【和歌山県】おすすめ観光スポット30選|絶景スポットから、世界遺産、歴史的スポットまで

【和歌山県】おすすめ観光スポット30選|絶景スポットから、世界遺産、歴史的スポットまで

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近畿(関西)地方で最も南に位置し、温暖な気候が特徴の和歌山県は、旅行や観光におすすめのエリア。大阪から行ける日帰りスポットをはじめ、高野山や熊野古道などの世界遺産、絶景スポットやリゾート、ジャイアントパンダが人気の動物園など、訪れるべき観光スポットがいっぱいです。遊べるスポットも満載ながら、厳かでどこか神秘的な魅力も持つ和歌山県へ、ぜひ出かけてみませんか?

Summary

【熊野・那智勝浦・瀞峡・串本エリア】
観光スポット

Spot.1
【熊野エリア】熊野三山に通じる信仰の道/熊野古道(熊野参詣道)

(公社)和歌山県観光連盟
(公社)和歌山県観光連盟

熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社・那智山青岸渡寺の三社一寺の総称)に通じる信仰の道。上皇や貴族の熊野御幸から始まり、武士や庶民に至るまで多くの人々が訪れ、切れ間なく旅人の行列ができた様子から「蟻の熊野詣」ともよばれました。

ルートは、京・大阪からの紀伊路を経て、田辺から熊野本宮に至る中辺路(なかへち)をメインに、高野山からの小辺路(こへち)、田辺から海岸線沿いに新宮へ向かう大辺路(おおへち)、伊勢からの伊勢路などがあります。

昔ながらの自然や文化的景観が色濃く残るエリアで、近年は歩ける世界遺産として、国内外から多くの観光客がトレッキングに訪れる巡礼の道としても有名です。

Spot.2
【新宮駅からバス】世界遺産・熊野の中心でパワーチャージ!/熊野本宮大社

熊野三山のなかでも「熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)」はその中心といえる存在。創建は紀元前の昔。全国に約4700社ある熊野神社の総本宮で、すべての熊野古道はこの地へ繋がっています。

白砂が敷き詰められた本殿は、清浄な空気が流れます。檜皮葺きの社殿(重要文化財)が一列に並ぶ姿も壮観!ここでは、主祭神である樹木の神(家津御子大神=スサノオノミコト)を祭る第三殿から順に、5つの社を参拝するのがお決まりです。

一の鳥居をくぐり、本殿へ向かうまでには杉木立に囲まれた158の石段が。やわらかな木漏れ日も気持ちいい♪ 自然のエネルギーにあふれ、いつも清々しい空気が流れています。

■参考記事:世界遺産・熊野は“甦りの聖地”。その中心「熊野本宮大社」でパワーチャージ!(配信日:2019.04.08)

Spot.3
【紀伊勝浦駅からバス】全国約4000社余ある熊野神社の御本社/熊野那智大社

熊野那智大社提供
熊野那智大社提供

本宮、速玉とともに熊野三山の一つである「熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)」。天正9年(1581)、織田信長によって焼き討ちにあった後、豊臣秀頼が再建。熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)を主神として、飛瀧権現をも加えた13柱の神々を祭り、あらゆる願いを叶えてくれる諸願成就の御利益があるといわれています。

みやげ店が並ぶ石段を上りきると道が左右に分かれ、右は「青岸渡寺」、左に行くと「熊野那智大社」に到着します。南向きの朱塗りの拝殿の後ろに独特な熊野権現造の社殿5棟(重要文化財)と、その脇に、8神を合わせ祭る八社殿が東向きに立っています。
境内には推定樹齢850年、平重盛の手植えと伝えられる樟の巨木が大きな枝を広げています。

Spot.4
【紀伊勝浦駅からバス】日本三大名瀑の一つ/那智の滝(飛瀧神社)

那智四十八滝のなかの一の滝とも称される「那智の滝(なちのたき)」。高さ133m、幅13mもある大瀑布で、国の名勝の一つに数えられています。勝浦の海上や那智山へ向かう山道から見えることも。那智山上にある飛瀧神社の鳥居をくぐって、老杉に囲まれた石段を降りて滝壺に近づくと、やがて轟音とともに、切り立った崖から純白の布を垂らしたように落下する滝が現れます。

滝の背後には那智の原始林(天然記念物)が広がり、暖地性の植物を中心に300種に及ぶ植物の宝庫となっています。

Spot.5
【新宮】世界遺産!熊野三山の一つ/熊野速玉大社

熊野川の河口に鎮座する「熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)」。熊野速玉大神(いざなぎのみこと)と熊野夫須美大神(いざなみのみこと)を主祭神に、熊野の神々を祭っています。

境内には樹齢1000年以上のナギの木があり、熊野権現の象徴として信仰されてきました。ナギ=凪に通じることから旅の安全のご利益や、葉脈が縦のみでちぎれないことから縁結びのご利益があるといわれています。

