
【仙台・松島1泊2日王道プラン】牛たん、ずんだ、伊達政宗、日本三景を堪能!
仙台・松島を1泊2日でめぐる王道モデルコースをご紹介。ご当地グルメや歴史ある寺社めぐり、ショッピングやアクティビティなど宮城の魅力をまるっと体感♪はじめてさんはもちろん、リピーターにもオススメな穴場&最新スポットも登場します!
Summary
1日目
【瑞鳳殿】
伊達政宗公が眠る霊屋から旅のスタート!
仙台藩を築いた戦国大名・伊達政宗公。ここ仙台の街には、武将として、為政者として、そして文化人として多くの功績を残した政宗公ゆかりのスポットが点在しています。
仙台の名所をつなぐ観光バス「るーぷる仙台」に乗ってまず最初にやってきたのは「瑞鳳殿」。政宗公自身の遺言により墓所として定められた霊屋で、桃山文化を彷彿とさせる豪華絢爛な建築が必見です。
1945(昭和20)年の戦災で焼失しましたが、1979(昭和54)年に再建。2001年の改修では柱に彫刻獅子頭、屋根に竜頭瓦を復元し、極彩色も再現され創建当時の姿が蘇りました。
ほかにも発掘調査で見つかった品々を展示する資料館や、2代藩主・忠宗公が眠る「感仙殿」、3代藩主・綱宗公が眠る「善応殿」などみどころがたくさん。杉木立に囲まれた荘厳な空気のなかで、戦国の武将たちに思いを馳せながらめぐりましょう。
【仙台城跡】
戦国武将の気持ちで仙台の街を一望!
1600(慶長5)年に築城が始まった伊達家の居城「仙台城」。現在は石垣や復元された大手門脇櫓が残っており、本丸城跡から仙台の街並みを見下ろすことができます。
仙台城跡の象徴である伊達政宗公の騎馬像は絶好の撮影スポット。この日は仙台の観光PRを行うおもてなし集団「伊達武将隊」のおひとり、茂庭綱元(もにわつなもと)様がいらっしゃいました。
気さくに話しかけてくれ、全国にファンも多い伊達武将隊。仙台城跡を拠点に活動しており、観光客のみなさんをおもてなしされているそうです。“出陣”予定は伊達武将隊のホームページでもチェックできます♪
敷地内には刀剣や甲冑などを展示する青葉城資料展示館や休憩スポットなどもあるので、街を一望しながらゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
【レストランぴぁ】
穴場な牛たんスポットで腹ごしらえ♪
観光バス・るーぷる仙台に乗って街の中心部へやってきました。ランチはやはり仙台旅で絶対に食べたい「牛たん」で決まり!
地元ライターがオススメしたいのが宮城県庁舎18階にある「レストランぴぁ」。こちらは宮城県産の食材にこだわった料理の数々、そして18階からの眺望が楽しめる穴場なランチスポットです。
牛たんランチはごはん・小鉢・テールスープ付き。サッと焼き上げた牛たんは香ばしく、口のなかで脂がまろやかにとけ出します。広々とした落ち着ける空間や市街地の風景も相まっておいしさが倍増!
メニューは牛たん以外にも、伊達の燻製ランチ(1375円)や宮城野ポークお重(825円)など豊富なラインナップ。宮城の食材のレベルの高さを体感できるランチスポットでした。
■レストランぴぁ(れすとらん ぴぁ)
住所:宮城県仙台市青葉区本町3-8-1県庁舎18階
交通:地下鉄南北線勾当台公園駅から徒歩3分
TEL:022-398-9311
営業時間:11時30分〜16時(15時30分LO)
定休日:土・日曜、祝日
\ 牛たんランチはこちらもオススメ! /
【定禅寺通】
“杜の都”をおさんぽ&おしゃれアイテムさがし
“杜の都”と呼ばれる仙台は緑豊かでおさんぽが気持ちいい街。その象徴でもある定禅寺通をおさんぽしてみましょう。
定禅寺通は夏の「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」や秋の「仙台クラシックフェスティバル」、冬の「SENDAI光のページェント」など名物イベントが行われる通り。
その中でもひときわ目立つガラス張りの建物が「せんだいメディアテーク」。建築界のノーベル賞と呼ばれる「プリツカー賞」を受賞した建築家・伊東豊雄氏によって設計された名建築です。
1階には2022年1月に10周年を迎えたミュージアムショップ「KANEIRI Museum Shop6」が入り、東北発のおしゃれでモダンなアイテムたちが大集合!
(左から:福もち猫2200円、マムアンちゃん2750円、柴犬2200円)
そこで今話題なのが、10周年を記念して発売された人気キャラクター「マムアンちゃん」と東北のクリエイターのコラボ商品。写真(上)の起き上がり人形は岩手のクリエイター・コシェルドゥが制作し、ECサイト「#tohokuru」にてWEB販売も予定されています(2〜3月頃)。
仙台、そして東北のカルチャーを感じられる地元ライターイチオシのスポットへぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
\ こちらの記事で詳しくご紹介♪ /
【甘味処 彦いち】
地元に愛される甘味処でずんだスイーツ
次は仙台名物・ずんだスイーツで休憩。やってきたのは地元人にも人気の「甘味処 彦いち」。地元ライターのわたしも親子2代で通う大好きなお店です。
にぎやかな商店街から脇道に入った石畳の路地にたたずむお店は、どこか昭和にタイムスリップしたかのよう。元は料亭だったといい、坪庭や竹下夢二の絵画など店の至るところにこだわりの意匠がみられます。
人気のあんみつやパフェ、季節限定スイーツなど迷いに迷いつつ、今回注文したのは定番のずんだ餅。コシのある大きめのお餅が3つ入ってボリュームたっぷり!そこにお餅が見えなくなるほどに埋め尽くされたずんだ。粗めにつぶした枝豆の粒感がきわ立ち、ちょうどよい甘さ加減でひと口の満足感がスゴイ…!
こちらではずんだ餅以外にも、あんみつの餡をずんだから選ぶこともできます。忙しい旅のスケジュールのなかで、ホッとひと息つける素敵なスポットでした♪
1日目を終えて…
仙台の街なかを中心にめぐった1日目はこれで終了。ホテルにチェックインしたあとは、仙台の繁華街・国分町でディナーもオススメ。居酒屋のはしごもおもしろいですよ♪
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Text & Photo:ジェンティーレ 恵
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