Keikoが教えるムーンウェルネス2024年2月の新月&満月を狙う開運おでかけスポット
月と太陽がぴったりと重なる「新月」。月と太陽が真正面から向かい合う「満月」。どちらも別格のパワーを持っている現象だということを知っていますか?新月と満月の日は、地上にスペシャルパワーが降り注ぐタイミング。本連載「Keikoが教えるムーンウェルネス」では、占星術師・Keikoが満月と新月、そして誰もが大好きな「旅」を結び付けた開運メソッドをご紹介します。
新月旅&満月旅とは?
その人が持つ“月星座”の力をより高めるための効果的なアクションが「旅」。月のリズムに合わせることで、月が持つ引力のパワーを味方につけることができます。毎月訪れる新月と満月のタイミング、その際にどの星座が滞在するかによって、旅のテーマ・行き先も変わってきます。まだ遠出がしにくいという方も、ラッキースポットに関連する記事を見て、自宅にいながら開運しましょう!
2月の満月旅(1月26日 獅子座満月)
旅に出る目的はさまざまですが、この時期は「イベント」をテーマにしてみてはいかがでしょう?というのも、1月末に起こった獅子座の満月は「お祭り」の象徴。その流れを受けて2月前半はお祭り、イベント、エキシビションといった大勢の人が集まる場所にパワーが宿るからなのです。
寒さの厳しい2月だからこそのイベントといえば、なんといっても雪まつり。「さっぽろ雪まつり」などはその代表格ですが、私が個人的に心惹かれるのは「千歳・支笏湖 氷濤まつり」。色とりどりの氷のオブジェが織り成す幻想的な世界は、写真上でも言葉を失うほどの美しさ!いつかぜひ行ってみたいと思っています。ちなみに、私の住む山形でも毎年恒例の「蔵王樹氷まつり」が開催されていて、海外からの観光客で大賑わい!真冬の夜空に咲く花火も一見の価値ありですよ。
そして、2月といえば「節分」。「鬼は~そと!福は~うち!!」の掛け声がこだまする豆まきイベントは、2月の風物詩ともいえるもの。成田山新勝寺、住吉大社などの節分祭が有名ですが、全国各地いたる所で行われるので、旅行もかねてお目当ての神社に足を運ぶのもいいでしょう。ポイントは、大きな神社を選ぶこと。地元にひっそりたたずむ神社も趣がありますが、獅子座満月のエネルギーが充満するこの時期、小ぶりな神社は不似合い。風格とスケール感を重視して行先を選びましょう。芸能人や関取が豆まきを行うような神社ならベストです。
この節分の豆まきは、冬から春の変わり目に邪気を払うという、日本特有の伝統行事とのこと。中国あたりからもたらされたかと思いきや、日本独自の風習なのですね。ちなみに、私が専門とする西洋占星術では節分にあたるものがとくに見当たらないのですが、とはいえ、今年2月3日は月が蠍座にありますから、邪気払いにはまさにピッタリ!節分ついでに神社でお祓いをしてもらうのもいいかもしれません。
「観劇」もこの時期のおすすめイベントのひとつ。ミュージカルはもちろん、オペラ、バレエといったクラシカルな芸術を堪能するのもいいし、能、狂言、歌舞伎といった日本の伝統芸能を味わうのもいいでしょう。近年なかなかお目にかかることはないものの、サーカスやマジックショーなどもこの時期にベストマッチのイベントですよ。
2月上旬、遊園地やテーマパークで丸一日過ごすのも◎。なかでもおすすめは「アニメパーク」。たとえば、淡路島にある「ニジゲンノモリ」は、自然の中でアトラクションも堪能できて一石二鳥! 最近ここに行ってきたという近所のママさんが大絶賛してらっしゃいました。子供たちはもちろん、大人でも十分楽しめるそうですよ。ジブリ美術館、石ノ森萬画館などもこの時期オススメのスポット。こういう場所に足を運ぶことは、大人にとっても魂の滋養。童心に返って魂の洗濯をしてみてはいかがでしょう。
2月の新月旅(2月10日 水瓶座新月)
1月末、天空で大きな動きがあったのをご存じでしょうか。1月21日、冥王星という星が山羊座から水瓶座へ移動したのです。この冥王星が私たちの住む社会に与える影響はきわめて大きく、と同時に、冥王星を迎えた水瓶座はこの先20年間にわたって、12星座の中でも絶大なるパワーを持つことになります。そしてこの2月、そんな破竹の勢いをもつ水瓶座で新月が起こります。旅行を計画している人にとっては、まさにベストタイミング!そうでなくても、水瓶座に縁のある土地や場所へ行くことで、新月&冥王星のパワーをたっぷり受け取ることができるでしょう。
覚えておいてほしいのは、水瓶座と「宇宙」がかなり密接な関係にあるということ。となれば、この時期おすすめの行先としてまず候補に挙がってくるのは、宇宙を身近に感じられる場所。そう聞いて思い浮かぶのはやはり「筑波宇宙センター」、「種子島宇宙センター」あたりでしょうか。「国立天文台三鷹」は、惑星や天体についてかなり詳しい解説が受けられるとあって、隠れファンの多い天文スポット。冬特有の煌めく夜空を堪能したいなら、日本最大級の大型望遠鏡を備えた「銀河の森天文台」もお勧めです。
とはいえ、「もう少しロマンチックなところに行きたい」という方もいらっしゃるでしょう。そういう方はプラネタリウムへぜひ!近年はテクノロジーの飛躍的進化にともない、プラネタリウムも驚くほどゴージャスになり、しかも多様化してきましたね。日本にはなんと約400ものプラネタリウムがあるそうですから、自分のお気に入りを見つけるのも面白いのではないでしょうか。水瓶座に入ったばかりの冥王星がどこにあるのか、プラネタリウムでぜひ確認してみてください。それをきっかけに宇宙に対する興味がわき、ひいては天文学や、その兄弟である占星学(術)にも関心をもっていただければ、私としてもうれしい限りです。
そして、水瓶座といえばズバリ、電波塔。電波塔などというとなにやら無機質に聞こえますが、わかりやすく言えば「〇〇タワー」。スカイツリー、京都タワー、五稜郭タワーなど、これまた日本各地にありますから、2月中にぜひ!なかには「東京タワーなんて小学校の課外授業以来」などという方もいらっしゃるかもしれませんが、この時期、タワー級の高所に身を置くことにはれっきとした意味があるのです。
こういう高い場所から街を俯瞰すると視界に入ってくるものが変わり、ひいては意識が変わります。凝り固まった自分の意識に刺激を与え可動域を広げるためにも、「視界の位置を変える」というのはときに必要なことなのですね。風の時代の本格的到来を告げる、冥王星の水瓶座入り。このタイミングで旅先のタワーを訪れ、「脳内プチ革命」を目論んでみるのも面白いかもしれません。
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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●掲載した情報をはじめ、“新月旅・満月旅”について詳しく知りたい方は『「足りない運」は旅でとる! Keiko的 新月旅・満月旅』(JTBパブリッシング刊)をご覧ください。