【大阪】雨の日でも楽しめるおでかけスポット27選

【大阪】雨の日でも楽しめるおでかけスポット27選

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雨の日でも大阪観光を楽しみたい! 今回は、『るるぶ&more.』でご紹介したなかから、雨の日でも満喫できる大阪のおでかけスポットをご紹介します。「通天閣」や「あべのハルカス」といった大阪観光にはずせない有名スポットや名物劇場から、デートで行きたい体験型ミュージアムや水族館、温泉、ブックカフェなどの癒やしスポット、じっくり鑑賞したい美術館や博物館まで、雨の日でも楽しめるおすすめスポットが満載です!

Summary

雨の日だからこそゆっくり、じっくり。
おすすめ美術館&博物館

Spot.1
【渡辺橋】必訪!大阪の新定番アートスポット/大阪中之島美術館

ヤノベケンジ《SHIP'S CAT (Muse)》2021年
ヤノベケンジ《SHIP'S CAT (Muse)》2021年

水都・大阪の芸術文化ゾーン・中之島に、2022年2月に開館した「大阪中之島美術館(おおさかなかのしまびじゅつかん)」。洋画家・佐伯祐三氏など大阪ゆかりの作家の絵画をはじめ、国内外の作品6000点以上を所蔵する美術館です。

まず目を引くのは、大きな黒い箱のような外観。そして、存在感抜群のネコの像は、大航海時代にネズミなどの害獣から船を守り、船員たちを癒やした“船乗りネコ”をモチーフにした、大阪生まれの現代美術家・ヤノベケンジ氏の代表シリーズです。

ヤノベケンジ《ジャイアント・トらやん》2005年
ヤノベケンジ《ジャイアント・トらやん》2005年

観覧券がある人のみ進める館内4階にもヤノベ氏の作品が。代表作である「トらやん」が、高さ約7mもの巨大ロボットになってそびえています。並んで撮影すれば、その大きさは圧倒的!

1階には、カフェレストラン「Musée KARATO(みゅぜ からと)」が併設されています。心斎橋のフレンチレストラン「リュミエール」のシェフ・唐渡泰氏が手掛けるこのカフェでは、野菜を中心とした彩り豊かなメニューが豊富。食事はもちろん、アフタヌーンティーセット、ワインやカクテルなどのアルコールも提供しています。

大阪からアートの魅力を世界へ発信する、大阪の新たなシンボルをぜひ訪ねてみてください。

■大阪中之島美術館(おおさかなかのしまびじゅつかん)
住所:大阪府大阪市北区中之島4-3-1
TEL:06-6479-0550(代表)
開場時間:展示室10~17時(入場は~16時30分)※ショップ・レストランは店舗により異なる
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)※展覧会により異なる

■Musée KARATO(みゅぜ からと)
TEL:06-6940-7025
営業時間:11~21時(19時30分最終入店、20時30分LO)
定休日:不定休

■参考記事:【大阪】中之島美術館のアクセス方法や展示内容、ランチスポットまで徹底ガイド!(配信日:2023.09.18)

Spot.2
【肥後橋】外観からインパクト大!完全地下型の現代美術館/国立国際美術館

提供:国立国際美術館
提供:国立国際美術館

中之島にある「国立国際美術館(こくりつこくさいびじゅつかん)」は、展示スペースのすべてが地下に設けられた珍しい構造の美術館です。地上に立つスチール製のシンボリックなゲートは、建築家シーザー・ペリ氏によるデザインで、竹の生命力と現代美術の発展・成長を表現したもの。アーティスティックな外観が、中之島の景観にひときわ映えています。

提供:国立国際美術館
提供:国立国際美術館

館内では、戦後以降の国内外の現代美術を中心に、セザンヌやピカソ、エルンストなどの巨匠の作品をはじめ、草間彌生、アンディ・ウォーホル、ルイーズ・ブルジョワといった多様なアーティストの作品を所蔵。常設展に加え、年間を通じて開催される企画展では、時代やテーマに応じた現代アートの世界にふれることができます。

■参考記事:ステキな建築&アートはどこにある?大阪・中之島アートスポット探訪(配信日:2019.12.11)

Spot.3
【淀屋橋】アートの香りただようレトロな図書館/大阪府立中之島図書館

写真提供:大阪府立中之島図書館 指定管理者 ShoPro・長谷工・TRC共同事業体
写真提供:大阪府立中之島図書館 指定管理者 ShoPro・長谷工・TRC共同事業体

