所:東京都渋谷区元代々木町1-7
TEL:03-6407-9739
チェックイン:16時~/チェックアウト:~翌11時
カフェ営業時間:8時~翌1時(ランチ:11時30分~15時30分)
定休日:無休(ランチ定休日:木、日曜)
■参考記事:カフェに泊まれる!?1泊3000円でゆっくりできる代々木公園近くのおしゃれカフェ(配信日:2019.10.12)
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は、『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。