鎌倉の和菓子27選|人気の和カフェや老舗の甘味処、食べ歩きやお土産におすすめの和スイーツも。
古都「鎌倉」には、観光客に人気のお店はもちろん、地元で長く愛される老舗の名店など、美味しい和菓子が味わえるお店がたくさんあります。和菓子づくり体験ができる「鎌倉創作和菓子 手毬」をはじめ、歴史あるお寺でいただくお抹茶など、今回は「るるぶ&more.」でご紹介したなかから、和カフェや甘味処で味わう和菓子&和スイーツに加えて、鎌倉さんぽの途中の食べ歩きやお土産にもおすすめのテイクアウトできる和菓子をご紹介します。
Shop.1
【鎌倉駅西口】緑と白の彩りが映える、特大白玉の和スイーツ/茶房雲母
素材と手作りにこだわる人気甘味処「茶房雲母(さぼうきらら)」。名物の巨大白玉は作り置きせず、出来たてが提供されます。注文を受けてからひとつひとつ丸めてゆでるので、湯気が立っているほど。大人気の「宇治白玉 クリームあんみつ」は、抹茶を練り込んだ大ぶりな白玉や抹茶アイスに、かき氷用に考案したという手作り抹茶蜜をかけていただきます。
■参考記事:【最新】鎌倉の和カフェ&甘味処10選|日本茶を味わいながら、本格和菓子や抹茶パフェはいかが?(配信日:2022.05.31)
Shop.2
【鎌倉駅東口】作りたて!未体験のぷるぷる食感「わらび餅」/豊島屋菓寮 八十小路
鳩サブレーで有名な「豊島屋」が営む甘味処。上質な国産の本わらび粉を使い、注文ごとに煮詰めて作る「本わらび餅」が看板商品です。できたてアツアツのわらび餅に、神奈川県津久井産のきな粉と黒蜜がたっぷり!月替わりの上生菓子650円(煎茶付き)もおすすめです。
■参考記事:【最新】鎌倉の和カフェ&甘味処10選|日本茶を味わいながら、本格和菓子や抹茶パフェはいかが?(配信日:2022.05.31)
Shop.3
【長谷】美しい和菓子の奥深さにふれる、和菓子づくりを体験/鎌倉創作和菓子 手毬
芸術作品のように美しい和菓子を創り出す和菓子作家・御園井裕子さんのアトリエ。初心者でも手ぶらで体験できる「和菓子づくり体験講座」では、季節に合わせた上生菓子などの和菓子を作ることができます。繊細な作業ですが、丁寧に教えてくれるので初心者でも大丈夫。アトリエの隣に茶寮も併設されていて、お茶を楽しむこともできますよ。
【和菓子づくり体験講座】
餡や練り切り生地は用意してあるので、木の棒などの道具を使い、繊細な形を作っていく行程を体験できます。作るモチーフは、季節によって変わります。
・所要時間:約1時間/料金:2900円/要予約:公式サイトまたは、鎌倉市観光協会サイトから予約/時間:水・金~日曜の10時~、14時~
■鎌倉創作和菓子 手毬(かまくらそうさくわがし てまり)
住所:神奈川県鎌倉市坂ノ下28-35
TEL:0467-33-4525
営業時間:体験時間のみ
定休日:月・木曜
■参考記事:【最新】鎌倉の和カフェ&甘味処10選|日本茶を味わいながら、本格和菓子や抹茶パフェはいかが?(配信日:2022.05.31)
Shop.4
【小町通り】もちもち白玉と抹茶の贅沢和風パフェ♪/くるみ
JR鎌倉駅東口から歩くこと約5分。小町通りをなかほどまで進むと、木版画調で描かれた「くるみ」の看板が見えてきます。
昭和43年(1968)、まだ界隈に人通りが少なく、のんびりとした空気が流れていた時代に純喫茶としてオープンし、この町の変化とともに現在のスタイルである“甘味処”へと変わったそうです。
おすすめしたいのが、見た目もかわいらしいこちらの「宇治抹茶パフェ」。新潟から取り寄せた白玉粉を使い、練り方やゆで方にもこだわっているというもちもちの白玉や、創業当初から変わらぬ製法の自家製寒天など、自慢の品々がコロンとしたグラスにギュッ!と詰まっています。パフェの頂上に添えられているのは小さくカットした濃厚宇治抹茶テリーヌ。濃縮された抹茶の香りがいっぱいに広がり、白玉やアイスとの相性もばっちりです。
鎌倉さんぽの合間に訪れて、心躍る甘味にぜひ癒やされてみてはいかがでしょうか。
■参考記事:鎌倉・小町通りの甘味処「くるみ」のもちもち白玉と抹茶の贅沢和風パフェ♪(配信日:2022.06.09)
Shop.5
【小町通り】散策の小休止に。駅近な小町通りの甘味処/甘味 竹よし
JR鎌倉駅東口から歩いて約3分。多くの人で賑わう小町通りなかほどの、二ツ目十字路角に立つ「甘味 竹よし」。創業時から変わらぬ味の自家製つぶ餡を使った甘味をはじめ、上品な甘さの和スイーツが揃います。
「あんみつ」は、屋号にちなみ竹をかたどった器に盛り付けて提供されます。自家製餡に白玉、バニラアイスやカラフルなフルーツなど、キュートな彩りで思わずカメラを向けたくなること間違いなし!