中之島のシンボル的存在でもある「大阪府立中之島図書館(おおさかふりつなかのしまとしょかん)」は、明治37年(1904)に建てられた歴史ある建物。ギリシャ神殿のようなコリント式の円柱が並ぶ重厚な外観は、一目見ただけで思わず足を止めたくなるほど。館内に入ると、大きな吹き抜けのホールや美しいドーム天井、大階段など、当時の建築美を感じられる空間が広がっています。

館内には、大阪に関する資料や古典籍、ビジネス関連の書籍など専門的な資料が豊富に揃っており、知的好奇心をくすぐる場所です。静かな閲覧スペースで、落ち着いて本を読んだり、資料を調べたりすることができます。

■参考記事:ステキな建築&アートはどこにある?大阪・中之島アートスポット探訪(配信日:2019.12.11)

Spot.4
【肥後橋】星空の再現がロマンチック!/大阪市立科学館

「大阪市立科学館(おおさかしりつかがくかん)」は、宇宙とエネルギーをテーマにした科学館で、4階から地下1階までのフロアにわたってさまざまな科学分野を体験・学習できる施設です。特に3階にある「サイエンスステージ」では、毎日開催されるショーで物理や化学の実験をライブで楽しむことができ、大人から子どもまで幅広い層に人気です。

プラネタリウムは、直径約26.5mのドーム型スクリーンを備え、約9000個の星を再現することができます。最新の投影機と立体音響システムが導入されていて、リアルで臨場感あふれる星空を体験できます。また、今夜の星空を専門スタッフが生解説で紹介。ダイナミックな宇宙と降り注ぐような星空は、見ているだけで癒やされます。

■参考記事:ステキな建築&アートはどこにある?大阪・中之島アートスポット探訪(配信日:2019.12.11)

Spot.5
【大阪天満宮】貴重な天正菱大判も!貨幣の歴史を紹介/造幣博物館

桜の通り抜けで有名な造幣局は、貨幣や勲章などを製造する独立行政法人。そこに併設されているのがこの博物館です。展示は造幣局創業時の歴史的史料と、過去、日本で流通していた貨幣など。大判・小判も見られ、特に日本でも数枚しか残っていないという豊臣秀吉が作らせた天正菱大判や、造幣局でしか見られない竹流金は必見です。また千両箱や貨幣袋の重さ体験、ケースの中にある金塊・銀塊をさわれる体験コーナーもあります。

また、造幣局では工場見学も行っており、見学通路からガラス越しに貨幣の製造工程を見学することができます(工場見学は事前予約制)。詳細は造幣局公式サイトをご確認ください。

■参考記事:大阪府おすすめ博物館9選!展覧会&イベント情報ほか営業再開状況もチェックしよう(配信日:2022.01.17)

Spot.6
【谷町四丁目】「都市大阪の歩み」を学ぶ/大阪歴史博物館

「大阪歴史博物館(おおさかれきしはくぶつかん)」は、古代から現代までの大阪の歴史を体験型展示で紹介する博物館です。10階から7階までの各フロアでは、時代ごとの大阪の姿を再現し、訪れる人々にタイムトリップのような体験を提供しています。

なかでも注目は、10階にある奈良時代の宮殿「難波宮」の大極殿を実物大で復元した展示。朱塗りの柱や高い天井など、格式ある空間が細部まで再現されており、当時の天皇の儀式が行われた様子を臨場感たっぷりに感じることができます。

10階から眺める大阪城や難波宮の風景も見逃せません。歴史と景色を楽しみに、ぜひ訪れてみてください。

■参考記事:大阪府おすすめ博物館9選!展覧会&イベント情報ほか営業再開状況もチェックしよう(配信日:2022.01.17)


Spot.7
【万博記念公園】文化人類学と民族学がテーマ/国立民族学博物館

「国立民族学博物館(こくりつみんぞくがくはくぶつかん)」は、吹田市の万博記念公園内に位置する、日本唯一の文化人類学・民族学を専門とする国立博物館です。館内では、世界の多様な文化や生活様式を紹介するため、約1万2千点を常設展示しています。

本館展示場は、世界を9つに分けた地域展示と音楽、言語の通文化展示で構成されています。広い展示場を一周すれば、さながら世界旅行をしたような時間を過ごすことができます。随時開催されている特別展や企画展にも注目です。