境内には樹齢1000年以上のナギの木があり、熊野権現の象徴として信仰されてきました。ナギ=凪に通じることから旅の安全のご利益や、葉脈が縦のみでちぎれないことから縁結びのご利益があるといわれています。

時間があれば熊野曼荼羅の絵解き体験を。かつて熊野比丘尼(びくに)が全国を巡り、熊野信仰を説いて歩いたという『熊野観心十界曼荼羅』の解説を聞くことができます。歴代法王から庶民まで、熊野を訪れた理由がわかりますよ。(初穂料1000円 所要時間約30分)

■参考記事:熊野三山麓の街・新宮でパワスポ詣。山と海の古道を歩く|和歌山(配信日:2023.03.26)

Spot.6
【新宮】熊野の神々が最初に降臨した聖地/神倉神社

「神倉神社(かみくらじんじゃ)」は、崖にせり出す巨大な岩がご神体の神社。八咫烏に導かれて、熊野の神々が最初に降臨したと伝えられ、熊野速玉大社の新宮(にいみや)に対して、元宮とされています。まさに、熊野信仰の原点の地ですね。

ご神体のある山頂までは、源頼朝が寄進したといわれる石段を登ります。この石段、なんと538段! なかなか急峻な石段で、出発前に見上げると少しひるんでしまうほど。

日本最古の火祭り「お燈祭」(国指定重要無形民俗文化財)を催すことでも有名で、毎年2月6日になると、この石段を約2000人もの男性が松明を手に駆け下りる勇壮な姿を見ることができます。

途中休憩を入れながら20分ほど、息を切らして山頂に着くと、約60mもの巨石「ゴトビキ岩」が絶壁の上に祭られています。

お参りをして振り向くと、新宮の町並みと太平洋が広がっています!頑張った自分へのご褒美のような景色です。

■参考記事:熊野三山麓の街・新宮でパワスポ詣。山と海の古道を歩く|和歌山(配信日:2023.03.26)

Spot.7
【新宮駅から車】熊野古道の名勝「瀞峡」をクルーズ/瀞峡めぐり川舟クルーズ

国の特別名勝と天然記念物に指定されている「瀞峡(どろきょう)」の川舟クルーズ。熊野川の支流である北山川の、和歌山県、奈良県、三重県にまたがる大渓谷で、奥熊野のパワースポットともよばれる場所です。

その瀞峡を川舟で巡る体験ができるんです。荒々しく切り立つ断崖と巨岩、神秘的で静かな川面。大渓谷を40分ほどで巡ります。大自然が織り成す癒やしの風景を楽しんで。

■瀞峡めぐり川舟クルーズ(どろきょうめぐりかわぶねくるーず)
住所:和歌山県新宮市熊野川町玉置口8-1
営業時間:火~日曜 9~15時
定休日:月曜
料金:大人3000円(完全予約制)
予約URL:熊野川川舟センター https://kawabune.info/

■参考記事:熊野三山麓の街・新宮でパワスポ詣。山と海の古道を歩く|和歌山(配信日:2023.03.26)

Spot.8
【串本駅からバス】青い海と奇岩が作る不思議な絶景/橋杭岩

国の名勝・天然記念物にも指定されている「橋杭岩」
国の名勝・天然記念物にも指定されている「橋杭岩」

紀伊半島の先端に位置する和歌山県串本町は、本州最南端の街です。なかでもぜひ立ち寄りたい絶景が「橋杭岩(はしくいいわ)」。串本から紀伊大島に向かって、大小40余の岩柱が海上に立ち並ぶ様はまさに橋の杭のよう。実際は波の浸食で岩脈の硬い部分が残ったものなんです。潮の干満、太陽の位置により、1日のうちでもさまざまな美しさを見せてくれます。

■参考記事:【和歌山】本州最南端の地・串本で伊勢海老と絶景を堪能!(配信日:2023.03.29)

Spot.9
【串本駅からバス】ピラミッドのような巨岩がそそり立つ/海金剛

朝鮮半島の名勝 金剛山から名をとった、迫力満点の景勝地「海金剛(うみこんごう)」。大断崖に囲まれた荒波押し寄せる海に、鋭く尖ったピラミッドのような巨岩がそそり立ちます。日米修好記念館から遊歩道を3分ほど進んだ先から眺めることができます。

■参考記事:【和歌山】本州最南端の地・串本で伊勢海老と絶景を堪能!(配信日:2023.03.29)

Spot.10
【串本駅からバス】太平洋に突き出た本州最南端の地/潮岬

潮岬灯台
潮岬灯台
本州最南端の碑
本州最南端の碑

本州最南端の「地潮岬(しおのみさき)」。「望楼の芝」とよばれる約10万㎡もの芝生が広がり、その海側の先端に「本州最南端の碑」が立っています。芝の手前には「潮岬観光タワー」がそびえ、西方には「潮岬灯台」が。太平洋の絶景をバックに岬に立つ白亜の灯台は、とっても絵になる風景です。

■参考記事:【和歌山】本州最南端の地・串本で伊勢海老と絶景を堪能!(配信日:2023.03.29)


 

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