砂糖漬けにしたあんずをふんだんに入れた「あんずクリームあんみつ」は、濃縮された果実の甘みと自家製のつぶ餡が好相性!添えられている黒蜜も、もちろん自家製。沖縄・西表島の黒糖から作る黒蜜は、コク深くて濃厚。それでいてさっぱりとした後味が特徴です。そして、安定の人気メニュー「白玉クリームあんみつ」は、できたてもちもちの白玉、甘さ控えめのバニラアイスクリーム、そして季節のフルーツと自家製つぶ餡の幾重ものおいしさが楽しめるひと品です。
■参考記事:鎌倉・小町通りの甘味処「竹よし」で竹の器に入った豪華なクリームあんみつを!(配信日:2022.04.05)
Shop.6
【鶴岡八幡宮周辺】季節の手作り和菓子が絶品!/茶房 湖湖
JR鎌倉駅東口から歩いて15分ほど、鶴岡八幡宮の脇、鎌倉・雪ノ下の路地裏にたたずむ「茶房 湖湖(さぼう ここ)」は、季節の手作り和菓子とおいしい日本茶が楽しめる、とっておきの隠れ家茶房です。
和菓子は「お茶と甘味」のセットメニューで楽しめます。季節替わりのオリジナル甘味(5種類)の中からお好きなものを1点と、煎茶かほうじ茶かを選ぶスタイルです。和菓子は基本的に2週間に1回のペースで替わるそう。
知る人ぞ知る隠れ家茶房で、季節の和菓子とおいしい日本茶に癒されてみてはいかがでしょうか。
■参考記事:鎌倉・雪ノ下の知る人ぞ知る茶房「湖湖」へ!季節の手作り和菓子がとにかく絶品です!(配信日:2021.06.05)
Shop.7
【浄明寺】約2000本もの孟宗竹が広がる「竹の庭」へ/報国寺
鎌倉の「竹の庭」で知られる「報国寺」へは、JR鎌倉駅東口からバスか徒歩で。バスの場合は、京浜急行バスで約10分。「浄明寺」バス停から歩いて3分ほどで山門「薬医門」に到着です。徒歩の場合は鎌倉駅から約30分。鶴岡八幡宮を抜けて金沢街道沿いをのんびりと散策しながら向かえば、その距離も案外苦にならないもの。時間にゆとりがあるのなら歩きがおすすめです。
一歩足を踏み入れると……。そこには約2000本もの孟宗竹(モウソウチク)による幻想的な世界が広がっていました。石の小道の途中には苔むした石塔や石仏も置かれています。孟宗竹は一年を通して楽しめるので、季節を問わず「竹の庭」が堪能できるのもうれしいポイント。
お抹茶が楽しめる「休耕庵」へは、小道の突き当りを左に。茶席で一服する場合は、あらかじめ“抹茶券”が必要となるのでくれぐれもご注意を!本堂横の受付で拝観券と同時に購入してくださいね。
お抹茶には2種類の落雁が添えられます。この日は家紋と竹。そのほかにも報国寺ゆかりの足利家の家紋や桜、モミジなど季節の干菓子もお目見えするそう。
その日の天気や時間、季節によって、茶席から見える竹庭の姿はさまざま。喧騒がいっさい届かない静かな「竹の庭」で、いつもとは違った時間を過ごしてみてはいかがでしょう。
■参考記事:約2000本の孟宗竹が広がる鎌倉・報国寺「竹の庭」で優雅なお抹茶タイム(配信日:2020.12.03)
Shop.8
【小町通り】落ち着いた和の空間で、名物パフェを/甘処あかね
JR鎌倉駅東口から徒歩4分ほどの「甘処あかね」は、カウンターのみの小ぢんまりした和空間。北海道産大納言と三温糖を使用した、やさしい甘さの煮小豆が評判で、木べらを使わずに炊くことで、しっかりした小豆の食感が残っているのが特徴です。新潟県産のもち米粉を使った白玉や寒天もすべてお店の手づくり。パフェの器に、こうした素材にアイスを加えて盛り合わせた「あかねパーフェクト」は季節を問わず人気のメニューです。1人でも入りやすくて、じっくり味わえるのもうれしいポイント。
■甘処あかね(あまどころあかね)
住所:神奈川県鎌倉市小町2-10-10
TEL:0467-23-0667
営業時間:12時~16時30分
定休日:木曜(祝日の場合は営業)
■参考記事:【最新】鎌倉の和カフェ&甘味処10選|日本茶を味わいながら、本格和菓子や抹茶パフェはいかが?(配信日:2022.05.31)
Shop.9
【鎌倉駅西口】宇治抹茶のとろとろ濃厚ティラミス/もみじ茶屋 鎌倉御成通り
京都の老舗・森半の抹茶を使ったスイーツが評判の和カフェ。「宇治抹茶 ティラミス」はマスカルポーネチーズのまろやかな甘さと抹茶のほのかな苦味が絶妙にマッチした味わい。器には、ヒノキの升が使用されていて、風情がありますね。
■もみじ茶屋 鎌倉御成通り(もみじちゃや かまくらおなりどおり)
住所:鎌倉市御成町10 -2メゾン鎌倉1F
TEL:0467-60-4316
営業時間:10~18時(季節により変動あり)
定休日:無休
■参考記事:【最新】鎌倉の和カフェ&甘味処10選|日本茶を味わいながら、本格和菓子や抹茶パフェはいかが?(配信日:2022.05.31)
Shop.10
【小町通り】旬のパフェと、こだわり日本茶のマリアージュ/鎌倉倶楽部 茶寮 小町
小町店限定で、季節ごとに替わるお茶とスイーツのペアリングメニューが味わえます。取材時に提供されていた「栗パフェと佐久間煎茶セット」は、渋皮煮やアイス、ソルベ、ケーキなど茨城県産の栗尽くしのパフェに、遠州産の手摘み茶を合わせたもの。全国からセレクトした茶葉の販売もあります。
■参考記事:【最新】鎌倉の和カフェ&甘味処10選|日本茶を味わいながら、本格和菓子や抹茶パフェはいかが?(配信日:2022.05.31)