音楽や映像などのデジタル資料も充実しているので、楽しみながら民族学を学んでみてください。

■参考記事:大阪府おすすめ博物館9選!展覧会&イベント情報ほか営業再開状況もチェックしよう(配信日:2022.01.17)

Spot.8
【なんば】外国人観光客にも大人気!/上方浮世絵館

「上方浮世絵館(かみがたうきよえかん)」は、なんばの法善寺横丁に位置する、上方浮世絵を専門に展示する美術館です。江戸時代後期から明治時代にかけて大阪や京都で制作された浮世絵を中心に、歌舞伎役者の似顔絵や当時の風俗を描いた作品など、約30点を3カ月に一度テーマを替え企画展示しています。

館内では、浮世絵の制作工程や技法について学べる展示もあり、訪れる人々が日本の伝統的な版画文化を深く理解することができます。また、浮世絵の摺り体験や、オリジナルグッズの販売もあって人気。

「上方浮世絵館」は、地下鉄御堂筋線なんば駅から徒歩約5分とアクセスも良好です。大阪の歴史と文化にふれるひとときを、ぜひ体験してみてください。

■参考記事:大阪府おすすめ美術館13選!展覧会&イベントスケジュールほか営業再開状況など最新情報をチェック!(配信日:2022.01.17)

Spot.9
【鶴見緑地】世界の植物が集まる日本最大級の温室/咲くやこの花館

「咲くやこの花館(さくやこのはなかん)」は、大阪市鶴見区の花博記念公園鶴見緑地内に位置する、日本最大級の温室を持つ植物館です。1990年に開催された「国際花と緑の博覧会」の大阪市パビリオンとして建設され、6890㎡の広さを誇る温室内で、熱帯から乾燥地帯、高山、極地圏まで、地球上のさまざまな気候帯に生育する約5500種、15000株の植物を展示しています。

館内は、熱帯雨林植物室、熱帯花木室、乾燥地植物室、高山植物室、極地植物室など、8つのゾーンに分かれており、それぞれの地域に特有の植物を観察できます。展示会や音楽会が開催されることもあり、季節ごとのイベントも楽しめます。

自然の美しさと多様性を感じることができる「咲くやこの花館」で、世界の植物たちとふれあってみてはいかがですか。

Spot.10
【天神橋筋六丁目】遊びながら学べる!大阪のまちの今と昔/大阪くらしの今昔館

「大阪くらしの今昔館(おおさかくらしのこんじゃくかん)」は、住まいとくらしをテーマにした遊べる博物館です。江戸時代のフロアは、古文書や絵図に基づいて忠実に実物大で再現された江戸時代(約200年前)の大阪のまちがあり、実際に家屋の中に入って当時の住まいやくらしを体感できます。近代のフロアでは、明治・大正・昭和の大阪のまちと住まいをジオラマ模型などで紹介。

館内には「町家衆」とよばれるボランティアスタッフがおり、展示案内や見どころを教えてくれることも。紙芝居や折り紙、連鶴などのワークショップも随時開催されており、子どもから大人まで楽しめるイベントが盛りだくさんです。

お年寄りには懐かしく、若い世代には新しい、そんな時代の大阪のまちを満喫してください。

■参考記事:大阪府おすすめ博物館9選!展覧会&イベント情報ほか営業再開状況もチェックしよう(配信日:2022.01.17)

Spot.11
【堺市】美しい色彩のアール・ヌーヴォーの世界/堺 アルフォンス・ミュシャ館

「堺 アルフォンス・ミュシャ館(さかい あるふぉんす みゅしゃかん)」は、19世紀末から20世紀初頭のアール・ヌーヴォーの時代に活躍したチェコ出身の芸術家、アルフォンス・ミュシャ作品の専門の美術館です。しなやかな曲線と豊かな色彩が特徴で、異国趣味や古代を思わせる装飾の要素も見られます。

ミュシャの初期から晩年に至るまでの作品、約500点のコレクションを所蔵。年3回、テーマを変えながら紹介しています。特に、ミュシャが描いた美しい女性像や植物をモチーフにした作品は、アール・ヌーヴォーの世界を感じさせてくれます。

アール・ヌーヴォーの美しい世界とともにミュシャの創作活動を堪能できる「堺 アルフォンス・ミュシャ館」、ぜひ訪れてみてはいかがですか。

■参考記事:大阪府おすすめ美術館13選!展覧会&イベントスケジュールほか営業再開状況など最新情報をチェック!(配信日:2022.01.17)


●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は、『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。

 

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